「0歳児ステーションおむすび」~てをむすび、こころをむすんで、いっしょに子育てしましょう!~日野市0歳児一時保育

日野の高幡不動の一時保育「0歳児ステーションおむすび」はリフレッシュしたいパパママの味方!日々の保育の様子を綴っています

赤ちゃんのポイポイブーム

2012年03月19日 | 保育のヒント

     7~8ヶ月頃になると、何でもポイポイと物を落とす

     赤ちゃんのポイポイブーム

     「もうやめて~」「だめよぉ」とつい言ってしまうと思いますが

     でも、これって、赤ちゃんの成長の上で、とても大きな役割を

     はたしているって、ご存知でしたか

 

         物を自分の方へ引き寄せ

              それをつかみ

                  それをポイッと落とす

 

      この落とすというのは、自分の体の機能を楽しみながら

     で見ると同時に、つかむことで感触(質・温度・重さ・形など)を確かめ

     落とすことで距離感や落ちた時の音、状態、様子などを観察しているのです。

                   

     その物がどんな物で、この高さから下まで落とすとどういう風になるのか

     転がっていく様子などを、興味深く観察し、わかるまで何度も何度も繰り返し

     確認して、上と下(高さの感覚)も学んでいきます。

     

     拾っても拾っても、どんどん落とす赤ちゃんに、

     ついつい、ため息や文句が出てしまうこともあるかもしれませんが

     大人は拾い役に徹し、どんどん赤ちゃんが納得いくまで

     落とさせてあげましょう

 

     わらべうた講座の永田先生も講座でおっしゃっていますが、

     これも可愛い赤ちゃんの成長に大切な行動の一つで、

     納得すれば、やらなくなります。(その日までが長いかもしれませんが)

     たっぷりやらせてあげて、優しく見守ってあげて下さい。

      

     ただし、落とされては困るものは手の届かないところによけ、

     落としても危険のないように落とすものの素材や場所等は

     十分配慮して下さいね。

 

     落とすことが赤ちゃんの学びの行為だという視点から

     赤ちゃんを観察してみてみると、面白いかもしれませんね

 

     ちなみに・・・

     1歳を過ぎると、物に対する興味ではなく、

     相手の反応を面白がってやることもあります

     子どもがママ達を遊びに誘ってくるのですね 

 

     2歳くらいになると、遊びの一つとして≪落とす⇒拾う≫ということを

     楽しむケースもあります

     また、『だめ!』と言ったことにわざと反応して落としたりすることも

     自我の芽生えの時期ですね

 

     いずれにしろ、赤ちゃんのやっている行動には、

     ちゃんと、立派な理由があったのです

     赤ちゃんは日々、成長しているのです

 

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。