離乳食の悩み その1
離乳食を進めていくと、いろいろな悩みが出てきます。
好き嫌い
離乳食期の好き嫌いのほとんどは食べにくさ(食感)で決まります。
芋類のモソモソ食感
肉類のバサバサ、ザラザラ食感
青菜の繊維が多く、薄くて食べにくい
これらの悩みを解決するには
とろみをつけたり、
マッシュポテトなどを混ぜてふんわりさせたりして
調節してみて下さい。
食べ過ぎ(食欲があり過ぎ)
基本的には赤ちゃんの食欲にまかせます。
でも、食べ過ぎで止まらないというならば
食べるのに多少努力が必要になるように
おかゆならば、水分を減らし軟飯にしてみる…など。
大人がひたすら口に入れるのではなく、
赤ちゃんが持つスプーンに おかゆなどをすくって
のせてあげて、自分で食べさせてあげる。
ただし、タンパク質は消化機能の未熟な赤ちゃんの臓器には
負担がかかるので目安量以上は与えないようにしてあげて下さいネ。
食が細い
食べる量も個人差があります。
良く動き元気で体重増加も問題なければ心配ありません。
でも、全然食べない、と悩んでいるようならば
先ずは、食べる楽しさ、意欲を高めてあげましょう!
手づかみたべの機会をつくる
メニューをちょっとアレンジしてみる
食べやすい食感のものにしてあげる
「おいしいね」「上手に食べられたね」など話しかけたり
褒めたりいながら楽しい雰囲気をつくってあげる
丸のみ
あまり噛まずに丸のみしてしまうと、
固いものをつまらせたり、口から出してしまったり
満腹感を得られなくなったりしてしまいます
食べさせ方にちょっと気をつけてあげましょう
スプーンを歯茎より奥に入れていると
丸のみの習慣がついてしまいます
下唇にスプーンをのせ、上唇がおりてくるのを
待ってあげましょう。
一度にたくさん食べさせたり、口に残っているのに、
更に次のものを与えてしまうと
モグモグする余裕がなくなってしまいます
一口の量を減らし、飲み込むのを確認してから次をあげましょう
チェックしてみよう
食べているものがやわらか過ぎではありませんか?
モグモグ、アギアギと噛む必要がなくなり丸のみになってしまいます。
食べているものがかた過ぎではありませんか?
赤ちゃんの発達に合わせたつぶせる固さのものをあげましょう。
食べたい一心でそのまま飲み込み 後でつまらせたり
噛まない癖がついてしまったりします。
離乳食はママの観察眼と細かい配慮と
地道な努力の積み重ね