
尾瀬の花も残り少なくなっている。名前の判らない花が残ってしまい、調べるのに苦労する。最後まで特定できないものもできてしまう。残念だが、判らないものは“来年にとっておく”か“そのままメディアの中にデータとして残すか”・・・・だ。ブログに載せて教えてもらうと言う方法もあるのかもしれない。今日のオオバノトンボソウも調べるのに苦労した・・・最初はホソバノトンボソウとネット上で見つけ確信していたが、調べるにつれてなんだか違う・・・!!再調査でこの名に決めた。信頼度は80%。異義ありの方・・・・お教え下さい。
「オオバノトンボソウ」はラン科ツレサギソウ属の多年草。写真を撮った場所が定やかでないが、笠ヶ岳に向かう登山道脇の草原のような気がする。ミズチドリやハクサンチドリの花びらが散った直後の姿??などと思ったが、変わった形をしていたのでカメラに収めた。
草丈は30-60センチ。葉はラン科らしい笹葉状で、下の2,3枚が広くなり、上に行くほど細い。花期は6-7月だという。角張った茎の先のほうに薄い黄緑色のラン科らしい花を10-30個ほどつける。距(花の基部が後ろに膨らんだ部分で、蜜などが溜まっている)が細く長く、後ろに伸びている。菜なの姿をトンボに見立て、下部の葉が大きく広いことから名が付いているようだ。
「マルバダケブキ」はキク科メタカラコウ属の多年草。草丈は40-100センチほどの大型。根出葉は長い葉柄があり、フキとにている。伸ばした茎の先のほうに鮮やかな黄色尾花を5-6個つける。深い林の中のやや湿った場所でよく見かける。
