ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

トンガリロ・ラグラン行:6回目で初登頂

2017年05月22日 | 北島:トンガリロ

トンガリロ・クロッシング最高地点のレッドクレーター着

ここまで来れば終わったも同然
後は基本下るだけ


と達成感でホッとしていたら、
「時間もあるし、このままトンガリロ山頂まで行ってみないか?」
という、夫からのまさかの提案


トンガリロ・クロッシングと言いながら、山頂はコースに入っておらず
過去5回もクロッシングをしていながら、登頂したことはありません。


毎年ホテルから登山口への送迎は大型バス1台なのですが
今年はマイクロバス3台に分乗し、迎えの時間が30分ずつずれ
いつもより1時間遅くてもかまいません


写真さえほどほどにサクサク歩けば6時間半で歩けるので
往復3キロ、1時間半を追加して山頂まで行ける 
8時間あればOKのはず
(※迎えの時間はいつも7~7時間半)

「じゃ、行っちゃう
(※山頂に向かう人々)


歩き始めるとブルー湖が見慣れない方角に

歩いたことがないコースなので当然ですが。


「そっか、ここだったのか

エメラルド湖とブルー湖の両方が見られる位置
写真では見たことがありますが、ここからの眺めだったんですね。


こんな角度のナウルホエも新鮮



クロッシングから外れると、トラックは特には整備されておらず

まるで獣道(笑)
最近雨が降ったのか、やや湿り気があったのは助かりました。


2年前にも一度山頂に行こうとし、あまりにも足場が悪く断念

(※まぁ時間もびみょ~だったんですが)


クロッシングの整備されたトラックとは全然違います



でも、みんなに付いて行けばなんとかなります(素)



人が少ないだけでなく、

なんとなく荒涼とした


自然のままの光景

天気はいいですが、気温が低めで助かりました。
この直射日光ですから暑いと疲労度がグンと増します。


地表に雲の影



そろそろ頂上

これ以上高い所がなさそう。


遠近の関係とはいえ、奥のルアペフより

手前のナウルホエの方が断然高く見えます
(※さすがに雪はないですが)


頂上到着
 
岩がゴロゴロしているばかり。


三峰の雄姿



岩がゴロゴロしているので、どこが
ザ・山頂なのかはわかりませんが(笑)

多くの人がそうしていたように、その辺に座ってランチ


食後はクロッシングのトラックに戻りました。

往復1時間半がランチ込みで2時間近く。遅れちゃったかな?


名前そのものの光景が広がる、レッドクレーターに引き返し



「地球の内臓」と勝手に呼んでいる光景をしかと見届け



ここからは転がり落ちるような高低差を一気に下ります。

最も楽しく、空しい場所(笑)
(※せっかく登った分のかなりがここでチャラ


でもその下には登った者だけが目にできるご褒美のような光景

エメラルド湖


無彩色の山中に忽然と顕われる着色されたような湖

何度見ても奇蹟のような美しさ


セントラル・クレーターからの三峰

絶景ポイントのひとつ


そしてブルー湖

引き込まれるような紺碧


あとはもうひたすら下りです

遠くに見えるタウポ湖


2012年の噴火地点も水蒸気が小さくなっていて

収束に向かっているようで、噴火の警告も撤去されていました。


やっぱり今年は暖かかったのかマウンテンデージーが多かった。

けっきょく往復約1時間半のルートを追加して計8時間10分


宿に戻ったら雨が降り始めました。

6回目も無事終了


夜は新メニューのツイスター

写真まで回転しちゃう


温かいスープと



ピザでお祝い



思いがけなくトンガリロ初登頂ができた2017年

また来年


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