ノー天気で行こう

天竜川でのフライフィッシング

2010年12月5日 放流魚をなめたらいかんぜよ!!

2010-12-05 23:26:13 | Weblog
 船明ダムの放水と第二発電所の放水によって、私たちにとっては中島しか釣り場がなくなってしまった。釣り人が中島に集中する。ますます、鱒はすれる。
 それでも、少しは放流の効果が残っているかなと二日連続で天竜入りです。

 よく見れば昨日いた人たちが結構いたりする。たいていの人は昨日と同じ姿だが、中にはまるでいでたちが変わった人もいて多少後ろめたい気持ちがあるのかなと思ってしまう。特にルースニングの人にとっては、鮎釣もだめ、雲名もだめなので、とうぶんのあいだ中島に全員集合なのです。

 入って30分もしないうちに20センチのちび鱒を釣る。ボウズは逃れたが、幸先がいいときは後が続かないことが多い。やはり、その後大苦戦だった。昨日、半日で放流された鱒はすれた。
 11時で帰った人が大正解だったのだ。魚のたまりにいる人は相変わらずよい。右岸最上流の1・2・3番目の釣座にいる人たちと第二プール右岸お立ち台の人だけがコンスタントに魚を掛けていた。
 その他の場所は一日に一度来るか来ないかのあたりをひたすら待ち続ける厳しい釣になった。ルアーの人たちは見切りが早い。釣れなければすぐに帰ってしまう。上記の魚のたまりをめがけて左岸からルアーで釣れる人だけが一日天竜を遊べるのだ。

 私は場所を転々と移動する。そして、だんだん当たりのないまま時間が過ぎていくのに慣れてしまった。私のフロスファーのフライはとっくに見切られている。初めての場所でも見切られているので昨日フライマンによほどいじめられたのであろう。

 昼食後、右岸最上流の4番目の釣座に入った。ポイントは私のキャストでぎりぎり届くかどうかの岩の頭である。手前はほとんど流れが無いので私にはむずかしい。沖を目掛けてひたすらキャストの練習だ。一時間ほどして、マーカーがスウーッと沈んだ。合わせたが、一瞬であわせ切れしてしまった。水面を割って鮮やかなレッドバンドが宙を舞った。隣のフライマンに「大きかったのにー、なんだよー。」と怒られてしまった。この前イシグロで買ったフロロカーボンの0.8号。330円と安かったので、つい買ってしまったが、昨日も50台を一発合わせ切れしている。なんだよー。どういうこと?もうこいつは使わない。でかいのを掛けているのに取り込めない症候群が今年も続いている。

 岡さんが隣に来て、下流の大岩に入った。やはり苦戦しているようだ。「こいつはうんと重りを軽くして漂わすようにしないと釣れないよ。」といっていた。しばらくして、上流に移動していった。

 その後、下流に入った人にはたまげた。フロータントをたっぷりつけてあるのだろうヤーンの目印である。重りは付けていないかも知れない。それこそ漂わす釣だ。微妙な当たりにはどんどん合わせを入れていく。ダブルハンドでキャストは風きり音がうるさいが、釣るねー。一時間しないうちに最初から60クラスだ。取り込みも慎重すぎるくらいに感じた。よほどティペットが細いのだろう。もう一尾40台を追加して、さっさと帰っていった。これは名人芸だ。

 私は暗くなるまでキャストの修行をして帰りました。帰りに掛川のイシグロに寄って、グランドマックスFXの1号を買いました。

 


 

 

 
コメント (4)
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