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秋本番

20 October 2012

 半袖のポロシャツの上にスエット地のパーカを羽織って出かけましたが、陽が出ると暑くて脱ぎ、日が陰ると寒くて着るを幾度も繰り返した今日の森でした。長くかった夏もさすがに過ぎ去り、短いであろう今年の秋到来を肌で感じた今日の森でした。


 すみよしの森のNさんのお宅では籾摺り作業が行われていました。田植えから始まって稲刈り、脱穀、籾摺りと全て機械化されてはいますが、手間暇かけた作業の結果の米であることに変りはありません。


 森を歩いているとあちらこちらから良い香りが漂って来ますが、この時期の香りの元はこれ、沈丁花(じんちょうげ)金木犀(きんもくせい)。秋の「香り」の一つですね。
追記:金木犀の写真に沈丁花だなんて。沈丁花は春到来を告げる花・香り。もうろくも甚だしいい(^^;。harusanさん、ご指摘感謝です。


 私が子供の頃には、秋の山で遊んだ時の自給自足のおやつとして普通の存在ですが、今では見かけることがめっきり少なくなったアケビ。私は、実だけを口に含み種ははきだし皮は捨てるものだと思っていましたが、実を捨てて皮を調理して食べる地方もあるのだとか。日本も広いものですね、


 似たような絵柄が続いて恐縮ですが、あかねの森南麓で咲き始めた晩秋の山茶花(さざんか)。山茶花は椿と大変良く似ていますので晩冬から春にかけての花と勘違いされることもありますが、「さざんかざさんか咲いた道、たき火だたき火だ落ち葉焚き」の歌を思い出していただければお判りの通り、山茶花は落葉時の花なのです。

Blog:郷秋<Gauche>の独り言
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