遅く起きた今朝は、夏の家さんのパンでブランチを済ませました♪
こちらは、パリの老舗レストランPaulで帰り際にいただいた絵葉書
私たちが宿泊していた都市部から離れたチープなヨーロッパ系のホテルから、
開店時間ピッタリに予約をして、タクシーで向かいました。
代金を支払いながら「ここ?」と運転手さんに指差し聞いたら、Ouiと返ってきたので
ガイドブックの写真と違うと思いながらもドアのガラス越しにのぞきこみました!
中ではスタッフがまだ寛いでいる様子で、コチラを見ても知らんぷり!
予約の時間(夜の開店時間)には10分くらい早いけど、
ドアを開けようと何度もガチャガチャしていたら・・・こ、壊れた
何とドアノブが外れちゃったんです
渋々出て来てくれたスタッフに予約名を伝えたら、中に招き入れ案内してくれましたが…
席に座っている私たちが見えていないかのように放っておかれ、
オープンの時間まで、寛ぎ続けているのには驚きでした
開店時間になったら、
「さぁ始めよう~」みたいな掛け声で全員が配置につき、
オーダーをとりにきてくれ、さっきまでの態度とは大違いでプロのサービスが始まりました。
ガイドブックに皇太子殿下も来店とあったので、ページを指差しどこに座ったのか聞いてみたら…
なんと、私たちが座っている席だと、とびっきりの笑顔でギャルソンが!
その皇太子殿下は、今の上皇陛下のことだったと後々知りましたが、
上席とは思えない店のド真ん中の狭いテーブルに座るわけないでしょ!と、
リップサービスにもほどがあると思いつつも喜んだものでした
食事中にスタッフがガチャガチャとドアノブの修理(?)をしていましたが
もともと壊れかけていたのか、弁償はなかったので良かったです。
それからは予約の時間はきっちり守り、定刻か少しだけ遅めに到着するようにしています。
当時撮った写真は自分たちが主役で、風景は二の次、それもフィルム写真
お料理の写真もなく、ドキドキしながらだったので何を食べたのか覚えていないのが残念です。
食事を終え、入ってきた扉の反対側のドアに促されお店を後にし振り返ったら、
ガイドブックで見たポールの店構えでした
私たちがタクシーで着いた(連れて行かれた)場所は、
セーヌ川沿いのお店の裏口だったんです
HPはコチラ⇒Restaurant PAUL
Ferme le lundi ↑こちらは 月曜定休となっています。
今は日曜休みのようですが、Phone No.が同じなので間違いないようです
絵葉書は初期の建物のようで、現代的に様変わりしていますが、
20世紀初頭の建築をそのまま残しているということは、日本で言うと明治中後期頃からあったんですね!?
芸術家や知識人の集まるランデヴーが時を経てレストランになった歴史のあるお店・ポール
いつも拝見しているooawakuiさんのパリ・ポール軒でステキなお写真がご覧いただけます。
街自体が芸術のフランス、そしてパリにまた行くことがあったら・・・
マダム・ポールの歴史と伝統が受け継がれた老舗のお味を、
今度は正面扉から入って^^しっかり味わってみたいです。
この時は、ロンドンと大陸ヨーロッパを結ぶユーロスター開業の1年後くらいで、
今は使われていないウォータールー駅からベルギーのブリュッセル、
水の都ブルージュにも行き、パリ入りしました。
20数年前、独身時代を謳歌していたころの楽しかった思い出です!
外国で居住、または留学されている方々は、
異国でのロックダウンなど大変な思いをされたことと思います。
徐々に以前のような生活を取り戻されているようですが、
応援(❔)の意味を込めた失敗談でした^^