”The Name of the Rose”(“Il Nome de la Rose”)
2019年3月初放送 8エピソード
あの『薔薇の名前』がドラマ化され、10月からAXNミステリーにて日本初放送となるそうです。
『薔薇の名前』はウンベルト・エーコにより1980年に発表され、世界的なベストセラーとなった小
説です。
1986年にはショーン・コネリー主演で映画化もされています。
ショーン・コネリー好きだし、観ました。 なのですが、かなり昔の事で詳細は朧気です(もう、何
でも良く忘れる事ったら、怖ろしい位で)
原作本も読んだ記憶があるのですが、かなり昔の事とて細部はよく覚えていない点もある、という何時
ものフレーズですが、これを機会に又再読しようと思っているところ。
多くの方がご存知の事とは思いますが、概要は、
1327年 教皇ヨハネス22世時代の北イタリアのカトリック修道院を舞台に起きる怪事件の謎をフラン
シスコ会修道院バスカヴィルのウィリアムとベネディクト会の見習い修道士メルクのアドソが解き明
かしていくミステリー。
今回のドラマのキャストは、
監督 : ジャコモ・パティアート
出演:
ジョン・タトゥ―ロ : バスカヴィルのウィリアム
ルパート・エヴェレット : 異端審問官ベルナール・ギー
マイケル・エマーソン : 修道院長
ダミアン・ハーダング : アドソ
他
なかなか贅沢な配役です。
『薔薇の名前』の登場人物であるバスカヴィルのウィリアムはコナン・ドイルの正典シャーロック・
ホームズをモデルにしているのは明らかだと言われています。(ホームズのフルネーム、ウィリア
ム・シャーロック・スコット・ホームズと正典『バスカヴィル家の犬』からだと)。又、弟子の名前
もワトソンに似たアドソとしている点とか・・・・。
そして、鮮やかな推理をみせるウィリアムとその弟子アドソはホームズとワトソンであり、内容も
ホームズ的な探偵小説という形を借りながら言語や記号の解明に挑む人間の姿が鮮やかに描かれて
いきます。
壮大な歴史を組み込んだパスティーシュだとも言われています。
今回ドラマ版は8エピソードありますので、映画版より丁寧に描かれているのではないかと期待して
いる所です。
10月放送という事でまだ少し先の事ですので放送日などの詳細は出ていません。
↓ 短いですが trailerはこちらから
https://youtu.be/nIqwKQRTBmA
ところで、少し話が逸れますが
ルパート・エヴェレット、シャーロック・ホームズ等と書いていたら突然思い出しました。
もう5,6年以上前になるでしょうか、TVで放送されていたBBC版『シャーロック・ホームズ 淑女
殺人事件』でルパート・エヴェレットがホームズを演じていました。
2004年製作の”Sherlock Holmes : The Case of the Silk Stocking”
ルパート・エヴェレットのホームズは何となく気だるげで物憂げな、そして何故か白塗り(みたい
な)でしたが、
結構面白かったと記憶しています。
他にワトソンにはイアン・ハート、そしてマイケル・ファスペンダ―が悪役で出演していましたっけ。
放送迄大分時間がありますので、この際改めて原作を読み直します。
『薔薇の名前』上&下 ー東京創元社 (1990/2/18)
ウンベルト・エーコ(著)、河島英昭(翻訳)
2019年3月初放送 8エピソード
あの『薔薇の名前』がドラマ化され、10月からAXNミステリーにて日本初放送となるそうです。
『薔薇の名前』はウンベルト・エーコにより1980年に発表され、世界的なベストセラーとなった小
説です。
1986年にはショーン・コネリー主演で映画化もされています。
ショーン・コネリー好きだし、観ました。 なのですが、かなり昔の事で詳細は朧気です(もう、何
でも良く忘れる事ったら、怖ろしい位で)
原作本も読んだ記憶があるのですが、かなり昔の事とて細部はよく覚えていない点もある、という何時
ものフレーズですが、これを機会に又再読しようと思っているところ。
多くの方がご存知の事とは思いますが、概要は、
1327年 教皇ヨハネス22世時代の北イタリアのカトリック修道院を舞台に起きる怪事件の謎をフラン
シスコ会修道院バスカヴィルのウィリアムとベネディクト会の見習い修道士メルクのアドソが解き明
かしていくミステリー。
今回のドラマのキャストは、
監督 : ジャコモ・パティアート
出演:
ジョン・タトゥ―ロ : バスカヴィルのウィリアム
ルパート・エヴェレット : 異端審問官ベルナール・ギー
マイケル・エマーソン : 修道院長
ダミアン・ハーダング : アドソ
他
なかなか贅沢な配役です。
『薔薇の名前』の登場人物であるバスカヴィルのウィリアムはコナン・ドイルの正典シャーロック・
ホームズをモデルにしているのは明らかだと言われています。(ホームズのフルネーム、ウィリア
ム・シャーロック・スコット・ホームズと正典『バスカヴィル家の犬』からだと)。又、弟子の名前
もワトソンに似たアドソとしている点とか・・・・。
そして、鮮やかな推理をみせるウィリアムとその弟子アドソはホームズとワトソンであり、内容も
ホームズ的な探偵小説という形を借りながら言語や記号の解明に挑む人間の姿が鮮やかに描かれて
いきます。
壮大な歴史を組み込んだパスティーシュだとも言われています。
今回ドラマ版は8エピソードありますので、映画版より丁寧に描かれているのではないかと期待して
いる所です。
10月放送という事でまだ少し先の事ですので放送日などの詳細は出ていません。
↓ 短いですが trailerはこちらから
https://youtu.be/nIqwKQRTBmA
ところで、少し話が逸れますが
ルパート・エヴェレット、シャーロック・ホームズ等と書いていたら突然思い出しました。
もう5,6年以上前になるでしょうか、TVで放送されていたBBC版『シャーロック・ホームズ 淑女
殺人事件』でルパート・エヴェレットがホームズを演じていました。
2004年製作の”Sherlock Holmes : The Case of the Silk Stocking”
ルパート・エヴェレットのホームズは何となく気だるげで物憂げな、そして何故か白塗り(みたい
な)でしたが、
結構面白かったと記憶しています。
他にワトソンにはイアン・ハート、そしてマイケル・ファスペンダ―が悪役で出演していましたっけ。
放送迄大分時間がありますので、この際改めて原作を読み直します。
『薔薇の名前』上&下 ー東京創元社 (1990/2/18)
ウンベルト・エーコ(著)、河島英昭(翻訳)
>ショーン・コネリーかぶってないし・・・
ですよね(笑) ワタクシは潔く脱いだ後のショーン・コネリーの方が好きです。
シャーロック・ホームズ云々節はシャーロッキアンが指摘している節でして ウンベルト・エーコさんがその
つもりだったのかはどうなんでしょうね。 でも、確かに謎解きの部分はホームズ的ミステリ―である事は
間違いないと思いますが。
ドラマがどの様になっているのか楽しみにしているところです。
余計な話ですがアガサ・レーズンのシリーズってお読みになりました?つい最近知りまして一冊読みました。結構面白くて次も予約しました。
寒いですね。 早々と風邪ひきました。
ところで、ワタクシも観ましたよ。 丁度原作本の再読も何とか間に合ったところでした。
そうでしたか? ワタクシは前にも書きました様に映画はすっかり忘れてしまっていて(汗)新たな気持ちで
見たドラマ版でしたが、結構面白かったと思いました。
まぁ、ショーン・コネリーと比べちゃったらね~。気の毒ですが・・・。 でも、あのウィリアム結構気に入りま
したよ、ワタクシ的には。(それはそうと、あのジョン・タトゥ―ロって「モンク」のお兄さんを演じていたんで
すってね。全く気付きませんでした)。原作は宗教論争の部分が多く頭が痛くなりましたが、その辺は大分
端折ってあったし、アドソとあの女性の関係も原作とは異なりますね。そのかわり迷路の解明の部分も大
分省かれていたのでミステリ的には味が薄かった様な気もします。 8回でも随分端折って描かれていま
したね。でもセリフ等結構原作通りで、丁寧に作られていた様に感じました。
ところで、アガサ・レーズン?知りませんでしたよ。チョット調べてみたらコージーミステリでシリーズなんで
すね? お話伺って図書館さがしてみます。情報有難うございます。 又教えて下さいマセね。
でも、主人公の思考が結構つぼでした・お風邪早く治して下さいね。インフルの予防接種早く行かなくちゃ。
昨晩は失礼しました。早々PC終了していました。
何を仰るんですかぁ、ワタクシの読書傾向は偏っていますし、コージー系はあまり手を出してい居なかった
ジャンルなんです。これから手を広げてみますね。そんな訳でお互い情報を共有致しましょう。
Abiさんも風邪にご注意下さいね。