ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

12月12日、548回目の「火曜日行動」です。

2023-12-12 18:02:25 | 火曜日
寒くなったりあたたかくなったり不安定な天候が続いていますが、天の助けもあって雨に濡れることなく火曜日行動行うことができました。



今日のレポーターは、ハルモニ会の平田さん、写真撮影はいつものように松尾さんとニョニョです。今日も心ひとつに発信して参りますね。



今日は岐阜からまたまた安西さんが応援に駆けつけて下さいましたよ、百人力です。



長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん

こんにちわ 雨交じりの天気でしたが今は止んでくれているようです。

子ども達の夢と希望を大人が奪わない、そんな思いで今日も火曜行動を始めていきます。2012年にスタートして11年を超え、周りの風景が変わり、この間沢山の方が参加してこられました。私のプラカードの幼稚園生は今は高校生になっています。

色々の方が、なぜ朝鮮学校への差別を止めてほしいのか、自分の思いを府庁の皆さん通行中の皆さんに訴えてきました。

私はなぜ朝鮮学校を支援するようになったのか。それは、子どもにとって幼い時から自分自身がありのままで認められる、自分のルーツ自分の民族の言葉や文化そうしたものが認められる、日本社会のなかでありのままで生きていいんだ、そんな思いを幼児期から持つことが大切だと思うからです。在日の子ども達が70%という保育園で民族教育をする中で痛感したことです。


まだまだ、朝鮮というだけで偏見、いわれのない差別が溢れています。
ぜひ一度朝鮮学校の公開授業を訪れてほしい、子ども達が自分の言葉や文化を学び、どんなに生き生きしているか、こうしたことを知ってほしいと訴えています。

差別は続いていますが、それに抗してこの火曜行動に全国からいろいろの方が参加してくれて勇気づけられてきました。韓国からの同胞の支援にも勇気づけられてきました。

今日も火曜バンドの方がいつものように音楽を奏でてくれています。

日本社会の中で差別と偏見がひろがり、この差別と偏見が日本を戦争への道へと向けていかれないよう、そんな流れを止めていきたいと思っています。




火曜日バンドは不滅です❗



参加者の皆さん❗



竹内さんがマイクをもたれました。

竹内さん

この前朝鮮学校の公開授業に行ってきました。1年生のクラスに行って、国語と音楽の時間を続けて見させてもらいました。

自分も3年間ハングルを習っていますが、ちょっと読めたのが励みになりました。いっぺん行ったら変わります。府の職員の方もぜひ一度行ってみてください。



平石さんもマイクを持たれました。

平石さん

私も30年間勉強しています。5年に1回という時もあって、読めるけど意味がわからないです。でも外国の言葉を学ぶ、話をするのは楽しいものです。

この間のことですが、ロシアとウクライナの戦争。次はイスラエルのガザ侵攻のことですが、岡さんが書いていましたが、そこに人種差別があると。イスラエルの残虐性はなんですか、ガザの人々が虐げられ、ジェノサイドという状況におかれている、許されるものではありません。

軍需産業が一番悪いのではないか。アメリカの軍需産業が人を殺すための武器を売っている。アメリカがそうですよね。ずっと見ていくと、どっかの国で戦争を起こし続けている。

ロシアとウクライナも、NATOを拡大しないようにと言い続けていたロシアがやってしまったという側面もある。ガザもイスラエルを支持するアメリカがやっているという側面もあるといわれている。

ロシア、ウクライナを見ていると、アジア版、日本で特に沖縄で行われていることを思わされる。ミサイル、弾薬庫、なんですか。中国を脅迫して日本と中国の戦争にもっていきたい。

私達は平和と友好でやっていきたいと思っています。皆さん一緒に頑張りましょう。




岐阜から来られた安西さんもマイクを持たれました。

岐阜の安西さん

岐阜では今修学旅行のシーズンです。大阪に来ると、声をかけてもらったりして皆、大阪が大好きといいます。でも万博は子ども達でもどんなんだろうねと言っています。

朝鮮学校、障碍者の人達のことを思うと、こんな時にかけるお金にびっくりしています。

朝鮮学校に行かれたことはありますか?百聞は一見にしかずです。

私もなぜ日本の学校に行かないのだろうと思っていました。

ドイツに居る知人は、日本語を忘れてはいけないと配慮されていると言っていました。日本は外国の子どもに対してひどいと思います。このままでは日本の子どもにも良くないと思います。

朝鮮学校の子ども達は大事な子どもです。差別なく同じようにしてくれるようにお願いします。




間を繋がれる長崎さん!



オモニたちのシュプレヒコールとアピールです。

オモニのアピール

オモニ

私には恩師がいます。私は日本の学校に通っていました。自分を日本人だと疑わず、日本の社会に守られながら。

ある日、学校に民族講師の先生が来ました。その先生は私に、姜貴子があなたの本名ですと教えてくれました。

おばあちゃんが朝鮮半島から渡って来て、あなたのお父さん、お母さんが在日2世です。その子供なのであなたは在日3世であると教えてくれました。他にも朝鮮の言葉、踊り、楽器なども教えてくれました。私は朝鮮民族の自覚を持つことが出来ました。私にとっての恩師です。

結婚して子どもが出来て、朝鮮学校に入れると日本社会は急に守ってくれなくなりました。朝鮮学校に入れるのなら、補助金はなし、支援もしませんと。

私の何が悪かったのでしょうか。自分の本名を知った事でしょうか。親のルーツを知った事でしょうか。なまじっか自分の民族の自覚と誇りを持ったことでしょうか。

私には恩師がいます。少し高齢になったその恩師は毎週欠かさずこの火曜行動に参加し声を出しています。

私は1日でも早くこの行動を終われることをお願いします。諦めるのではなく、願いがききいれてもらえることを。それまで声を上げ続けます。




オモニたちの力強いアピールが続きます。

歌とシュプレヒコール

歌 「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

*子ども達の学ぶ権利を保障せよ!
*行政が差別するな!

*朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!
*朝鮮学校に補助金を復活せよ!

*朝鮮学校の子ども達を差別するな!
*皆の力で豊かな共生社会をつくろう!




シュプレヒコール続いています。



皆さんの姿に涙される安西さん!



大村さんのアピールです。

大村さん

こんにちわ 今日で548回目となってしまいました。

正しい要求、思いが伝わるまで決してあきらめません。

今、報道されているように、政権のていたらくは何ですか。高校無償化の時、国民の理解が得られないといいました。府は補助金を切るとき、府民の理解が得られないといいました。万博、IR、そのためにドンドンお金を出していく。あなた達は理解がえられているのですか。

子ども達の教育などにもっとお金を向けなければいけない。強調したいのは、全ての子ども達に平等に学ぶ権利を保障してもらいたいということです。



最後の歌は「勝利のその日まで」!



駐輪場での申し送りです。



意義ある場所での教え子との再会は本当に素晴らしいですね。




「差別」映画上映のご案内です。



安西さんが岐阜から持ってきてくださったお土産のニンニクです、友人の方がじかに栽培され、火曜日行動参加者の皆さんに持っていってと仰ったそうです、ありがとうございます。ニンニク食べてまた明日から頑張ります。


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最後までレポートされる平田さんご苦労さまです。

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