〈「壊れていく自由民主党」のまとめ 〉
今のところ「ねこ庭」は、以下の方々を自由民主党の「保守」政治家と考えて、期待しています。
青山繁晴、西田昌司、麻生太郎、高市早苗、有村治子、杉田水脈、小野田紀美
しかし先日少し間口を広げて検討すると、見城徹、井川意高、佐藤尊徳氏という保守言論人を知ったように、自由民主党の中には「ねこ庭」が知らない保守政治家がまだいるのかもしれません。
それは新しい希望につながるのですが、今は青山、西田氏など7氏しか思い浮かびません。7氏の中で最も積極的に国民への発信をしているのが、青山氏と西田氏なので、「ねこ庭」は支援しています。
今回は2氏への提言を、シリーズの「まとめ」として報告したいと思います。提言というより、苦言、諫言という言葉がふさわしいのかもしれませんが、反日左翼系の人々がする批判攻撃とは違います。「ねこ庭」の諫言は、日本を大切にする心、つまり「愛国心」の上に立っているからです。
〈 青山繁晴氏への提言・諫言 〉
・「ねこ庭」は貴方が実行された二つの行動を、高く評価いたします。
1. 毎週自分の動画で、党内の議連の内容を国民に報告・説明をし、政治を国民に身近なものとしたこと
2. 衆参の国会議員を、「護る会」という一つの議員集団としてまとめたこと
・動画で意見を発信している政治家は多数いますが、党内の議連の会議報告に絞り、際どい説明をする議員は他にいません。名前を明らかにしないとしても、国民は貴方の説明で、自民党内のリベラル議員の存在を知り、政府役人の言動が分かります。
・大きな抵抗や反対があったはずなのに、こうした動画の発信を毎週続けるというのは、熱意と信念がなければできません。国民の多くが貴方を支援するのは、積み重ねられた苦労と信念の強さを知るからです。後援会なしに選挙を戦い、常に全国区でトップ当選を果たしている事実は、貴方が口先だけの人物でない証明になります。
・しかし自由民主党がリベラルの石破氏を首相にした現在、このままでいくと反日政党の立憲との連立が現実味を帯びてきました。
・貴方が自由民主党を中から変えるより前に、石破氏が保守からリベラルの党に変えてしまいそうな気配です。
・貴方は今、国の危機を国民に訴えていますが、貴方が同時にやらねばならないことは、党の危機を党内の議員に訴え、石破内閣を退陣させることではないのでしょうか。
・自由民主党を中から変えると言った、その正念場が今ではないのでしょうか。
・衆参合わせて100人の議員集団となった「護る会」の代表として、自由民主党の危機に対し動かないのだとしたら、「護る会」の保守議員は数合わせだけの「張子の虎」になります。
・「護る会」の仲間に対してだけでなく、西田氏との連携・強化についても努力すべきです。今がその時ではないのでしょうか。
青山氏への提言・諫言だけでスペースがなくなり、西田氏への提言・諫言が難しくなりました。「護る会」ヘの言及を除きますと、西田氏へ提言・諫言はほとんど同じ内容になります。
・青山氏との連携・強化についても努力すべきです。今がその時ではないのでしょうか。
「壊れていく自由民主党」でなく、「再生する自由民主党」であるという意味を込め、これを「まとめ」の言葉として、長いシリーズを終わります。お付き合い頂いた方々に、厚くお礼を申し上げます。有難うございました。
次回は28回で中断している「自由民主党への疑問」シリーズへ戻ります。