コロナのロックダウン明け、
2020年9月のロトルア2泊3日
宿泊したホテルの名前の由来
となったプリンスズゲート・
アーチをくぐると、そこには
壮麗なお城のような建物が。
チューダーエリザベス朝建築
でNZを代表する建物のひとつ
通称バスハウスと呼ばれ、19
08に湯治場として建設され、
1969年以降ロトルア博物館に
2006~2011年にかけての3段
階の増改築を経て現在の姿に
しかし、2016年の南島カイ
コウラ地震で、こんなに離れ
た場所(直線距離で約500km)
でも被害を受け、以来フェン
スに囲まれた状態で閉館中。
建物全体では現在の耐震基準
の19%しか満たしておらず、
2016~2022年にかけ5,510万
ドル(現在の為替で47億円)を
投じて耐震化を進めるはずが
コロナとその後の建設資材の
高騰で当初の予算も工期も想
定外の額と長さになりそう💦
周囲はガバメントガーデンズ
と呼ばれ、広大な花壇やバラ
園、ローンボウルズ、パブリ
ックアートなどさまざまなも
のが楽しめる市民の憩いの場
アートはマオリ系が多くあり
波模様🌊もマオリモチーフ
ブルーバス。1933年に完成し
た温水(温泉ではなく)プール
ここも耐震化で現在休業中
ひと際硫黄のにおいがきつい
ここはオルアファタの跡地。
かつては熱湯と有毒ガスが立
ち込める場所で、戦いに敗れ
たマオリ戦士の遺体を投じ、
敵に奪われないようにするた
めの場所だったそう。むかし
は南太平洋全域にカニバリズ
ムの習慣がありマオリも例外
ではなかったからなのかも
(※白い像が死者を表すそう)
墓地に相当する場所はすでに
埋め立てられたものの 今も重
要な場所と目されています。
(※マオリ像はいつも赤いので
白は目立ち、目を引きます)
いまだに大変な硫黄のにおい
で長く立ち止まれないほど💦
でもツグミは慣れているのか
その辺をチョンチョンチョン
次にバスハウスに入れるのは
いつになることでしょう
アーチを守るマオリ像が洋風
な帽子を被っているのは王子
への礼儀だったのか?ここ以
外で見た記憶がありません。
前後で別人なのも珍しい
頭をずらして別人を表現
みんなボーラーハット風です。
洋マオリ折衷がロトルアらしい
ホテルで軽く1杯やった後は
前回知った中華の年味水餃へ
まずは水餃子🥟
再び白身魚と漬物の麺
エビチリ🦐という
華洋折衷ぶりなのでした