ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

メタンハイドレード問題 - 2 ( お詫びと訂正 )

2025-03-12 09:23:54 | 徒然の記

 大変な間違いをしてしまいました。いくら千葉の片隅のブログとは言え、公に発信しているのですから即座にお詫びと修正をしなくてなりません。

 「松村教授」と「松本教授」の名前を間違えたのは「ネットの情報さん」でなく、「ねこ庭」自身でした。貴重な情報を教えて頂いた「ネットの情報さん」に、深くお詫び申し上げます。

          2025/03/12 10:10:34
  ・抜粋先リンク
https://emira-t.jp/ace/413/

 2.  追記

メタンハイドレード問題 ( 松村特任教授の意見 )

                                       2025/03/12 10:16:00

 上記コメントを頂き、昨日受領したコメントを再読しますと、確かに次のように書かれています。

  「松本特任教授が言うには、国内のメタンハイドレートの総量は、・・」

 松村と読み違えたのは、間違いなく「ねこ庭」でした。自分の間違いを棚に上げ、「ネットの情報さん」に責任があるかのように書いてしまいました。

 紹介していただいたリンク先は、確かに松本教授の意見を紹介している平成29 ( 2017 ) 年2月27日の「EMIRA」の記事でした。

 恥ずかしい間違いをし、「ネットの情報さん」をはじめ「ねこ庭」を訪問される方々にもご迷惑をかけて、本当に申し訳ありませんでした。

 けれども作業は、メタンハイドレードに関する積極派と反対派の検討がテーマですから、名前の間違いを訂正した上で進めて参ります。 

 「ネットの情報さん」が紹介されているのは平成29年の「EMIRA」インタビュー記事ですが、「ねこ庭」が使っていたのは 機関誌『エナシフ』に掲載された、平成29年のインタビュー記事です。

 当時はまだ深海底の資源開発の実用化について、技術面の困難さが大きく、松本教授の意見に説得力がありました。安価な資源が無尽蔵に存在すると言っても、取り出す費用が巨額になるのなら、外国から買う方が安くつくからです。

 今は無人の海底探査機が開発され、回収にも具体的な方法が考案されつつあると青山氏が反論しています。巨額の初期投資がかかることは青山氏も認めていますが、実用化が遅れている原因は、回収実験に予算を投じない経済産業省の消極性にあると自分の動画【ぼくらの国会】で説明していました。

 青山氏と松本教授のどちらの意見が正しいのか、今は判断できませんので事実を集めて検討作業をします。辛抱強く検討すれば、何かが見えてくるはずです。

 アメリカと欧州各国が突然「脱炭素」、「再生可能エネルギー」へと政策変更をした理由については、先日までの検討作業で明らかになりました。お陰で安倍元首相と青山繁晴氏に協力しないのは、経済産業省だけでないことが見えてきました。

 石油業界と経団連が国際社会の動きを伝える先兵となり、下記省庁と研究機関が「再生可能エネルギー」と「環境」分野への投資に向かおうとしていました。

  省  庁 ・・・ 経済産業省 国土交通省 環境省 文部科学省、外務省など、

  研究機関 ・・・ 明治大学 :「知財機構ガスハイドレート研究所」

           日本財団 : 東京財団政策研究所、

 青字表示を見れば分かる通り、松本教授は「脱炭素」「再生可能エネルギー」推進の立場の学者です。当然日本の「自前資源開発」には反対の意見を言います。

 次回も、氏についてもう少し検討していきます。 

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メタンハイドレード問題 ( 松村特任教授の意見 )

2025-03-12 09:21:41 | 徒然の記

  Unknownさん。

 貴重な情報を教えていただきました。松村特任教授の意見は重要ですから、当シリーズが次回で終わりますので、「ねこ庭」で取り上げさせていただきます。

 その時はまた、ご指導・ご鞭撻を頂けたらと思います。

 前回「ねこ庭」に寄せられたコメントに、上記のように返事をしました。コメントを寄せた人は、「Unknown」さんでなく「ネットの情報さん」というハンドルネームだったのに、早合点して間違いましたのでここで訂正します。

 寄せられたコメントを貴重な情報と考えたのは、メタンハイドレートについて強い積極論と反対論があるからです。

 前回紹介した「株式会社ニッセイ基礎研究所」の上野剛志 ( つよし )氏も、どちらかと言えば反対論者でしたが、「将来の円高」という面からの批判で根拠の薄いものでした。

 しかし「ネットの情報さん」が紹介された松村教授の意見は、メタンハイドレートの埋蔵量と燃焼成分比率の反対論です。受け取り方によっては、「メタンハイドレート」を積極的に語る人間は事実に反した話をする嘘つきとも読めます。

 「ねこ庭」もメタンハイドレートの開発について、以前から積極論と反対論があることを知っていますのでもやもやした気持があります。

 積極論者は言うまでもなく青山繁晴氏で、今一人は安倍元首相でした。青山氏の動画で故安倍首相が応援しているとは知っていましたが、銀行幹部を呼んで指示するほど熱心だったとは予想外でした。

 それと前回紹介した「産業タイムズ社」社長の泉谷渉氏を加えると、積極論者が三人になります。

 これほど重要な問題で、積極論と反対論が大きく対立しているのに、大手マスコミもネット界も取り上げません。国運を左右する「エネルギー問題」ですから、これはそのまま「自由民主党への疑問 」と「壊れていく自由民主党」のテーマにそっくり重なります。

 マスコミが取り上げない「安倍首相暗殺の原因 」について、「ねこ庭」の視点からの検討が終わりましたので、「メタンハイドレート」問題もこの際ハッキリさせてみたくなりました。

 「自由民主党への疑問」「壊れていく自由民主党」「安倍首相暗殺の原因 」、どの問題の背後にも、アメリカだけでなく中国、ロシア、韓国・北朝鮮などの反日勢力の存在が検討の過程で分かりました。

 「メタンハイドレート」問題にも、アメリカを筆頭に他国の反日勢力の姿が見え隠れしています。

 実は「ネットの情報さん」が紹介された松村教授の意見と、そっくり同じ意見を言う人物について「ねこ庭」が過去記事で取り上げていますので、まずはここから検討作業を進めようと思います。

 松村教授とそっくりの意見を述べているのは明治大学の松本良教授で、氏は「知財機構ガスハイドレート研究所」所長の肩書きがあります。

 機関誌『エナシフ』に掲載された、平成29年のインタビュー記事です。

 〈 明治大学・松本良教授の意見 〉

  ・もともと私の専門は、地質学と堆積学です。海底にたまった堆積物や、隆起して地表に上がった地層などを分析し、地球の歴史を解明するという研究をしていました。

  ・その中で、海底で奇妙な現象を見つけたんです。その原因を突き詰めたことから、海底下にガスハイドレートが存在する可能性に気付いたんです。

  ・ガスハイドレートとは、メタン、エタン、二酸化炭素などのガスと、水が作る氷状の固体結晶。メタンを主成分としているために、日本では「メタンハイドレート」と呼ばれることが多い。

  ・1立方メートルのメタンハイドレートが分解すると、160立方メートルのメタンガスが発生する。そのガスを回収できれば、精製する必要のないエネルギー資源になるわけだ。

  ・資源としては有用なものではありますが、実際に使えるようになるまでは、まだ数十年はかかるでしょう。

  ・しかし、問題は存在する場所にある。

  ・太平洋側、南海トラフ(四国南方の海底にある深い溝)に、砂層型(さそうがた)と呼ばれるメタンハイドレートが存在することが分かっている。

  ・それがあるのは、水深約1000mの海底面の、さらに約300m下にある砂層。深海だけに、採掘どころか探索にもかなりの困難がつきまとっているのだ。

  ・東日本大震災以降原発が停止されたため、国内の天然ガス使用量は2倍くらいになっています。メタンハイドレートは天然ガスですから、それを日本で採れればと、期待できるかもしれない。

  ・でも現実的には、天然ガスの役割の一部分を、メタンハイドレートが果たすというくらいでしょう。

  ・メタンハイドレートさえあれば、日本のエネルギーは大丈夫だというのは、幻想ですね。

  ・存在している資源の全てが、回収できるわけじゃない。これを輸出できてなんていうのは、現実を知らない人だけです。

  ・そう言って、一般の人を惑わせてはいけないでしょう。

  ・資源については、間違ったことが平気で流されて時にはそれが、政策にまで影響してしまうということがあるので、関係者には、科学的事実を正しく理解し、共有してほしいと思います。

 以上が松本教授の意見ですが、息子たちと「ねこ庭」訪問される方々は、「ネットの情報さん」が紹介してくれた松村特任教授の意見を下記に転記しますので、読み比べてみてください。

  「メタンハイドレートさえあれば日本のエネルギーは大丈夫だというのは幻想ですね。」

  「存在している資源の全てが回収できるわけじゃない。これを輸出できてなんていうのは、現実を知らない人だけです。そう言って一般の人を惑わせてはいけないでしょう。」

  「資源については間違ったことが平気で流されて、時にはそれが政策にまで影響してしまうということがあるので、関係者には科学的事実を正しく理解し、共有してほしいと思います」

 松本教授と松村教授と名前も紛らわしいほど似ていますが、松本教授は明治大学に勤め、「知財機構ガスハイドレート研究所」所長の肩書きがあります。

 松村教授については所属する大学や肩書きがありませんので、紹介した「ネットの情報さん」が名前を間違えた可能性もあります。そうでなければ松村氏は、松本教授の意見を剽窃した食わせ者ということになるのではないでしょうか。

 どちらの人物がいかがわしいのかは「ねこ庭」を訪問されている方々の判断にお任せするとして、次回は明治大学の松本教授その人についての検討を進めたいと思います。関心のある方は、「ねこ庭」へお越しください。

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