ノー天気で行こう

天竜川でのフライフィッシング

2010年12月26日 Oh,my God!! 天竜に響け

2010-12-26 21:32:24 | Weblog
例によって、師匠、新弟子、私の3人で天竜入り。左岸駐車場に一番乗り。

右岸を見れば、いちさん、サミーさんの姿が見えます。まったく、お○○さんたちにはかないません。私も、いちさんの隣で釣り始めます。昨日の続きではなかなか厳しいはず。

サミーさんが隣に来て、釣り始めたところようやく当たりがでました。でもすぐにばらしてしまいました。近場は攻められすぎていると思い、遠くの沖のほうがとても魅力的に見えたので、ダブルハンドに変えることにしてその場を離れました。

ダブルハンドで沖の中央を狙いますが、上手く流せません。あきらめて上流の瀬を流すと一尾釣れてくれました。20センチ台。そのまま、封印していたはずの瀬の釣りを始めましたが、ぜんぜん釣れません。その後、あちこちと転戦しますがあたりは出ません。

三人で昼食をとり、午後からは左岸を釣ります。やはり天竜ではあちこちと移動して釣るより、一箇所に腰を据えて釣るほうが結果が出ます。石の上にも三年と言うように、同じところで粘ったほうがよいのです。

マーカーがふっと沈みました。合わせると今までに経験したことの無い重量感です。私は65までは釣ったことがあります。こんなに首振りのストロークの長い魚は初めてです。そして、首振りと同時に水面をたたくドッバーンという大きな音。そのとき見えた大人の太ももよりも太い虹色の体側、こっちはダブルハンドでティペットは新品。取れる、と思いラインを手繰ろうと手を離した瞬間、ラインがはじけ飛んで、かえってきました。もちろん、頭は真っ白です。

Oh,my God!!天竜じゅうに響けとばかりに叫んでしまいました。とてつもないやつをばらしてしまいました。ひょっとしたら、夢のナナマル。今日は終わってしまいました。

しつこく、同じところを流しますが、二度とあたりが出ることはありませんでした。あんなに浅いところにいるなんて・・・。浅瀬であばれさせるのがばらしの大きな原因のひとつですが、合わせはすばやく思いっきりが身上ですので、仕方ありません。フライを確認すると、自己流のLTMのフックポイントが少し丸くなっていました。掛かりが浅かったのです。また、ラインを手繰るときに慌ててもたついたことも確かです。

「ドキン!!」としてしまいました。胸が高鳴りました。人生が一瞬に凝縮するそんなひとときが持てたことを喜びとします。





 









コメント (4)
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