大豆(納豆小粒)の収穫が続いています 茨城県内では、4440haで大豆が作付けされています(平成22年度)
品種別では、大粒で豆腐などに使われる「タチナガハ」が51%、小粒で納豆に適した「納豆小粒」が45%となります。大豆全体では全国第11位ですが、納豆用大豆に限ると北海道に次いで全国第2位の生産量を誇ります。他県に比べて小粒大豆の生産が多いことが特徴です。
この枯れた茎の莢に、豆が入ってます収穫時、汚粒にならないよう茎や莢が乾いたタイミングで収穫します
大豆は、暗所で発芽させるとモヤシ、未熟大豆を枝ごと収穫し茹でると枝豆、さらに育てて完熟したら大豆となる。
大豆を搾ると大豆油、煎って粉にするときな粉、蒸した大豆を麹菌と耐塩性酵母で発酵させると醤油・味噌、また蒸した大豆を納豆菌で発酵させると納豆となる。
熟した大豆を加水・浸漬・破砕・加熱したものを搾ると液体は豆乳、その残りはおから、豆乳を温めてラムスデン現象によって液面に形成される膜を湯葉、にがりを入れて塩析でタンパク質を固めると豆腐、豆腐を揚げると「油揚げ」「厚揚げ」、焼くと「焼き豆腐」、茹でて「湯豆腐」、凍らせて「凍み(高野)豆腐」となる。
年内には収穫を終えることが目標で、年始は乾燥調整作業をする予定です