2021年8月のロトルア2日目
初めて訪れたワイマングにあ
るフライパン湖は世界最大の
温泉湖だそうで、遠目でも
谷間でモクモクやってます
この写真はタラウェラ山の噴
火から5ヵ月後の1886年11月
のもの。植物の姿はまったく
なく、クレーターには雨水が
溜まって湖になっています。
1900~04年にかけて今度は
ワイマング火山渓谷で間欠泉
が噴き上げ、地熱活動が継続
1910年頃には間欠泉を見に
行く観光客はフライパン平原
を歩いて観光していましたが
1917年にはフライパン平原
が噴火し、2週間で世界最大
の温泉湖フライパン湖出現
周辺の山々からも湯気が立ち
初めて目にする幻想的な光景
光、風、水深、地形、遠近な
どで、綿毛のような湯気はさ
まざまな表情を見せてくれ、
同じ湖とは思えないほどです。
湖底が見えたかと思えば
すぐにかき消されてしまい、
湖面の色もみるみる変わり
見飽きることのない不思議な
ショーが無音で繰り広げられ
そのすべてが柔らかく温かい
フライパン🍳の名前の由来が
かろうじて実感できた場所。
かつての間欠泉の辺りです。
それでもファンテールがいて
水温の高さに藻も繁殖する
自然の適応力の強さに感心。
インフェルノ・クレーター湖
38日周期で水が溜まったり引
いたりする間欠泉のような湖
満水になるとあそこまで水位
が上がるらしく、シリカが白
壁のように固まっています。
水位が低いときは水温35度、
高くなると75度になるそう。
シリカテラス
藻と相まってアートのよう。
水路の先には
タラウェラ湖
ボートツアーもありました。
噴火から30年以上も続いた地
熱活動は過去となり、今は青
く静かな豊かで穏やかな場所
園内はバスが運行しているの
で、帰りはドライバーと四方
山話をしながら戻りました。
次回はぜひボートに乗ろう