大晦日の夜、庭で撮影したオリオン座です。 透明度は今一つでしたが、微光星までよく写ってくれました。 この写真はディジタル一眼レフカメラを赤道儀に載せて恒星時追尾撮影をしています。
使った赤道儀はナノトラッカー、天文専門店でなくても入手できる小型軽量のもので、旅行の際に鞄に入れておくお手軽星空撮影用にかなり前に購入してあったのですがその機会が訪れず、今回事実上の初めての
使用となりました。実はその小さな筐体故、追尾精度はあまり期待していなかったのですが、私の所有している個体に関して言うと、焦点距離50mm(フルサイズ換算)で2分間露出でもガイドエラーが全く識別でき
ない程の正確な追尾が可能であることが判りました。標準から広角での星空や星景撮影には十分だと思います。 中には200mmクラスのレンズでの撮影に使用されている方もいるようです。
北信濃の真冬は寒いです。 加えていわゆる日本海寄りの気候のため雪が降る日も多く、星空を観ることが出来る日は限られてしまいますが、だからこそ晴れた日に見える冬の星座たちは格別です。
撮影データ/ 2013/12/31 22h50m EF24-70mmF4L(30mmF4) 120sec EOSkissX4(フィルタ改造) ナノトラッカー追尾
そうなんです。ナノトラッカー、手軽な星空撮影には十分な能力を備えていると思います。 北極星をナノの導入孔に入れるのは結構大変ですね。 私の場合、ナノを覆って外光を適度に遮ったり、あるいは自分で見やすい位置(ナノからの距離)などを探りながら使っています。
私もかつて新潟におりましたので、真冬の新潟の天候はよくわかります。ほんと晴れる日が少ないですね。。。でも機会が来たら是非ナノで星空の撮影をなさってみてください。
ナノトラッカーでここまで撮れるとは知りませんでした。
自分もナノを所有していますので機会があったら試したいと思いますが、星撮りはまだまだ未熟な初心者ですので北極星の導入から困難ですし、新潟の冬は天候的に撮影できる日が非常に少なく毎日星関連のブログを飛び回っています。とても勉強になりました。ありがとうございました。