東京電力福島第1原発事故に伴う福島市松川町の住宅除染で、現場から剥ぎ取った表土と草木や落ち葉を本来は分別すべきなのに、混入して保管した疑いがあることが27日、分かった。
市によると、混入の疑いがあったのは市内の建設会社2社による特定業務委託共同企業体(JV)が市から受注した除染作業。市に対し、同JVは「22日の除染作業で分別した草木を入れるビニール袋が足りず、一時的に土を保管する袋(フレコンバッグ)に草木と土を一緒に入れて保管、23日に分別した」と説明した。
市の除染計画では、剥ぎ取った表土と草木・落ち葉は分別し、草木・落ち葉は焼却処分する。市は27日、同市松川町で現場調査と、同JVなどに聞き取りしたが、「一時的な保管で、その後適正に分別されたので、現時点で除染に関して不正は確認されなかった」とした。
(2013年5月28日 福島民友ニュース)
市によると、混入の疑いがあったのは市内の建設会社2社による特定業務委託共同企業体(JV)が市から受注した除染作業。市に対し、同JVは「22日の除染作業で分別した草木を入れるビニール袋が足りず、一時的に土を保管する袋(フレコンバッグ)に草木と土を一緒に入れて保管、23日に分別した」と説明した。
市の除染計画では、剥ぎ取った表土と草木・落ち葉は分別し、草木・落ち葉は焼却処分する。市は27日、同市松川町で現場調査と、同JVなどに聞き取りしたが、「一時的な保管で、その後適正に分別されたので、現時点で除染に関して不正は確認されなかった」とした。
(2013年5月28日 福島民友ニュース)