6次産業化について聞かれたり視察や研修を受け入れたり、アンケート調査であったり多くの問合せをいただきます。
農水省の総合化事業化計画の認定をされて、6次産業化による補助事業採択を受けて大きく背中を押して頂き、地元や多くの方々に応援頂き、大きくオープンへ進んだことを思い出します。
書類の作成も大変で、決算や営業内容のチェックを受けることも必要になります。
建築には、国定公園法や調整区域や景観法や環境法など様々な制約により設計に数年時間がかかりました想像以上の建築費にも悩みました。そして、実は父が事業の反対だったことも進めるに当たっての課題だった。
当初の事業計画を続けて行かなければ補助金は返還しなければならない。丼物や米粉麵や米粉バウムクーヘンも米を活用している観点が一致していても基本的に指導を受けて難しいことが多く感じます。
振り返ると、筑波山縁むすびがオープンして10年目となるが、コロナウイルス感染拡大による影響を受けたり社会の環境が変わる中でも、計画通りおにぎり販売を中心とした営業をしています。社会状況により影響を受け店舗売上や収支が悪くなると本業の生産まで大きな影響を受ける。
建物などの場合、減価償却を終える約20年以上を同様の事業計画のまま続けなければ、補助金の返還となります。多くの採択者は皆、続けられているのだろうか。
6次産業化の推進のためにも、前向きに取り組もうとする事業者に対して、計画認定や制度を厳しく審査することも必要かもしれないが計画の見直しや組立に多少は柔軟な幅を持たせる考えが必要と感じています。
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