横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
恩田の森Now
15 January 2011
灰色の雲が空を覆い寒い今日の恩田の森でした。この時期の花は水仙と咲き出したばかりの梅くらいのものでまったく「花の無い」恩田の森です。これはおそらく屁糞葛(へくそかずら)の実。余りにも気の毒な名前ですが、早乙女花などと云う別名もあるようです。
葉の無い時期に樹木を特定するのはなかなか難しいものですが、特徴的な樹皮からするとこれはおそらく黒文字(くろもじ)の冬芽。暖かい日が2、3日続けは芽吹きそうな程の大きさにも見えますが、実際にはふた月程先の事になりそうです。
もう7年も歩いている恩田の森ですが、今日初めて目にした小さな旗。すみよしの森南東の端の道路脇の小さな祠に立てられていました。これまでに何度か度紹介したことのある石仏です。風化しているために良く判りませんでしたが、旗に「庚申」と書かれていると云うことは「庚申塔」なのでしょうか。驚いたのはこの旗が奉納された年月です。最初は平成12年かと思ったのですが、良く見ると「昭和12年5月」と書かれています。
今日最後の一枚は、奈良川で遊ぶ小鷺(こさぎ)。奈良川でもそれほど珍しくはない小鷺ですが、3羽同時に見るのは初めての事でした(一羽はこの直前に飛び立っています)。
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