久しぶりに快晴に恵まれた8月最初の日に撮影した、天頂を通過する旬のはくちょう座 網状星雲です
7月末からの1週間ほど、毎日猛烈な暑さで北信濃も例外ではありませんが、夜はぐっと涼しく(寒く)なりこの日の深夜は17度、半袖を着ていたら風邪をひくところでした
DATA 2024/08/01 24h22m - 25h35m PROMINAR350mmF4 ASI294MC-Pro cooling -7.8deg gain 200 exp 60ec Filter L-eXtreme guide-scpoe 120mmF4 MM120 dark-flat 50pic stack / AZ-Gri
機材はいつもと変わりありませんが、今回フィルタとして L-eXtremeを使用しました。 星雲用干渉系フィルタはいずれもお安くないものが多いのですが、このフィルタも同様、散々悩んた挙句今年の春購入してそのまま保管しておいたものが、今回出番となりました。
ステライメージ9でダーク・フラット補正後、50コマをスタックする方法としていますが、このフィルタ結構よく細部を捉えていると思います。それに予想していたより露出時間は短く、発色にも癖があまりなく扱いやすい感じです。 霞のない秋晴れの日ならさらによい結果になりそうです
撮影の時の様子、気温は昼間32度くらいまで上がっても、深夜は17度、草木は白く結露して葉を丸めて眠っています
赤道儀制御は、ZWO ASIAIRですが、赤道儀のキャリブレーションを覚えてくれたようで、ガイディングの際の星選択からガイド開始までかなり短時間で進んでくれました。 あと以前発生した冷却C-MOSカメラ(295MC-pro)の内部結露は、チャンバー内温度の低下上昇とも5度ずつゆっくりと変化させるようにしてからは発生しなくなりました。 確かASIAIR制御アプリでも、同様の操作を促す表示(英語)が出ていたと記憶しています
続いて太陽です
DATA 2024/08/02 8h54m Exp auto seestar50
網状星雲の撮影が終わって、眠りについたのが午前3時半、そして目覚めたあと撮影したのが太陽です。久しぶりに太陽を見ましたが、黒点が沢山あってびっくり
5月11日、大規模な太陽風により世界中でオーロラが見られましたが、もしかしたら再来の可能性ありでしょうか (磁気嵐による通信・電力インフラへのダメージは×)