横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
2023年10月1日 稲刈り時の森
6月から4カ月間、厳しい暑さに見舞われた横浜地方ですが、9月末になりようやく暑さも和らぎ始め、時を同じくして稲刈りが始まりました。
お馴染みの白山谷戸です。手前の一枚は稲刈り終了。奥には稲刈り前の田んぼが残っております。谷戸奥から谷戸口まで田んぼが24、5枚ありますが、昨日現在で稲刈りが終わっているのはその三分の一ほどです。
かつらの森の獣道で咲いていた杜鵑草(ほととぎす。ユリ科ホトトギス属)。一般的には、濃紫の斑点が多く、全体的に紫色に見える個体が多いように思いますが、恩田の森で自生している杜鵑草はこのように濃紫の斑点が少なく白っぽく見えるものがほとんどです。
最初にご覧いただきました田んぼはコンバインで刈って脱穀し稲藁は細断して田に撒いていますが、こちらは細断を裁断ぜず結束して干しています。恩田の森で牛を飼っている農家はさすがにありませんが、畑作もしている農家ですと、例えばか南瓜やスイカの栽培では敷き藁が必要ですので、稲藁は貴重な農業資材となります。
なるせの森、牢場谷戸の田んぼ。こちらはバインダー(刈り取りと稲藁の結束ができるエンジン付き、歩行型の稲刈り用農機具)で刈って天日乾燥している田んぼですね。大規模な稲作地ですと最初の写真のような刈り取り一択だと思いますが、都市近郊の小規模農家では事情に合わせて色々です。
カシノナガキクイムシ(ナラ枯れ)にやられてしまったコナラの木に生えた巨大な猿の腰掛。
今日の最後は、まだまだ元気に盛大に咲いている夏の花、木槿。
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