ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

歴史的な選挙、目的の再確認 - 7 ( 3段階のアメリカ介入 )

2024-10-31 21:17:11 | 徒然の記

 今回より、「ねこ庭」の過去記事から「アメリカとの関係」を整理する作業に取り掛かります。

 事件と出来事を整理する期間は、昭和20年から令和6年までの79年間です。

 つまり、昭和20年8月の玉音放送で日本がアメリカの従属国家となった時から、令和6年9月反日リベラルの「石破内閣」が成立するまでが検討範囲です。

 79年の間にアメリカが日本を属国にした具体的な動きを、大きく3段階に分けて検討しました。

 ・第一段階・・GHQ統治による「日本弱体化政策」の実行
 
 ・第二段階・・プラザ合意による「日本弱体化政策」の実行

  ・第三段階・・安倍内閣への危機感による「日本弱体化政策」の実行

 「第一段階」とは、極東委員会の下部組織「連合国軍最高司令官総司令部」( GHQ  ) の統治下にあった日本のことです。

 「GHQの統治」をウィキぺディアは、次のように説明しています。

  ・名目上はあくまで「占領支配」ではなく、「ポツダム宣言の執行」がGHQ本来の役目であるものの、実質はアメリカ合衆国単独の日本国占領機関であった。

  ・昭和27年4月28日にサンフランシスコ講和条約が発効するまで、占領下の日本は、外交関係を一切遮断され、日本と外国との間の人・物資・資本等の移動はGHQの許可によってのみ行われた

  ・「降伏文書」に基づき、天皇並びに日本国政府の統治権は、最高司令官の支配下におかれた。

  ・占領に要する費用(経費)は日本政府の負担となり、敗戦国の国家予算を圧迫した。

 説明を読めば分かる通り敗戦国日本は、占領国アメリカに言われるまま、なされるがまま、手も足も出ない姿で対応しています。GHQによる占領期間は、昭和20 ( 1945 )年から、昭和27( 1972 ) 年4月サンフランシスコ講和条約の締結までの7年間です。

 天皇と日本国政府が持っていた統治権が、最高司令官の支配下におかれたと言うのですから、GHQはこの7年間で日本の政治体制、経済制度、教育体系を徹底的に作り変えました。

 彼らが作り変えたり制定したりした法律は沢山ありますが、重要な法律を5つだけ紹介します。

   1.  「日本国憲法」・・国民の愛国心と誇りをなくさせ、自分の国を守る気概のないダメな国民を育てた悪法

    ・自国を守る軍を否定し、米軍依存の防衛体制を固定化した悪法

   2.  「( 改正 ) 皇室典範」・・14の宮家のうち、直宮家を除く11宮家を皇籍離脱させた悪法  

    ・皇位継承者の不安定化と、皇室を崩壊につながらせる悪法

   3.  「皇室経済法」・・皇室財産を国有化し、皇室の財力を弱体化させ、11宮家の存続を不可能にさせた悪法

    ・皇室経済を年々の宮廷費支給に変更し、政府の承認下に置いた皇室破壊法

   4.  「財政法」・・国家の財政を、アメリカでさえ採用していない「個人の家計簿」レベルに変形させた悪法

    ・「収支のバランス」「財政均衡」「緊縮財政」という財務省の主張の根拠となる悪法

    ・「赤字国債は子々孫々への借金」という大嘘で、国の国債発行権を縛り、景気回復を30年間も不可能にした悪法

   5.  「 ( 旧 ) 日米安全保障条約」・・軍隊のない日本に代わり、米軍が守るからと軍事基地を130箇所も作らせた悪法

    ・飛行場、弾薬庫等の基地設備、兵士の家族の住宅地、レクレーション施設の無償提供と、維持運営費用等を日本に出させる悪法。( 思いやり予算という名前での、国民へのごまかし )

 5つの法律の作られた時期を、一覧にすると下記の通りです。民政局長・ホイットニー准将が中心となって実行しました。

  ・  「日本国憲法」の施行        昭和22年5月3日 

  ・ 「( 改正 ) 皇室典範」の公布     昭和22年1月6日 

  ・ 「皇室経済法」の施行         昭和22年5月3日  
 
  ・ 「 ( 旧 ) 日米安全保障条約」の調印     昭和26年9月8日     
 
  ・ 「財政法」の施行           昭和22年4月1日  
 
  国の根幹となる重要な法律が、全てHGQの占領下で作られています。「日本国憲法」は保守系学者の一部が、「ハーグ条約」に違反すると問題提起していますが、あとの4つについては誰も問題視しせず、マスコミの報道もありません。
 
 「皇位継承者問題」が生じ「有識者会議」が作られ、女性宮家や女系天皇が議論されるようになったため、「ねこ庭」で取り上げましたが、「皇位継承者問題」の件がなければ、何も知らないまま過ごしていたに違いありません。
 
 ホイットニー准将の名前を書いたのは、一連の悪法を日本に強要した中心人物だったからです。彼がどのように政府要人を脅し、どのような強行策を実行したかは、すでに過去の「ねこ庭」で紹介しました。
 
 息子たちと「ねこ庭」を訪れる方々に「日本をダメにした悪法」を紹介していますと、自由民主党の歴代の政治家への怒りが改めて生じてきます。
 
 ・これほどの重大事を、貴方々は本気で国民に語ったことがあるのでしょうか。
 
 長老の裏工作で「石破内閣」が成立し、岸田、菅両氏の露骨な権勢欲だけが目立ってしまいました。大国アメリカの言いなりになってきた過去の問題点が、ここで一気に噴き出し、国を愛する国民が自民党を苦しみながら突き放しています。
 
 息子たちと訪問される方々の参考情報として、同じ敗戦国のドイツが辿った戦後を紹介したいと思います。日本ではほとんど語られない事実ですが、日本だけが過酷な立場に置かれたのでないことを知るのは、大事だと思います。
 
 少し横道へ逸れますが、検討の幅を広くするのは意見を偏らせないためにも、有意義な仕事ではないでしょうか。
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歴史的な選挙、目的の再確認 - 6 ( 伊藤貫氏の意見 )

2024-10-29 22:59:37 | 徒然の記

 『年末特別対談』のタイトル通り、動画は「チャンネル桜」の水島社長と伊藤氏の対話です。( スペース節約のため、水島社長の言葉は省略しています。 )

 自由民主党への批判から始まりますが、氏が意見の前提としているのは次の事実でした。

  1. 30分以内に1億人から5000万人を殺せる核ミサイルを、ロシア、中国、北朝鮮が保有し日本を狙っている

  2. それでも自民党の政治家は、アメリカの核が守ってくれると信じている

      3.  ウクライナを見れば分かるように、アメリカは核を保有している国とは絶対に戦争をしない

  4. アメリカが、自国民を犠牲にしてまで日本を守るはずがない

 政治思想家と評論家の肩書を持つ氏が、いい加減なことを言っているとは思いませんし、事実の認識は「ねこ庭」と同じでした。

 日本を愛する保守と自称する氏が、国難とも言えるこの状況をどうして楽しそうに喋るのかと、その姿勢の方に堪忍袋の緒が切れそうになります。息子たちと訪問される方々に分かるように、ここから氏の言葉をそのまま紹介します。

 「日本の政治家と、日本の国民は劣化しましたねえ。」

 「日本の左翼と保守は激しく対立していますが、彼らはどちらも金の話ばかりです。」

 「左翼は貧乏人に金をバラ撒けと言うし、保守はバラ撒くための金儲けが先だと言います。」

 「どちらも金勘定と計算ばかりして、生きている人間のこと、国民のことを忘れています。」

   「経済的余裕は大切ですが、人間の喜びは文化の中で生きることで、これは数字では計算できません。」

 「金の話しかしない自民党は、日本の文化を壊しているとも言えますね。」

 水島氏は保守を自認する「チャンネル桜」の社長で、伊藤氏も保守を名乗る人物なのに、師走の忙しい時にわざわざ不快な対談をする二人に、話の内容以前に怒りを覚えてしまいました。

 「ねこ庭」もブログでは自民党と野党を強く批判していますが、それでも小馬鹿にしたように語られると素直に聞けなくなります。

 「与野党の対立は、金勘定の対立 」?  ・・こんな次元の低い意見に、なんで同意ができるのかと、自分が批判している与野党の政治家の肩を持ちたくなりました。

 米国からたまに帰国した人間が外野席から楽しそうに批判をするなと、なぜこんな気持になるのか、不思議な体験をしました。

 世界の覇権国として君臨しているアメリカが、深く日本の政界に手を伸ばしている実態の説明。敗戦後はCIAの資金が自民党だけでなく、当時の社会党にも大量に流れていた事実など驚くような解説をしてくれましたが、聞く気になれませんでした。

 「自民党の政治家はお馬鹿さんばかりだから、本当のアメリカを知りません。」

 「世界の現実を見ないで、アメリカを信じているお人好しの集まりなんですね。」

 こう言って得意そうに説明してくれたのが、「アメリカの対日政策」でした。

 〈 「アメリカの対日政策」 〉

   1. どんなことがあっても、日本には再軍備をさせない

   2. たとえ中国、韓国、北朝鮮が核を持っても、日本にだけは核を持たせない。

      3.  日本を永遠に保護国、植民地にしておく

 やはりこんなことだったのかと、教えられたことに学徒として感謝すべきなのに、日本の政治家と国民をひっくるめて劣化したと笑う氏に、感謝する前に不快にさせられました。

 もしかすると「ねこ庭」の推測や意見も、氏の独善に似ているところがあり、訪問される方が少なくなっているのかもしれないと、反省する気持が生まれたりします。反省しながらでも、氏への疑念は消えません。

 これだけ明確に「アメリカの対日政策」を語りながら、氏は肝心の2点に言及しませんでした。憲法だけでなく、11宮家を皇籍離脱させ皇統の維持を不安定にしたのはGHQです。保守を自称する学者なら、この二つに言及しなければ本物と言えません。

   1.  日本が独立するための「憲法改正 ( 軍の再建 ) 」の重要性

   2.  日本の独立回復のための「皇室護持 ( 11宮家の皇籍復帰・女性宮家否定 )」の重要性 

 無念なことに氏に軽蔑されても、石破内閣を成立させた日本の政治家と国民である自分たちを考えると、返す言葉が無くなります。

  「日本の政治家と、日本の国民は劣化しましたねえ。」

  「金の話しかしない自民党は、日本の文化を壊しているとも言えますね。」

 言論は自由なのですから言いたい者には言わせておけば良いと、賀屋興宣氏を見習い本気で相手にしないことに決めました。

 しかし氏のおかげで「アメリカの対日政策」を、明確な言葉で確認することができました。

 今回の「総裁選挙」と、続く「衆議院選挙」の原因になっているのは「アメリカの意向」だという証明が、これでできたと「ねこ庭」は考えています。

 次回より「敗戦後からのアメリカと日本に関する事実の整理」の作業に取り掛かりますが、やっと、『歴史的な選挙、目的の再確認』のメインテーマに入ることになります。

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歴史的な選挙、目的の再確認 - 5 ( アメリカと日本の国益 )

2024-10-28 18:37:18 | 徒然の記

 〈 反日マスコミ ( トロイの木馬  ) が主張する原因 1 〉

   ・安倍首相と安部派による不正な裏金事件が政治不信を生み、国民の怒りとなって自由民主党を追い詰めた。

 〈 日本を愛する「ねこ庭」 が主張する原因 2 〉

   ・日本を従属国にしているアメリカが、「憲法改正」と「皇室典範」の改正を実現しそうな内閣を見て危機感を抱き、安倍氏の暗殺と最大派閥・安部派の殲滅を図ったため。

 先ほどテレビで石破首相の記者会見を見たので、息子たちのために、ブログを書いている目的を何度でも確認したくなりました。「ねこ庭」が今回の「衆議院議員選挙」の原因を、反日マスコミが発信する「原因1 」でなく、「原因2」と推測していることについては前に述べました。

 令和4年7月から洪水のように始まった「 旧統一教会問題」キャンペーンと、翌年の5月から連日トップニュースで日本中を騒がせた「裏金 ( 不記載 ) 問題」キャンペーンは、アメリカの意を汲んだ国内の協力組織が行なったものと考えていることも、すでに述べました。

 「ねこ庭」は、暗殺された安倍首相と最大派閥だった安部派の関与した、「旧統一教会」と「裏金 ( 不記載 ) 問題」を肯定しているのでなく、別途に検討すべき重要課題と主張しています。

 マスコミが政府のスキャンダルを3ヶ月間報道し続けたら、どんな内閣も倒されるという意見があります。安倍首相と安部派攻撃のスキャンダル報道は、2年以上切れ目なく続いていたことも、すでに説明いたしました。

 公共放送であるNHKと、世界的通信社である共同通信社を筆頭に、朝日、毎日、日経、東京、読売と大手メディアが毎日このようなニュースを流せば、国民は信じてしまいます。

 つまりそれほど大掛かりな情報操作が、今の日本で行われていると、「ねこ庭」は警鐘を鳴らしています。「ねこ庭」の邪推と笑う人がいても、陰謀論と無視する人がいても構いません。

 このシリーズの目的は、「ねこ庭」の推測の妥当性を息子たちと訪問される方々に証明すること・・・それだけです。一般庶民の目から見ますと、「ねこ庭」の推察は大掛かりすぎて信じられないのかもしれません。

 しかし国際社会の情報戦を、よく見てください。アメリカの大統領選挙では、共和党と民主党が国内を二分する激しい情報戦を展開しています。大手メディアと政治家が、国民を分断する罵り合いを行なっています。

 ロシアとウクライナ政府の戦況報道は双方が捏造した事実を伝え、どちらが正しいのか他国には分かりません。自分に都合の良いニュースを、両国の政府が発信していることが推測されるだけです。

 中国も周辺国への侵略と支配欲を隠し、平和と友好の協力のためと平気でウソを流しています。北朝鮮のように日本より小さな国も、世界を相手に大胆な捏造報道を発信しています。

 だから「ねこ庭」は、アメリカが属国の日本で同じことをすると考えない人の方が、現実を見ていないのでないかと思います。

 世界を相手に国益という我欲のため情報操作をするアメリカが、岸田元首相と菅元首相を取り込まないと思う方がおかしいのでないかと、「ねこ庭」は問題提起をしています。

 もともと日本のマスコミと学界が、敗戦以来アメリカの協力組織として日本に残された「トロイの木馬」であることは、「ねこ庭」で何度も取り上げました。

 彼らがアメリカの意向一つで一斉に活動することに、なんの不思議があるのでしょう。

 だから先ほど、『国難を招いている石破首相』のタイトルでブログを書きました。

 右往左往しているのでなく、賀屋興宣氏を手本にして「恨みと憎しみ」の上に立たず、現実を直視した意見を述べているつもりです。

 アメリカはアメリカの国益のため、日本国内の協力者を使い情報操作をしています。それなら日本は日本の国益のため、騙されずに行動しなければなりません。

 苦渋の選挙結果が出ているのに、自由民主党の政治家たちが国民の前に醜態を晒しているのを見る無念さがあります。

 だが醜態を晒しているのは、岸田、菅の2長老と石破首相と、彼らを取り巻いている反日議員たちだけです。西田昌司氏や青山繁晴氏の意見は、腐れマスコミが伝えませんので、彼ら大手メディアの報道を見ていますと、今にも自由民主党が崩壊するような気にさせられます。

 これから紹介しようとする伊藤貫氏の意見は、平成30年にチャンネル桜が製作した『年末特別対談』というタイトルの動画からのものです。安倍氏存命時の6年前に公開された動画で、「アメリカの対日政策」を解説しています。

 まずウィキペディアの情報から、氏の略歴を、紹介します。

  ・東京都出身、昭和28年生まれ、東京大学経済学部卒。参議院議員山谷えりこ氏の実弟

  ・アメリカ・ワシントンD.C在住、国際政治アナリスト、米国金融アナリスト、政治思想家、評論家

  ・ワシントンのビジネス・コンサルティング会社とロビイスト事務所に、国際政治・金融アナリストとして勤務

 山谷えり子議員の実弟で、米国では有名人らしいのですが、日本人を小馬鹿にした口調で喋るので、賀屋興宣氏と違って「胡散臭い自称保守」という先入観が捨てきれません。

 氏については、過去記事で23回のシリーズで取り上げていますので、記憶力の良い方は退屈されるはずですから、次回はスルーされることをお勧めします。

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国難を招いている石破首相

2024-10-28 18:34:42 | 徒然の記

 先ほどテレビのニュースを見て、驚きました。

選挙で惨敗した石破首相が、これからの政権運営について語っていました。

 「自民党は国民の皆様方から、厳しい審判をいただきました。」

 「厳しいご審判に応えるためには、何が国民の皆様方のご要望なのか、自民党に足りなかったものはなんなのか、国民が多数を与えられた野党とも十分に話し合いたいと考えております。」

 岸田首相もそうでしたが、政権の座につくと、自己保身が優先し国民の願いが見えなくなるようです。

 ニュースが紹介した国民の声が、これもまた石破氏の考え違いを助長するものでした。

 「選挙で負けたのは、石破の責任じゃない。みんな裏金で腐敗した安部派の責任だ。」

 「意見が同じなら、野党と協力してでも政策を実行すべきじゃないか。」

 「ねこ庭」はニュースが伝える国民の声を、テレビ局の情報操作と考えています。

 1.  「憲法改正」は野党のご理解を得るまで十分時間をかけ、互いが納得するまで議論を尽くすべきです。

 2.  「女系天皇」も、視野に入れた議論があって然るべきと思います。

 上記 1. 2. は、「総裁選挙」で語っていた石破氏の持論です。このような意見を持っている氏が首相になったから、保守層の国民が自民党を離れ、苦渋の選択をして野党に票を入れたというのに、軍事オタクと言われる政治音痴の氏は気づこうとしません。

 というより、国を愛する心のない氏には、もともと理解する能力がありません。1. 2. の意味を、息子たちのために説明すると次のようになります。

  1.  もっともらしく聞こえるけれど、氏の意見は「永久に憲法改正をしない」という意味なのです。

  水と油の自民党と反日野党が、「憲法改正」で一致することはありません。政権の延命を第一とする氏は、もともと「憲法改正」反対派です。

  2.  この意見の行き着く先は、「皇室の崩壊」です。野党が皆賛成していますから、氏は簡単に実行できます。

 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に言います。上記 1. 2. が実行されて一番喜ぶには、誰でしょうか。日本を支配しているアメリカが、最も重視している「対日政策」を思い出してください。

  1.  日本には軍隊を持たせない・・・「憲法改正」をさせない。

  2.  日本人の心の中心にいる天皇を無くす・・・時間をかけて「皇室」を崩壊させる

 石破氏がやろうとしていることは、敗戦以来「日本を属国にしたアメリカ」が抱いている計画に合致しています。つまり、氏は彼らに協力しています。

 石破氏だけでなく、この亡国内閣を作った岸田・菅両氏を許してはなりません。その意味では、テレビのニュースが伝えた「国民の声」は、まんざら嘘ではありません。

 「選挙で負けたのは、石破の責任じゃない。」・・ここだけは当たっています。岸田・菅両氏と石破氏の責任は、どこまでも追及しなければなりません。

 現在続けている「ねこ庭」のシリーズ『歴史的な選挙、目的の再確認 』を、なんとしても書き続けると決意しました。

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歴史的な選挙、目的の再確認 - 4 ( 賀屋興宣氏 )

2024-10-27 22:00:04 | 徒然の記

 あまり人を褒めない石原真太郎氏が評価していましたので、興味を持ちました。おぼろな記憶になりつつありますが、その人物は賀屋興宣氏でした。

 ウィキペディアで調べると、氏の略歴が次のように書かれています。

  ・賀屋は明治22年に広島で生まれ、東大卒業後に大蔵省へ入り、近衛内閣と東条内閣で大蔵大臣を務めた。

 ・東京裁判でA級戦犯となり、巣鴨刑務所で10年間服役し、昭和35年に岸信介氏たちと共に赦免され、池田内閣で法務大臣になった。

 ・その後、日本遺族会の会長を務め、昭和52年に88才で没した。

 ・政治家は誰もが勲章好きだが、氏は身を律することに厳しく、叙位・叙勲の全てを辞退している。

 「ねこ庭」の過去記事を見つけましたので、石原氏による賀屋氏評を転記します。

 ・賀屋氏は、戦争前から戦争にかけて無類の財政能力を発揮したために、戦争犯罪人に仕立て上げられた。

 ・この人物は、私が今まで政界で眺め渡した限り最も知的な人物だった。

 ・当時彼は左の陣営だけでなく、右側にも嫌われていた。

 ・この事実は、氏が左の人間のインチキを軽蔑していたように、大方の右も、いい加減なものでしかなかったということの証拠だ。

 ・自由党総裁だった緒方竹虎は、健康に一抹の不安を抱いていて、自分に万一のことがあったら総裁の座を継いで欲しいと頼んだ。

 ・この時賀屋氏は、犯罪人の名を被った人間は、国家の首班となり得る地位に就くべきではないと頑固に拒んだ。

 「ねこ庭」が注目したのは、石原氏が東京裁判への法的疑義を口にした時の、賀屋氏の返事でした。鮮明な文字となり、心に刻まれています。

 ・でもね、勝った者が、勝って奢って、負けた者を裁くのは、当たり前じゃありませんか。

 ・個人にせよ、国家にせよ、人間のやることは、所詮いい加減なものですよ。

 ・万が一、我々が勝っていたら、もっと無茶な裁判をやったでしょうな。

 占領軍により軍国主義者としてA級戦犯にされ、10年間刑務所にいた賀屋氏の言葉です。東京裁判の不条理を体験しながら恨みを一言も言わず、自己弁護もしていません。

 氏の答えを得た石原氏が、「冷静に、物事の本質を見通している」と感心していました。現在では多くの資料が世に出て、東京裁判の実態が見えるようになりましたが、それでも多くの国民は裁判について知りません。

 一方現在でも、復讐劇でしかなかった東京裁判の判決を、金科玉条として押し頂き、日本批判を展開して恥じない人間たちがいます。

 賀屋氏の言葉に最初は驚かされましたが、その後読書で色々な事実を知りますと、敬意を表すべき意見に変わりました。

 戦勝国への恨みを言わず、世界の常識と受け止めた氏は、むしろ今後の日本を考え、私のように右往左往しない政治家でした。

  氏が言外に語っているのは、東京裁判にいつまでもとらわれるな、東京裁判を乗り越えるべしと、そういうことでないかと理解しました。いつまでも、アメリカや連合国を恨むのでなく、敗戦後のことは敗戦後のこととして割り切るべしと、そういう思考だと思います。
 
 氏の言葉に従えば連合国の統治が完了した時から、以後の全ては日本の問題となったのです。戦後の政治の混乱と、反日左翼と反日マスコミの跋扈は、他国のせいではなくなります。
 
 アメリカや、中国、韓国・北朝鮮のせいでなく、ぜんぶ私たち国民の責任と、そう考えるのが妥当ということになります。
 
 南京事件、慰安婦、徴用工と、過去を執拗に蒸し返し、事実を針小棒大に捏造して敵対心を煽り、自分の責任を忘れている恥知らずな国の真似をしてはならないと、賀屋氏が教えています。
 
 「和をもって尊しとなす」という聖徳太子の言葉を、前回息子たちのために言い換えました。

  「自分だけが正しいとおもわず、相手の意見も聞きなさい。」

  「国も個人も我欲があるのはお互い様なのだから、どっちもどっちだと知りなさい。」

 こういう姿勢で議論に臨めば、対立する相手との間にも、「和」のある結論が導き出せる可能性が出てきます。賀屋氏は身をもって、太子の教えを私たちに伝えた政治家だったということになります。

 ですから「ねこ庭」の過去記事から「アメリカの意図」を整理する作業に臨む姿勢として、賀屋氏を見習おうと考えました。

 つまり、「恨みと憎しみ」の上に立たない事実の整理です。

 息子たちに言います。いつかお前たちがブログを読んでくれる日のことを願いながら、父は国民の勤めを果たそうと思います。
 
 次回は、戦後日本を属国にした「アメリカの対日政策」を、伊藤貫氏の動画から紹介します。
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歴史的な選挙、目的の再確認 - 3 ( 太子の教え )

2024-10-27 09:49:55 | 徒然の記

  「ねこ庭」の過去記事から、「アメリカの意図」を整理する

 今日からこの作業に入りますが、作業にあたる「姿勢について、息子たちと訪問される方々に説明しておく必要があります。

 過去の歴史を語る時、隣国の中国や韓国・北朝鮮の真似をしてはいけないということです。中国と韓国・北朝鮮は日本との過去を語る場合、「恨みと憎しみ」の上に立っています。

 中国が突然日本を悪し様に言いだしたのは、江沢民の時代からでした。「歴史認識が足りない」「反省が足りない」と、平成10年11月天皇陛下主催の晩餐会で語り、出席した日本人を不愉快にさせました。

 江沢民が平成10年8月、外国に駐在する特命全権大使など外交当局者を集めた会議で、「日本に対しては歴史問題を永遠に言い続けなければならない」と語り、「歴史問題」を対日外交圧力の重要カードと位置付けていたからでした。(『江沢民文選』参照 )

 「日本への恨みは、千年経っても消えない。」

 これは誰もが知っている朴槿恵元大統領の言葉で、この考えに基づいて米国訪問の際オバマ大統領に訴えました。

 何の罪もない日本人を拉致したまま返さない北朝鮮は、次のよう居直っています。

 「日帝が韓国を支配した時代、何万人もの朝鮮人民を日本で奴隷労働させたではないか。」「日本が拉致など言う資格はない。」

 悪意のプロパガンダは、日本が敗戦となり連合国が「東京裁判」で日本を裁いた時から生まれました。中国、韓国・北朝鮮の主張には、事実となる根拠が乏しいのですが、時の政権が日本憎しの政策を優先しました。

 そして隣国の主張が正しいものであるかのように協力したのが、反日マスコミの朝日新聞とNHK、共同通信社と、左翼学者、反日活動家だったことが今では明らかになっています。

 「ねこ庭」の過去記事から「アメリカの意図」を整理するという作業は、アメリカとの過去を整理する作業になりますが、「ねこ庭」は隣国の姿勢を見習わないようにしたいと考えています。

 つまり、「恨みと憎しみ」の上に立って過去の整理をしないという心構えです。

  ・日本だけが他国を侵略した悪い国だった。

  ・日本の軍国主義が間違った戦争をした。

 「東京裁判」がこのような判決をして、東條首相以下6名を絞首刑にしたのですから、怒りを覚えないと言えば嘘になります。「日本さえ戦争をしなかったら、世界は平和だったという「東京裁判史観」が生まれ、国民の多くが日本を卑下するようになりました。

 こうした事情については既に「ねこ庭」の過去記事で何度も検討していますので、繰り返しませんが、「恨みと憎しみ」の上に立って過去の整理をしないという心構えは、今回初めて述べています。

 いつ読んだ本だったかもう忘れましたが、石原慎太郎氏の著作で教えられました。これも「ねこ庭」の過去記事で取り上げていますが、息子たちと訪問される方々に再度紹介したいと思います。

 「恨みと憎しみ」の上に立つ過去の整理は、日本の未来のために役立たないだけでなく、希望のない未来へ続く不毛の作業になります。

 現在の日本の保守と左翼勢力の不毛な対立は、「恨みと憎しみ」の上に立つ過去の整理から来ていると言っても過言ではありません。自由民主党の保守派議員と左翼系の反日議員の深刻な対立を見れば分かる通り、「恨みと憎しみ」の上に立つ議論にあるのは貶し合いの感情だけです。

 「和をもって尊しとなす」という聖徳太子の教えは、政治家の頭から消え去り、国民の頭からも消え去っています。政治の問題は多くの場合、「どっちもどっち」なのです。冷静になって事実を整理すれば、「双方痛み分け」と言う結論が出てくるはずなのに、国際社会ではそうなりません。

 あまり間口を広げたくないのですが、国際社会でそうならない原因の一つは、一神教と多神教の存在があります。

 世界には唯一絶対の神様が一人おられ、この方の教えが一番優れていると信じる人々が対立すると、相手を自分の神様の信者にするか、できなければ殺してしまうしかなくなります。

 しかし日本は古来から多神教の国です。太陽を中心として信仰していますが、日本のご先祖さまたちは、森羅万象の中に神々を見て敬 ( うやまい) ました。

 「和をもって尊しとなす」という聖徳太子の言葉は、元々孔子の教えなのだそうですが、八百万の神様の国だから日本に根付いて育ったとも言える気がします。

 太子の教えは、「平和憲法を守れ」「軍国主義を許すな」という反日左翼勢力の空疎なプロパガンダーと違い、八百万の神様への信仰が根底にあります。

 息子たちに分かりやすく言い換えますと、太子の言葉は

 「自分だけが正しいとおもわず、相手の意見も聞きなさい。」

 「我欲があるのはお互い様なのだから、どっちもどっちだと知りなさい。」

 と言うことにもなります。大切な教えなので、次回は石原慎太郎氏が教えてくれた一人の政治家を紹介しようと考えます。

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歴史的な選挙、目的の再確認 - 2 ( 苦渋の選択 )

2024-10-26 13:50:13 | 徒然の記

 「選挙の原因」を見誤ると「選挙の目的」が大きく異なると、前回述べました。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、原因と目的を並べてその違いを説明します。

 〈 原因の理解 1  〉・・反日マスコミと与野党の政治家が主張する意見

   ・安倍首相と安部派による不正な裏金事件が政治不信を生み、国民の怒りとなって自由民主党を追い詰めたからである。

 〈 原因の理解 2  〉・・日本を愛する「ねこ庭」 が主張する意見

   ・日本を従属国にしているアメリカが、「憲法改正」と「皇室典範」の改正を実現しそうな内閣を見て危機感を抱き、安倍氏の暗殺と最大多数の安部派の一掃を決意したためである。

 〈  1 の理解から出てくる「選挙の目的」 〉

   ・腐敗した安部派議員の殲滅と、安部派に支持される高市氏の自由民主党からの追放

 〈  2 の理解から出てくる「選挙の目的」 〉

   ・アメリカに協力する背信・腐敗した議員の、自由民主党からの追放

   ・具体的には、今回の選挙で国民を裏切った議員の落選

 ということで原因の理解が異なりますと、「選挙の目的」が真逆になります。

 「アメリカの意図」を国民に知らせたくない政治家たちは、「原因 1 」を主張し、安部派の殲滅と高市氏の落選を目指します。「原因2」を主張する「ねこ庭」はその反対で、安部派の殲滅と高市氏の落選に力を貸す議員たちの落選を呼びかけます。

 今日は令和6年10月26日、「衆議院選挙」の投票日は明日です。選挙の投票に間に合わせたいと考えていましたが、無理になりました。しかし来年の7月には、「参議院選挙」があります。

 この選挙で自由民主党内の反日議員を落選させても、まだ遅くありません。「衆議院選挙」後の自由民主党がどうなるのかは、明日の投票にかかっています。自公で過半数を割っているのか、公明党以外の党との政権協力が具体化しているのか、あるいは下野しているのか、誰にも分かりません。

 イランとイスラエルの紛争の拡大が第三次世界大戦の引き金になるのか、それともウクライナとロシアの戦闘が第三次世界大戦につながるのか、国際情勢が緊迫しています。中国が狙う台湾侵略の可能性もあります。

 どの戦争が拡大激化しても、日本には対岸の火事でなく、たちまち巻き込まれる大戦争ですから、裏金問題で騒いでいる場合ではありません。国難は迫っているのでなく、すでに始まっているのですが、マスコミの報道は正しい事実を国民に伝えていません。

 公共放送であるNHKが、国民に事実を伝える報道をしておらず、 NHKを指導すべき自由民主党の議員たちはNHKに丸め込まれています。詳しい事情は「ねこ庭」の過去記事『電波貴族』で説明しましたが、NHKが有している潤沢な資金が関係する議員を堕落させています。

 安部派議員の「裏金問題」どころでない事実があるのですが、NHKが報道するはずがなく、議員も黙っています。

 国難は突然やってくるのでなく、このようにして国内外から、じわりじわりと忍び寄ってくるのだと「ねこ庭」は考えています。

 いつからか「ねこ庭」では、野党より自民党への批判が強くなっていますが、政権与党・自由民主党の議員の責任の方がずっと重いことを知ったからです。

 弱小野党は大きな声で騒ぎ、マスコミが協力して更に大きく報道するため、国民には自民党議員の力の大きさが見えなくなっています。しかし実際に法律を作り、国民生活を左右する政策を実行するのは、自民党の議員なのです。

 「平和憲法を守れ」  「戦争を許すな」       ・・憲法改正反対の意見

 「皇室にも男女平等を」「女系天皇・女性宮家に賛成」 ・・皇室崩壊の意見

 こんなことを言う野党に政権が渡るはずがないと知っているから、アメリカの属国体制で利益を得ている自民党の議員は、国民の負託と政治家の使命を忘れています。

 アメリカの反日グローバル勢力に魂を売った彼らは、日本を変える気が頭からありません。弱小野党と反日マスコミが騒ぐのは国民への「ガス抜き」のようなもので、彼らは何の痛痒も感じません。それどころか、自分たちの意見を言ってくれるのですから、好都合でさえあります

 その証拠が、長年の政党支持率に表れています。自由民主党は常に40~50%なのに、野党はどの党も1%台の支持率です。

 つまり国民は腐敗した自民党しか選択できないと言う、「不毛の選択」を続けさせられてきたことになります。

 その自由民主党が、ついに行き詰まりを見せたのが今回ではないでしょうか。

 「総裁選挙」での異常な内輪揉めに始まり、非常識な「石破政権」の成立、更に突然の「衆議院選挙」、二転三転した醜悪な公認問題など、一度に吹き出した問題点です。

   ・根なしの浮き草である反日左翼野党に、政権を渡してはならない

   ・自由民主党内の「腐った議員」を、落選させなくてならない。

 国を愛する国民に、この2つの課題が同時に突きつけられたのが、今回の「衆議院選挙」です。すべての原因を作ったのが、アメリカの脅しに負け故安倍氏を裏切った岸田、菅両氏ということも、国民は皆知っています。

 上記2つの優先順位を考えるなら、自由民主党内の「腐った議員」を落選させる方が先だと言う結論になります。

 今回は「ねこ庭」の過去記事から、「アメリカの意図」を整理することができませんでしたが、次回から取りかかります。

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歴史的な選挙、目的の再確認

2024-10-25 17:52:15 | 徒然の記

 二日後の「衆議院選挙」の参考になればと、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々への「各党の主張の取りまとめ」を急ぎ、なんとか間に合いました。

 しかし本当は、これだけでは十分でありません。今回の選挙の原因について、マスコミと「ねこ庭」の意見は大きく違っています。この点を間違えますと、「衆議院選挙」の目的が別のものになりますので、何度確認しても足りない気がしています。

 〈 反日マスコミ ( トロイの木馬  ) が主張する原因 〉

   ・安倍首相と安部派による不正な裏金事件が政治不信を生み、国民の怒りとなって自由民主党を追い詰めたからである。

 〈 日本を愛する「ねこ庭」 が主張する原因 〉

   ・日本を従属国にしているアメリカが、「憲法改正」と「皇室典範」の改正を実現しそうな内閣を見て危機感を感じ、安倍氏の暗殺と最大多数の安部派の一掃を図ったためである。

 現在「ねこ庭」は、下記事件を根拠として説明しています。

     ・ 令和3年6月 ・・  安倍内閣「国民投票法」改正

     ・ 令和3年12月 ・・岸田内閣「有識者会議報告書」で、「11宮家の皇籍復帰」が議題として初めて取り上げられた

  令和4年7月 ・・   安倍首相暗殺     ( アメリカの意向  )

  令和4年7月 ・・「 統一教会問題」キャンペーン開始

  令和4年9月 ・・ 故安倍首相国葬

  令和5年4月 ・・ 岸田首相襲撃事件   (  アメリカの意向  )
 
   令和5年11月 ・・「裏金問題」キャンペーン開始
 
   令和6年9月 ・・「総裁選挙」高市氏優勢
 
   令和6年9月 ・・「高市当選を望まない」( アメリカの意向 )
 
   令和6年9月 ・・ 反日リベラル石破氏の逆転勝利と「石破内閣」成立
 
 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々の理解を得るにはこれだけで足りないと、「ねこ庭」の過去記事を探しました。
 
 敗戦以来の歴史の流れを検討した過去記事の中に、根拠となる情報を見つけました。

    平成29年(2017)    3月18日   『変節した学者たち』   ( 12回シリーズ )

    令和元年(2019)     8月26日   『奢るNHK』      ( 49回シリーズ )

    令和 4年(2022)     9月27日   「 6つの談話 」 検証   ( 39回シリーズ )

    令和 5年(2023)     8月30日   「 伊藤貫の真剣な雑談 」   ( 23回シリーズ )

    令和 5年(2023)   12月10日       LGBT法成立後の日本      ( 19回シリーズ )

    令和 6年(2024)     2月10日      学びの「ねこ庭」からの提案     ( 24回シリーズ )

                                 2月19日    「ねこ庭」談義                     ( 10回シリーズ )

                                 5月10日    『絶頂の一族』                  ( 33回シリーズ )

                                 7月30日      日航機123便墜落事故              ( 51回シリーズ )

                                 8月27日      憲法制定過程に関する政府の資料       ( 12回シリーズ )

 10件の過去記事で得た事実を、先に紹介した事件に追加すれば、アメリカがどのようにして日本を服従させてきたかが、一目で分かります。彼らがなぜ安倍首相を暗殺し、安部派の一掃を図る行動に出たのかも見えてきます。

 しかし「言うは易し、行うは難し」です。過去記事にある膨大な事実を、どうすれば要領よくまとめ一覧にできるのか。そもそも「ねこ庭」に、それだけの能力があるのか、ここからして疑問が生まれます。

 けれども息子たちへの遺言と思えば、いつもの通り、迷ったり戸惑ったりしながらでも、挑戦する気持が生まれてきます。アメリカに忖度して事実を語らない政治家とマスコミを軽蔑しながら、国民の勤めとして事実の整理に向かいます

 どうなるのか、読者登録された方々のお越しを次回の「ねこ庭」でお待ちします。

コメント (2)
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千葉県の「比例区選挙公報」- 4 ( 国民民主、社民党 )

2024-10-25 11:57:33 | 徒然の記

 前回に続き、各党の主張を紹介します。以前は反日左翼政党に分類していましたが、奇妙な政党が増えたせいなのか、国民民主党がまともな政党に見えてきました。

 〈 9.  国民民主党の主張 〉

  ・「減税、社会保険料の軽減、家計・子育て支援で、みんなの手取りを増やす 」

  ・「1.  減税・・消費税5%、所得税減税、基礎控除額拡大178万円に、年少扶養控除額の復活」

  ・「2.  社会保険料の軽減・・負担能力に応じた負担、公費投入による現役世代の負担軽減」

  ・「3.  家計支援・・ガソリン代値下げ、電気代値下げ」

  ・「4.  子供・子育て支援 若者支援・・高校までの教育無償化、給食費・修学旅行費無償化、所得制限撤廃、奨学金債務の負担軽減 ( 教員等は全額免除 ) 」

  ・「5.  その他にも・・年収の壁対策、年金の最低保証機能強化、就職氷河期対策」

  ・二枚目 ( 比例区 ) は国民民主党とお書きください (略称: 民主党)

 党代表の玉木雄一郎氏と、比例ブロック候補者4人の顔写真が掲載されています。

 〈 10.  社民党の主張 〉

  ・「がんこに平和、くらしが一番 」

  ・「金権政治一掃 !    本気の政治改革を  政治資金規制法抜本改正」

  ・「税金はくらしに !    軍事費増税NO  消費税3年間ゼロ  内部留保に課税」

  ・「人口半減時代 -- 地域に魅力と力を  若者応援  食料自給率50%へ」

  ・「地震大国に原発はいらない !     原発ゼロ・自然エネルギー100%の社会へ」 

  ・「ジェンダー平等・多様性社会の実現  核なき世界を実現します」

  ・「沖縄・日本を再び戦場にさせない !      憲法を活かす政治」

  ・  比例区  は社民党

 党代表の福島みずほ氏と、比例ブロック候補者2人の顔写真が掲載されています。

 以上で「比例代表選出議員選挙広報」から、10党の主張を全て紹介しました。言うまでもなく社民党は、かって自由民主党と共に政界を二分した社会党です。共産党と同様に、擦り切れた古雑巾のような意見を主張しますから、国民の支持がなくなっています。

 今回の選挙の歴史的な特徴を、息子たちのために紹介しておきますと下記のようになります。なにもかも異常な「総裁選挙」に誘発された異常現象です。デマなのか事実なのか、選挙後に判明します。

   1.  選挙後に石破内閣は、退陣するのではないか  ?

   2.  共産党の前委員長の志位和夫氏は、千葉選挙区で落選するのではないか  ?

   3.  公明党の新代表の石井啓一氏は、当選できないのではないか  ?

   4.  前首相岸田氏は、広島の選挙区で落選するのではないか  ?

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千葉県の「比例区選挙公報」- 3 ( 共産党、れいわ、参政 )

2024-10-25 08:38:53 | 徒然の記

 本日も前回の続きで、共産党から始めます。爪を隠した禿鷹の独裁政党らしく、政権を取るまでは最もらしい甘い言葉を並べています。

 真面目な国民をたぶらかす、沢山の言葉を確認してください。

 〈 6.  日本共産党の主張 〉

  ・ 裏金、物価高、大軍拡、「自民党政治」変える

  ・「裏金政治の大掃除を」「大企業・大金持ち優遇はもう終わり 国民の暮らし最優先にチェンジ

  ・「憲法9条いかした平和外交」「石炭火力も原発もゼロ」

  ・「ジェンダー平等のムーブメントに連帯」

  ・ 比例代表は、日本共産党とお書きください。候補者名を書くと無効になります。

  顔写真は党代表の田村智子氏のみで、他にも沢山の公約が書かれていますが省略します。同党の主張をよく読んでみると、岸田内閣と石破内閣の閣僚の中に、同じ意見の議員が沢山います。

 〈 7.  れいわ新選組の主張 〉

  ・「世界に絶望している ?   だったら変えよう。れいわと一緒に 」

  ・「1.  消費税は廃止 ! 社会保険料を下げる」「2.  本物の安全保障 戦争ビジネスに加担しない」

  ・「3.  親ガチャ ? 国がやる !  子育ては自己責任・終了のお知らせ」

  ・「4.  裏金 ネコババ許さない」・・( 以上詳細は省略 )

  ・ 比例はれいわと書いてください

  顔写真は党代表の山本太郎氏のみで、比例ブロック候補者の三人の名前が書かれています。「親ガチャ ? 国がやる !  」という意見はなんのことか分かりませんが、漫画世代の人たちには通じるのでしょうか。

 新撰組という言葉を党名使っているところからして馴染めませんが、次の参政党も代表の顔写真の代わりに、怒り顔の漫画キュラクターを描いています。「ねこ庭」には、参政党も似たような政党に見えます。

 〈 8.  参政党の主張 〉

  ・日本をなめるな !    参政党

  ・「参政党公約 2024 」「3つの決意と、7つの行動」

  ・「1.  奪われる日本の国土と富を護り抜く」

  ・「2.  失われる日本の食と健康を護り抜く」

  ・「3.  壊される日本の教育と国家アイデンティティを守り抜く」

    ・・・以上は3つの決意で、7つの行動は省略

  ・ 比例は参政党とお書きください

 党本部が分裂している様子をネットが騒いでいるので、日本のことを言う前に自分の内部をまとめる方が先である気がします。

 スペースが無くなりましたので続きを次回としますが、投票日前2日となりましたので、本日中にシリーズを終わりたいと思います。

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