ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

4月16日、339回目の「火曜日行動」です。

2019-04-16 21:14:10 | 火曜日
真夏のように気温がどんどん上がってきました。それぞれが上着を一枚ずつ脱ぎ捨てて「火曜日行動」のはじまりです。










今日のレポーターはハルモニ会の平田さんです。





写真撮影はいつもニコニコ、年齢不詳の松尾さんです。よろしくお願い致します。






長崎由美子さんの第一声はじまりました。

⁂長崎さん


子ども達の笑顔を奪わない、当たり前の事を言い続けて今日は339回になります。今、地方議会の議員選挙期間ですが、共に生きようと働いてくれる議員さんが当選してくれることを願っています。

昨日、通り抜けに行き桜を見てきました。桜と言えば、入学式です。子ども達は新学期を迎え新しい生活にドキドキしながら学校に行っていると思います。保護者の方達は“楽しかった、おもしろかった”そういって帰ってきてくれることを望んでいます。

朝鮮学校の保護者の方達も、笑顔で行って、笑顔で帰ってくれることを望んでいます。しかし、学校の中では守られていても、笑顔が守れない状況が7年以上続いています。無償化からの排除、府・市が長年支給してきた補助金を切って7年が過ぎました。私達がここに立っている間にも、学校に対しても、保護者に対しても大きな影響が出てきています。

建物が壊れても、古くなっても直すことが難しくなっています。日本の学校なら、トイレとか壊れたらすぐに修理してくれます。ただでさえ困難な朝鮮学校の場合は水回りの故障をすぐには修理できないという状況です。


こんな厳しい条件に置かれていても、子ども達は明るく懸命に学び励んでいます。ラグビー部は大阪代表として頑張りました。サッカーも全国大会に出場しました。学びでも多くの生徒が国公立の大学に入学しています。厳しい状況でも素晴らしい学びをしている。


自分のためだけでない、頑張ることによって周りが元気になれる、手を取り合ってやっていこう、こうして子ども達が人材として育っているということを知って欲しいです。


私が朝鮮学校に関わるようになったのは、何と言っても保育園で働いていた時代に民族教育をした経験です。生野区は1/4が在日コリアンという居住区でした。働いていた保育園の子どもの70%が朝鮮・韓国にルーツを持つ子どもでした。しかし、日本と同じような保育が行われていました。ルーツを大切にするそうした保育をすると、小さなことから始めました。あいさつ、絵本、楽器、給食に取り入れることから始めました。在日の保母さんが本名で子ども達の前に立つようになりました。まだまだ通名で通う子ども達が多かったが、「先生、“キム”というの?僕も“キム”だよ」と。


朝鮮・韓国の文化はこんなにいいもんなんだ。知ることで堂々と生きられるようになる。
多文化共生ということが言われている、相手の国の文化も素敵と、お互いに認め合う。そういう出会いをする。それは日本人の子どもにとっても、素晴らしさを与えられると改めて思いました。友達が出来る。


日本の過去と向き合う、生きる力を与えてくれると思います。

国連というとどういうイメージを持ちますか?国連というのは、2つの世界大戦を経て、守らなければならない普遍的な人権、平和を守ろうというのが本来の姿です。


この間、国連は5回の勧告を出しました。5回目は子どもの人権条約から出されたものです。先進国というなら誠実に応えないといけないのに、今回も守られませんでした。


勧告は、“過去の経過から見て在日コリアンに特別配慮する必要があるんですよ”と言っています。日本政府は言い訳にならない言い訳をしています。
どれだけ立っていても訴えても変わらない。“差別に慣れてしまうんです。”と言われました。あきらめが心に植えつけられる。あきらめが先になる。
数の力で、子どもの権利から見てどんな無法なことをしても変わらない。大阪でも高裁で覆され、全国でも。先日の福岡の裁判では、憲法・教育基本法を悪用して総連がかかわっていることを排除の理由にしています。負けるはずのない司法で、上を見る、忖度する判決が変わらない。大阪府・市、議会選挙でもそれが強くなっていると感じました。


子ども達の笑顔を守りたい、当たり前の事を当たり前に通したいから、„変わらない“に対して声をあげないといけないと思います。







火曜バンドは不滅です。









KCC会館の李さん。お久しぶりです。





斉藤さ〜ん❗️





無敵の女性陣❗️


















イケメン三銃士健在です!





伊関さん、ご夫婦でいらしてくださいましたね。














これはこれはようこそ!20日には引越しをされるのにきてくれましたね。コマッスムニダ!最強の助っ人です。
























毎回欠かさず参加している歌舞団のトンムたち。




岸本さん連続参加ですね。














若者のような斉藤さん❗️







アピールです。

⁂アボジ

南大阪朝鮮初級学校に子どもを通わせているオヤジさんです。在日です。

今年、初級と幼稚斑に1人づつ新入生と入園生がありました。学校は住之江にあり、羽曳野に住む子どもにとってこの距離は大変です。この距離を子どもが通っているのが現状です。それでも通わせたいのです。


みなさん、私たちをどう見ているんでしょうか?こう見えて昔はオタクでした。日本のマンガは素晴らしい、アニメもすごい。フト思いついたんですが、火曜行動をやっているメンバーは魚人と人間がやっていると。

「ワンピース」というマンガ、アニメ、映画になって大人気になっています。すごく楽しいです。「ワンピース」読んだり見たりしていると思います。魚人が人間に差別されているんです。人間のフリをしないと遊園地にいれてもらえない、ばれると出されたり、オークションにかけられたりする。結論はまだ出てないけど、みなさん、差別をしたらあかんよ、ということだと思います。

このシーン。私は魚人か、あんたたちは天井人ですか、差別する権利を持っているのですか?無償化から排除しておいて平和をいう。文化の部分を私達に置き換えてみてください。「ワンピース」を読んで勉強したらどうでしょうか。それを生活に生かしていかないといけないんじゃないかと思います。

長崎さん

アニメは世界で人気です。人を差別・排除するのは本来の文化とは違うんじゃないかというアボジからのアピールでした。ありがとうございました。





















これはこれはどなたかと思えば杉岡さんではありませんか。見違えてしまいました。

























大村さんもアピールします。

⁂大村さん


2012年4月17日、1回目の火曜行動でした。7年たちました。

最初、議員さんに働きかけたが、「日本の学校に行けばいいじゃないか」とかびっくりするような発言がいっぱいでした。大阪の人びとに朝鮮学校のことを伝えないと、歴史的な問題を考えてもらい、同じ府民市民として考えるべきではないかという思いで、数人から始めました。


もう少し早く解決するのではないかと思っていましたが。裁判も行いました。行政が差別する、これが本当のヘイトスピーチ、ヘイトクライムだと思うのです。

府・市の選挙は終わりましたが先週から府内の市・市議会の選挙入っています。私の住む枚方市では市議会に48人が立候補しています。その中にびっくりするような人がいました。ビラやポスターにフェイクに満ちた、在日コリアンへのヘイトスピーチを書き主張しているのです。


京都の朝鮮学校襲撃事件をおこし、徳島の教職員組合にヘイトクライムをして、裁判で敗訴した人物が立候補しているのです。国が差別する、そのことが、その人を“つけあがらせている”のではないでしょうか。


こんな社会であっても、枚方市議会選挙に関わって、少しでもまともな政治を行わないといけないと思っています。












秦さんも間に合いましたね。





平石さんお疲れ様でした。

















南からの観光客が色々話しかけてきました。丁寧に返答してくださったのは洪貞淑さん!






ジウ君もビラを配ると言いだしました。








頑張る平田さん!







演奏を続ける火曜バンド❗️






オモニ会のアピールとシュプレヒコール❗️














みんなで歌も歌います。「声よ集まれ 歌となれ」!









ジウ君も一緒に❗️

















続いて最後の歌は「勝利のその日まで」❗️













駐輪場にいつものように集まり申し送りです。















府庁内でのロビー活動の報告です。














大和高田から毎週来られている森本さんもソウルでの水曜行動に参加してきたお話をされました。火曜行動の歌「勝利のその日まで」を歌ってきたと!







火曜行動終了後、希望者で中崎町までユ、グァンスンの展示会を見に行ってきました。


















来週も頑張れそうです。


コメント
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