移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ
先日、コロナ禍以降では初め
てオーストラリアはヌーサに
行ってきました。2年半ぶり
の海外旅行🛫で、久々に手に
したパスポートが懐かしい
(※ヌーサ。旅行記は1年後?)
ごくごく短い記憶に残った夢
=============
旅行から帰った「私」はパス
ポートを取り出し、いつもの
ように夫に手渡し、保管して
おくように頼みます。夫もい
ったんは受け取りましたが、
「大事なものだから、自分で
保管しておいた方がいいよ」
と言って、返してきました。
そんなことはこれまで一度も
なかったので「私」は当惑し
「私には鍵のかかる引き出し
がないのに、どうしよう💦」
と焦るところで終わります。
=============
夢を見たまさにその日、書類
などをしまってある収納部屋
に入ると、スーツケースの上
に私のパスポートだけがポン
と無造作に置かれています。
「自分で保管するように」と
言われたのが、夢なのか現実
なのか自信がなくなります。
「あれは夢ではなかった」
「私のパスポートだけが出
しっ放しなんだけど~💦」
と、夫に確認してみると、
「鍵のかかるキャビネの前に
物があって今は引き出しが引
けないから、あとでやるよ」
と答え夢はやはり夢でした。
=============
たわいもない夢ですが、パス
ポートのような大事な物の受
け取りを拒否されることに驚
いて、覚えていたようです。
目が覚めて夢の続きのような
シーンにドキッとしますが、
なんでもなかったというオチ
パスポートを介して、夫との
信頼関係を再確認したような
夢とその後の展開でした(笑)
2020年が終わりました(笑)
誰にとっても特別だった、世
界中がコロナに翻弄された年
旅行から2020年を振り返ると
海外旅行1回
国内旅行7回
という私たちにとっては例年
と大きく異なる結果でした。
返す返すも1~2月にかけての
日本への里帰りの最中に実家
がある横浜で、クルーズ船ダ
イヤモンドプリンセス号のコ
ロナ集団感染が起きたことは
私たち夫婦への警鐘でした。
私たちは2003年の香港で謎の
肺炎と呼ばれたSARSを経験
しており「SARS以上になる」
という予感は個人的警戒レベ
ルをグっと引き上げました。
3月からの世界的な厳戒態勢
の中、NZも世界屈指の厳し
いロックダウンを実施、その
後何度も繰り返される中、オ
ークランドの豊かな裏庭であ
るコロマンデルやタウポに、
ゲリラ的に繰り出しては帰る
ことを繰り返した年でした。
(※8年ぶりだった
シャトー泊)
コロナの非常事態がなければ
こんなに国内、しかもクルマ
で行ける北島内だけを回ると
いうことはなかったはずで、
当時ですら貴重な機会を得て
いるのだと感じていました。
さんざん国内外を旅してきた
周囲のNZ人の年寄りたちが
「国内を周りなさい。こんな
に美しい国はそうそうない」
と口を揃えていう意味が少し
理解でき、海外旅行を諦める
歳になっても、彼らのように
ずっと国内を愉しめるのかと
思うとそれもまたよしです。
ブルースプリングの美しさは
まさにその典型のようです。
2020年末現在の備忘録
は
北島(25本)
南島(4本)
南島は
オーストラリア(14本)
ハワイ(5本)
よりも少ないですが、2021
年は南島進出が始まります。
1年8ヵ月遅れで2020年の旅
行記が終わります。まだまだ
コロナ禍で近場を単純往復す
るのが精一杯だった頃です。
家のリノベーション
を終え
外の空気を吸い、広大な緑、
豊かな水、果てしない空を目
にすることは安らぎでした。
このブログでは宿泊した旅行
を記録しているので長いタイ
トルになりましたが、2ヵ所
泊もなかなかよかったです。
では旅行記6本の備忘録です。
2020年最後の国内旅行
改装工事を終えトンガリロへ
ステーションカフェ再訪
サンデーローストはなくても
冬の山の雨
まさかの部屋で仕事+折り紙
ガラスの園
色と緑の印象深い美しい園
1泊だけでも
タウポに泊ってフカ滝
秘境ブルースプリング
いつまでも変わらずに🙏
2020年12月の年内最後の旅
4日目は、ホテルをチェック
アウトした後、前回知ったタ
ウポ湖北端の
キンロックへ。
クリスマス以降
の賑わいを
前に、誰もいない静かな浜辺
湖畔にある唯一のカフェ
ティプシートラウト・カフェ
&レストランで、軽く朝食
数席しかないのにこの番号
自分の誕生日(2月7日)で朝
から小さくアガりました(笑)
ホテルはまだ朝食ビュッフェ
を再開しておらず、袋入りの
朝食セットを配っていた頃。
ゴミが大量に出るのは心が折
れるし、コーヒーはカップで
飲みたく、ココに来ました。
2人ともクロワッサンサンド
タウポを出た帰り道、ワイカ
トはプタルル近くのブルース
プリングにやって来ました。
前々から来てみたかった場所
名前のとおり碧い泉だそうで
NZの観光案内でときどき目に
する写真が、ここのことだと
知ったのは割と最近でした。
クルマを停め歩き始めると、
確かにほんのり水が碧いかも
まるで水中のブッシュのよう
な水草だったり藻だったり。
あまりの透明度に水中と水上
の区別が曖昧になっている
緑の岸のような
島のような水草
その下に土地があるかないか
は最早問われないほどの緑地
どことも比べられない光景
そこにひょっこり現れた人
どう見ても人にしか見えない
シダの木。案山子ですらこの
リアルさはないのではないか
と思われる、自然な立ち姿。
水草の間を泳ぐ、カモのヒナ
天敵もいなくて安全そうだね
見晴台がある泉の中央部分へ
奥の一段と碧い部分が源泉か
本当に驚くべき碧さです
ママク台地にしみこんだ水は
50~100年をかけてここに湧
き出るそうで、自分が生まれ
た頃に降った雨
の長い旅路
の果てを見ているのかと思う
と、感動もひとしおでした。
天然水というものは自然に碧
っぽく見え、これは長い年月
をかけて地下を通過するうち
に光を吸収する粒子が取り除
かれるからだそうです。この
水は1年中、11度なんだとか
マオリが神聖視する秘境であ
ることは誰の目にも明らか。
もちろん遊泳禁止ですがキミ
たちは自由に泳げていいね
ちゃんと見張りもいるし、こ
の清らかさと美しさが次世代
へと受け継がれますように
さらに北上してティラウ到着
何度か来ている
アリーキャッ
ツカフェ 路地猫カフェと
いう名前でも猫はいません。
この猫がトレードマーク
路地の奥で寛げる店です。
軽く腹ごしらえをして
オークランドまで一気に北上
間延びしましたがお付き合い
ありがとうございました
2020年の旅行がすべて終了
2020年12月の年内最後の旅
行3日目は、トンガリロを出
てタウポへ。
ラバガラスを出
た後は目と鼻の先のホテルへ
(※ガラスの園ラバガラス)
「次回はタウポにも泊まろう」
と、
前回2人で心に決めたと
おり、1泊のみですが宿泊🏩
定宿と言える
ワイラケイリゾ
ート・タウポにチェックイン
過去3回全部ここでの宿泊。
タウポは住宅開発が急激に進
んでいて、地元民の需要に加
えて、別荘や高齢者のリタイ
ア需要もあり、新築の家や建
設現場が目立ちます。コロナ
で遅れた分工事も急ピッチ
やって来たのは有名なフカ滝
辺りに轟く轟音。地響きがす
るかのような音と迫りくる水
髪を振り乱し荒れ狂う白雪姫
アイスブルースノーホワイト
と形容される独特の色と白波
スノーホワイトとは、雪のよ
うな白さと白雪姫の意味あり
橋の上に立つと一層リアルな
身もだえして焚けり狂う流れ
国内最大の湖タウポ湖は、ト
ンガリロ一帯の山々から流れ
込む豊富な水資源で琵琶湖並
みの大きさを誇り、そこを水
源とするワイカト川はオーク
ランドまで延々と続く、全長
425kmの国内最長の川です。
その長い長い旅の最初の関門
に当たるのがフカ滝。狭く勾
配のある場所に大量の水が注
ぐため、渦巻く流れが生まれ
滝の高低差はわずか11mなが
ら、毎分オリンピックプール
5つをいっぱいにできるほど
の底知れぬ水量は圧巻です。
他では見られないアイスブル
ースノーホワイトの独特の色
は滝を流れ落ちる過程で空気
を取り込み、それが特別な色
と泡のような形状を生むとか
フカはマオリ語で泡だそう。
初めて見たときはサイダーの
ようだと思いました。何もの
をも寄せ付けない圧倒的な水
そして一面が真っ白になり、
突然紺碧に色を変えて静かに
北へと流れ去っていきます。
岩の間を流れるので濁流には
ならず、その水量と水圧は遡
上するすべての生き物を拒む
ため、タウポ湖にはウナギが
生息しないんだそうです
周辺には遊歩道があり、ウォ
ーキングコースもいくつか。
「歩こう、歩こう」
と言いつついまだに実現して
いないのはナゼなんだろう
その後クルマで湖畔のミレニ
アム系ホテル、マニュエルズ
湖畔のホテルを見たかったの
でチラっと見学も兼ねて訪問
確かに水が近い、近い(笑)
ハッピーアワーだけして退散
やっぱり遠くてもワイラケイ
と2人とも妙に納得しました。
この日はタウポのソウルフー
ドになりつつある
ビストロが
休みの日で(
ステーションカフ
ェのサンデーローストを優先
したため日程が合わず仕舞い)
老舗のインド・ネパール料理
初めての
マラバーへ
内装もエキゾチックです。
ネパールにはないはずだけど
マッスル(笑)
そしてなんとなくラッシー
ポパドム。この辺はインドと
一緒なのか客が知っているも
のに合わせるとこうなるのか
ネパールならやっぱりモモ
(👆これしか知らない)
お勧めのヒマラヤクカドカレー
ヒマラヤの家庭料理風チキン
カレーにフライドチキン添え
こんな感じになりました
全体的にマイルドテイストで
そういうものなのか、キウイ
の好みに合わせているのか?
ごちそうさまでした~
2020年12月トンガリロ3日目
前日から一転、笑っちゃうほ
ど晴天になりましたが、ホテ
ルをチェックアウトしてタウ
ポへ。途中で寄ったツランギ
クリールタックルハウス&カ
フェという釣り具屋カフェ
釣りといってもツランギは
内陸。鱒釣りで有名な場所
で木立に囲まれています。
素朴な店に似合うオブジェ
夫はパイで
私はパニーニに
2人ともいたく気に入り、こ
こを通るときは再訪決定
トンガリロからタウポまでは
1時間ちょっとなのですが、
寄り道しいしいのんびり到着
そのまま
ラバガラスへ
前回の
ラーテカフェで味をし
めアートギャラリー併設のこ
こへ。ホテルから目と鼻の先
カフェの店内も作品で溢れ、
さらに奥の赤いドアの向こう
に有料屋外展示があります。
ぜひ、行こうじゃないの
出迎えてくれたレインボー🌈
気持ちが華やぐ明るさと彩
1本1本微妙に色が違うガラス
をつなげた非常に繊細な作品
ぼかした色の連続性が絶妙
あとはもう濃い緑を背景に、
さんざめく色の祭典です。
柔らかな植物と硬質なガラス
それを取り持つような、ぬく
もりある手作りならではの色
2つとして同じものがない
マジックマッシュルーム(笑)
硬い槍型の葉を下に垂らす、
独特で不思議なランスウッド
本物とカラフルな作品と
マオリだけでなくNZ全体で
親しまれているシダの芽コル
形はシンプルでも中が凝って
いて思いの丈が詰まってる
地形を活かした見事な作品
岩の質感とガラスの透明感と
そこを流れ続ける水の清涼感
これだけで風水上がりそう
何よりこの異素材ミックスの
妙と色彩感覚に惹かれます
スノードームのような作品
ガラス工芸の工程はまったく
知りませんが、これだけのも
のを一緒に焼いて、1つにま
とめるのは相当な技術では?
ビーチボールのような楽しさ
ガラスとは思えない軽やかさ
この木も楽しい
見るたびに笑顔になりそう。
これだけの大きさを焼くって
どれだけ大変なのでしょう。
銀色の大砲のようなものは、
なんと、万華鏡
巨大なめくるめく世界です。
冬でも枯れない永遠の花畑
どれも水が溜まるようになっ
ていて鳥の水飲みや水浴にも
ジャイアントフラワーと名付
けられたこれらはNZでも最大
級の吹きガラスで内側と外側
の色の間に白を挟むことで、
双方の色が混ざらないとか。
美しいだけではない技術の粋
そして最後に現れる白い花畑
溢れるような色の洪水からの
引きに息を呑む思いでした。
なんと清らかに見えることか
死者を見送るのに一番相応し
い色だと素直に思いました。
赤い扉の向こうのガラスの園
訪ねる価値ある場所でした。
2020年12月トンガリロ2日目
前日の晴天がウソのような、
(※ルアぺフ山)
雨と濃霧。典型的な山の天気
この先がルアぺフで、いつも
目前に雪山の頂が見えるのに
お城はすっぽり雨の中です
ホテル前の元ゴルフ場らしい
芝地に揺れるピンフラッグ⛳
ブッシュウォークどころでは
なく、近所のカフェも閉店中
クルマ以外どこにも行けず、
何もできそうになかったので
またまた
ステーションカフェ
夜とはガラッと変わり充実の
スイーツ。これも中国人2人
が全部を手作りしています。
クラシックメニューで知られ
た前のオーナーのレシピを忠
実に受け継いでいるのが感じ
られ、スイーツだけ見たらア
ジア人の若い移民が焼いたと
はとても信じられないかも
どれもグランマ👵の手作り風
なかなかお目にかかれれない
昔風レモネードスコーン🍋
その名もオールドファッショ
ン・チーズケーキというチー
ズケーキとは似ても似つかぬ
スイーツなのかも不明なもの
マフィン形のタルトのよう。
NZやオーストラリアでトース
ティーと呼ばれる焼きサンド
外側にもバターを塗り、こん
がり焼くのがお約束です🥪
おみやげにもしたオールドフ
ァッション・チーズケーキの
正式名は
メイズオブオナー
(👆だそうで、調べました
)
16世紀のイングランド王ヘン
リー8世が侍女(メイズオブオ
ナー)たちが食べていたお菓子
の美味しさに名付けたとか。
油分が少ないサクサクという
よりパサパサの古風で素朴な
テクスチャーに、バターやチ
ーズでコクを出したほんのり
甘いフィリングの組み合わせ
次男のイギリス人ガールフレ
ンドも知らない食べ物で(笑)
今はタルト風にアレンジされ
たものが一般的なようです。
(※日本語レシピは
コチラでも)
窓の外はホームで車窓から外
を見ている気分になります。
コーヒーを飲みつつまったり
今日は1日ホテルに缶詰めか
予感的中で戻ってもこの濃霧
運転も危ないし何も見えない
部屋で夫は仕事に突入
10月
末で仕事から
リタイアした私
こんなこともあろうかと密に
持参していたまさかの折り紙
チャリティーショップでディ
スプレイに使ったり、お客さ
んに配ったりするためのクリ
スマスツリー作りに励むとか
ここまで何しに来たんだか(笑)
館内も一段とクリスマス仕様
夜は雨の中、再びクルマでGO
やって来た、
トンガリロクロ
ッシングをしていた時の
定宿
ザ・パーク。懐かしい入り口
ガラスドアにトンガリロ山
ここのバー&レストラン
スパイラル
(※名前の由来は
コチラで)
何も変わっておらず懐かしく
暖炉の近くの席でハッピー
(👆ここは競争率が高いので)
雨で何も起きなくても乾杯
怒涛の11月にご苦労さん
(👆ホントにドタバタでした)
お互いここでの定番メニュー
夫はもちろんコレ
です。
食事だけでも戻ってきたい宿
またいつか
2020年12月トンガリロ初日
このブログではたったの5日
前の記事ですが、あれから1
ヵ月を経て満を持しての再訪
ステーションカフェ
駅のホームとつながっていて
駅長室などと同じ建物です。
さすがに1ヵ月ぶりなので、
店の人も覚えていてくれて
談笑しつつディナー開始
「日曜日はサンデーロースト
やってるから今度おいでよ」
と、前回誘われて日曜日に行
ったものの、12月上旬の閑散
期のためローストはなくアラ
カルトメニューのみでした。
夫は好物のキノコとポテト🍟
私も大好物のサラダ
で
メインは私がマトウダイ
夫はチキンのベーコン巻き
デザートはレモンケーキ
フラットホワイト
こんな山奥の世界遺産の国立
公園内で、中国人シェフが腕
を振るう非常にキウイらしい
美味しいコースに感激です。
2人ともNZで調理師学校に行
ったNZ仕込みで、トンガリロ
で働き始めたときは何もなさ
と寒さがキツかったけれど、
じきに慣れてスキーも覚えて
今は楽しんでいるそうです。
ホテルでも食事はできますが
値段と食事の中身との落差が
甚だしく雰囲気代が大きく
たまにはいいけど毎回は遠慮
客が引けた静かな店で移民同
士でポツリポツリと語り合う
のもなかなか良かったです。
いつかはサンデーロースト🥩
ブログではたった2日前に終
わった
トンガリロ旅行記
あの旅行の後、我が家は急な
リノベーション工事に入り、
窓やドア🚪を付け替えたり、
簡易ガレージを建てたりで、
毎日のように業者が出入り。
さらにコロナ禍を逃れてイギ
リスから退避してきた次男と
ガールフレンドが8ヵ月の同
居の後に自立して引っ越し
ドタバタでてんやわんやの11
月を終え12月もトンガリロへ
1泊99ドルの激安セールも背
中を押してくれ
まさかの
2ヵ月連続旅行に
とにかくホッと一息入れたか
った2020年最後の国内旅行
まずはお馴染みハミルトンの
神カフェ、スコッツでランチ
アーリーにコーヒー。そして
スイーツで自分を甘やかし、
旅行気分にスイッチオン
このときの絵はかなりポップ
マッチョなワニが妙にリアル
その後は、野を超え山を越え
見えてきた雪山
は
ルアペフ山(標高2,797m)
これが頂上のはず。雲がほぼ
なく珍しくよく見えました。
ナウルホエ山(標高2,291m)と
トンガリロ山(標高1,978m)
1ヵ月で再訪するとは
すっかりクリスマス
の装い
クリスマスを前に日本で言え
ば年末のような時期なので、
さすがに宿泊客は少なめで、
(※ナウルホエウィンドー)
前回より静かに感じました。
だから激安のタイムセール
が出たのかもしれません。
部屋は前回と同じタイプでし
たが同じ部屋ではなく残念💦
これまた別のいい眺めです
怒涛の11月の無事終了に祝杯
「私」はNZやオーストラリア
によくある、ホテル兼アパー
トメントの鉄筋コンクリート
の高層ビルの下層にいます。
(※イメージとしてはこんな場
所。次男がこういう所に住ん
でいるので馴染みがあります)
「私」はそこに住んでおり、
近所で火事が起きたのを知り
つつも、ちょっと離れていた
ので仕事を続けていました。
ひと段落ついて外を見ると、
隣の低層の建物にまで類焼が
及んでいて、建物の角が熱を
帯びて
赤くなっています。
「これはまずい」
と慌てて貴重品をまとめ、不
在の夫の代わりに夫の引き出
しを開け印鑑2本を取ります。
ロビーに降りるとスタッフは
みな出払って誰もおらず、ソ
ファーには何人もの若い住人
が、スマホをのぞき込みなが
ら所在なげに座っています。
近くには彼らの荷物が無造作
に並んでいて、見ようによっ
てはガイドの迎えを待ってい
る観光客のように見えます。
「火が隣まで燃え移っている」
と伝えても、アジア人留学生
らしい彼らは曖昧にニヤニヤ
して、動こうとはしません。
助けが来るか、鎮火するかを
待っているだけのようです。
「私」はどこからか庭で使う
ようなホースを見つけ出し、
ロビーにあった水道につなぎ
隣に向かって水を撒き始めま
した。建物は鉄筋ではなく、
モルタルのような燃えやすい
建物でした。正面の1室はす
でに窓がなく、室内には原爆
雲のようなキノコ型のグレー
の煙が立ち込めていました。
ちょうどそこに知り合いのN
さんがやって来たので、ホー
スをつなげた水道を全開にす
るように頼み(ホースが抜ける
と困るので全開にしていませ
んでした)、キノコ雲の傘に向
けて思い切り放水しました。
その頃には消防車も隣の建物
に一斉に放水しており、火は
じきに消し止められました。
=============
私の夢に出てくるホテルは、
幽体離脱中の身の安全(身体
がないのに💦)を確保できる
夢の宇宙ステーションのはず
なのに、そこが火事の危機
必死で消火活動をしました
しかし、どこか落ち着いても
いて、仕事を終えてから避難
の準備を始めたり、夫の印鑑
が実印と三文判と知りつつ、
「もう日本国籍もないのに、
こういうものっているの
」
とリアルに考えていました。
さらにほとんどが中国人のア
ジア人留学生の受け身ぶりに
唖然としつつも、非難の気持
ちは微塵もなく、人は人、自
分は自分と消火に励みます。
独りだと思っていたところに
「何かお手伝いできますか」
と日本人のNさんに声を掛け
られたのは心強かったです。