ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

女性皇族の考え「理解を」- 25 ( 斉藤勝久氏の説明 )

2024-12-31 21:17:32 | 徒然の記

 〈 GHQが11宮家の皇籍離脱を進めた時の状況 〉

 発言記録では、「11宮家の皇籍離脱は、宮家の方々の自発的な申し出があったため」となっていました。
 
 「nippon.com」が掲載している斉藤勝久氏の記事のタイトル「GHQからの皇室への脅し」が、前回紹介した片山首相の発言記録をひっくり返しています。氏の記事をそのまま紹介します。 
 
〈 GHQからの皇室への脅し 〉
 
  ・昭和20 (1945) 年8月15日、終戦の玉音放送の年の12月、GHQから戦犯の逮捕命令が出て、

  ・元帥陸軍大将だった梨本宮(なしもとのみや)が、A級戦犯容疑で戦犯を収容した拘置所巣鴨プリズンに入った。

  ・戦勝国側の皇室への脅しとも捉えられたが、4カ月ほどで不起訴となり、釈放された。

 GHQによる戦犯宣言と、該当者の逮捕、巣鴨拘置所への収監は、皇族の方だけでなく、全ての政府関係者に不安と恐怖を与えました。

  ・翌昭和21年1月GHQの指令により、軍国主義者、戦争協力者、軍人らを対象とする「公職追放」が始まって間もなく、衝撃的な記事が新聞に載った。

  ・昭和天皇の弟宮3方(直宮)をはじめ、東久邇前首相ら皇族15人が追放指定者に含まれるという内容だ。

  ・終戦までの男子皇族は軍歴があったためだが、この時は皇族の公職追放が見送られる。

 氏は書いていませんが、報道を大々的に発信したのは「プレスコード」の優等生だつた朝日新聞が先頭だったのではないかと推察します。 

  ・GHQはさらに、皇室の財産にメスを入れてきた。

  ・各皇族の全財産の調査を命じ、最高税率を90%まで引き上げた財産税がかけられることになる。

 戦前の日本では想像もできないことですが、戦犯としての逮捕、収監で脅されていた政治家と軍人は、皇室財産に手をつけるGHQに異議を唱えることさえできなかったのではないでしょうか。

 昭和天皇の財産は約37億円(現在の貨幣価値だと百数十倍という)と算出され、その9割が財産税として国有財産となってしまう。

 旧宮家の宗家と言われる伏見宮(ふしのみや)家は、直宮家以外の11宮家で3番目の、792万円の資産があったが、債務などを引いた額に85%の財産税をかけられることになった。

 昭和22年5月3日に施行された「皇室経済法」を根拠に、GHQはこの乱暴な課税を実行したのだと思われますが、斉藤氏の具体的な叙述がなければアメリカが実施した過酷な課税を知らないままでした。

 戦争に勝利し、勝ちに驕ったアメリカは「日本弱体化」を強行し、「財閥解体」だけでなく「皇室解体」まで手を突っ込んでいました。当時の国民が知っていれば、各地で反GHQの動きが発生していた可能性もあります。

 しかしマスコミが「プレスコード」の優等生になってしまうと、事実が国民に伝わりません。GHQが朝日新聞を優遇し、他のマスコミが右へ倣えした結果が今日の日本ではないでしょうか。

 斉藤氏の説明を続けます。

   ・昭和天皇は、日本国憲法が公布された同年11月、直宮を除く宮家の皇族を集め、「臣籍降下(皇籍離脱)のやむを得ざる事態」について説明した。

   ・憲法は第88条に、「すべて皇室財産は、国に属する」と明記され、皇室にはもう11宮家を支える経済力がなくなったのである。

 タイトルを改めて氏が説明を続け、片山首相の発言を紹介しています。「ねこ庭」が息子たちと訪問される方々に是非読んで欲しい部分です。

 〈 11宮家の皇籍離脱でも、皇位継承に心配なしと判断 〉

  ・昭和22年10月、初めての皇室会議が開かれて、11宮家51人の皇籍離脱を決定した。会議の片山哲議長(首相)はこう説明した。

   「皇籍離脱の御意思を有せられる皇族は、後伏見天皇(第93代、即位1298年)より20世から22世を隔てられる方々でありまして、

   今上陛下(昭和天皇、第124代)とは、男系を追いますと四十数世を隔てておられる。」

   「これらの方々が、これまで宗室(天皇本家)を助け、皇族として国運の興隆に寄与した事績は、まことに大きいものでありましたが、」

   「戦後の国内外の情勢、とりわけ新憲法の精神、新憲法による皇室財産の処理及びこれに関連する皇族費等諸般の事情から致しまして、この際これらの方々の皇籍離脱の御意思を実現することが適当であると考えられるのであります」

   「皇位継承の御資格者としましては、現在、今上陛下に2親王(現上皇さまと常陸宮さま)、皇弟として3親王(直宮)、

   「皇甥(こうせい)として1親王(三笠宮寛仁親王)がおわしますので、皇位継承の点で不安が存しないと信ずる次第であります」

 ウィキペディアが伝える首相の「発言記録」と、斉藤氏が紹介する「首相発言」のいずれが正しいのか、「ねこ庭」は判断する材料がありません。

 国の根幹を左右する「宮家の皇籍離脱」について、ウィキぺディアの解説は簡単すぎる気がします。社会党の首相だとしても、会議では懇切丁寧に説明したと考える方が自然な気がします。

 だから「ねこ庭」は、斉藤氏の次の説明を信頼します。

  ・皇籍離脱する宮家皇族には26人の皇位継承者がいたが、当時は天皇家、直宮家に合わせて男子6人の皇位継承者がいるから、

  ・血縁の遠い11宮家を皇室から離しても心配はない、と政府は判断していたのである。

  ・同じ日に皇室経済会議も開かれ、皇籍を離れる51人中、軍籍にあった11人を除く40人に一時金として、当主には210万円、それ以外の王は約145万円などとして、合計4747万余円の支出を決めた。

 氏の解説を信頼する根拠は、内容が具体的詳細であることだけでなく、令4年4月という日付にあります。戦後76年が経過しているため、やっと事実を語れるようになったのでないのかと、「ねこ庭」は解釈します。

  判断は「ねこ庭」を訪問される方々に委ねることにし、氏の説明を続けます。 

  ・昭和天皇は皇室会議から数日後、皇籍離脱した元皇族との晩さん会で挨拶した。

   「従来の縁故は今後においても何ら変わるところはないのであって、将来ますますお互いに親しくご交際をいたしたいというのが、私の念願であります。」

   「皆さんも私の気持ちをご了解になって、機会あるごとに遠慮なく、親しい気持ちでお話にお出でなさるように希望いたします」

 天皇のご挨拶を氏が紹介していますが、皇籍離脱される方々へ陛下の思いがどのようなものであったかについては、次回の説明が示唆しています。脇道へそれますが、省略せずに続けます。

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女性皇族の考え「理解を」- 24 ( 片山首相の発言記録 )

2024-12-31 16:41:53 | 徒然の記

  〈 GHQが11宮家の皇籍離脱を進めた時の状況 〉

 斉藤勝久氏の説明の前に「ねこ庭」の過去記事を読むと、敗戦時の「アメリカの関与」の大きさがよく理解できます。

   〈 連合国軍 ( GHQ ) による日本弱体化政策 〉  

  ・ 1947  ( 昭和22 ) 年1月16日  「( 改正 ) 皇室典範」の公布・・・11宮家の皇籍離脱
 
  ・ 同年  ( 昭和22 ) 年4月1日     「財政法」の施行     ・・・財政均衡規定  国債発行抑制規定
 
     ・ 同年 ( 昭和22 ) 年5月3日    「日本国憲法」の施行   ・・・陸海軍・軍事力放棄

  ・ 同年  ( 昭和22 ) 年5月3日     「皇室経済法」の施行   ・・・皇室財産の没収と国有化

  ・ 1948 ( 昭和23 ) 年7月29日      「政治資金規正法」の施行 ・・・米国法が下敷き

 アメリカは日本の陸海軍の解体を進めると同時に、第一番目に「皇室典範」と「財政法」に手をつけています。

 最重要案件と言われている「日本国憲法」は、その次に着手しているところを見ても、「皇室の消滅」と「日本の財政自主権の剥奪」を優先していたことが見えます。

 過去記事で取り上げましたが、一連の重要法を改定・策定させた中心人物はホイットニー准将でした。

  ・彼らが「皇室典範」を改正させ、11宮家の皇籍離脱を強行したため、皇位継承者である男系男子が激減しました。「皇室経済法」を威嚇して作らせ、皇室財産を没収・国有化したので、皇室は宮家を存続する財力を失いました。

 先日このように述べましたが、根拠は2年前の7月、「ねこ庭」で紹介したウィキペディアの説明でした。息子たちと「ねこ庭」を訪問された方々に、その「過去記事」を再度紹介します。

  ・昭和22年の片山内閣の時に、11宮家の皇籍離脱が行われています。まず最初に、片山内閣とはどういう内閣であったのかです。

  「昭和20 ( 945 ) 年に日本社会党が結成された時、片山氏が書記長に就任」

  「翌昭和 21年に、氏は初代社会党委員長に就任」

  「昭和 22年の総選挙で社会党が第一党となり、総理大臣に就任」

    ・衆議院での首班指名選挙の記録によると、下記3名の候補者がいました。
 
     1.   片山哲氏  419票   2.  吉田茂氏    0 票        3.   斉藤晃氏 1票
 
  ・名宰相と言われた吉田茂氏を凌ぐ、圧倒的多数で片山氏が指名されました。なぜこのように極端な投票結果になったのかは、次の説明が教えています。

  「片山内閣は、日本社会党党首を首班とする初の内閣であり、日本国憲法施行後初の内閣でもあった。」

  「片山の高潔な人柄は広く知られており、世間からの期待も高く、内閣支持率は68%にも上った。」

  「しかし片山は、選挙での地滑り的勝利を収めるまで、自身が一国の舵取りをすることを考えていなかった。」

  「政権は、滑り出しから閣内の意見がまとまらず、このため、片山が全閣僚を兼任して親任式に臨み、一人内閣で凌ぐこととなった。」

  「閣僚が決まった後も党内左派の突き上げが続き、また終始GHQの言いなりであったため、政権運営も政争も不得手な片山はグズ哲とあだ名されることとなる。」

  「人事を巡って党内が紛糾し、予算成立も待たずして、短期間で内閣総辞職せざるを得なくなり、8ヶ月の短命政権となった。」

  ・この優柔不断な片山氏が、昭和22年10月13日の皇室会議で議長を務めました。11宮家の皇籍離脱を決議した時の会議です。
 
  ・氏の発言記録がありますので、紹介します。グズ哲というあだ名に似合わず、即決の会議でした。
 
 〈 片山氏の発言記録 〉

 「今次戦争が終結しました直後より、皇族のうちから、終戦後の国内国外の情勢に鑑み、皇籍を離脱し、一国民として、国家の再建に努めたいという御意思を表明せら れる向きがあり、」

 「宮内省におきましても、事情やむを得ないところとして、その御意思の実現をはかることとなり、」

 「旧皇室典範その他関係法令について、必要な改訂を加え 準備を致しましたが、種々の事情により今日まで実現を見るに至らなかったのであります。」

 「そうしてこの問題は、新憲法公布後に制定せられました新皇室典範により、新憲法施行後に実現せられることとなり、」

 「これに必要な準備が整いましたので、本日、皇室会議の議に付することとなった次第であります。」

 片山氏の発言記録で、11宮家の皇籍離脱の実施が憲法施行後になった経緯が分かりました。実施は、皇族の方々からの申し出であったためだと氏が説明しています。

 わざわざ2年前の「過去記事」を転記したのは、次回に紹介する斉藤勝久氏の解説記事と比較してもらいたいためです。GHQの圧力に逆らえなかった片山首相の姿が、よく見えます。

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女性皇族の考え「理解を」- 23 ( 現在の皇室 )

2024-12-30 23:17:08 | 徒然の記

  「 2.  現在皇室にいらっやる方々のお名前と人数」を調べようと思います。

 「現在皇室にいらっしゃる方々」と「現在の宮家」という言い方では、事実の把握が難しいようです。ウィキペディアが次のように説明しています。

  ・直宮 ( じきみや ) とは、天皇と直接血縁の間柄にある皇族

      皇太子、皇子、内親王、天皇の弟などの総称

 直宮の定義を当てはめますと、次のようになります。

    皇太子 ・・不在

    皇子  ・・不在

    内親王 ・・愛子様

    天皇の弟・・秋篠宮様

    など ??  ・・ ?            ハッキリしている直宮は、お二人なのでしょうか。

  ・内廷皇族とは、天皇、皇后、皇太子御一家で皇居の半蔵門を使用できる方々

    ( 「ねこ庭 :  注」秋篠宮家を攻撃する人は、悠仁様や佳子様が半蔵門から出入りされていることを批判している。)

 内廷皇族の定義を当てはめますと、次のようになります。
 
            天皇皇后両陛下
 
       愛子内親王殿下
 
                上皇上皇后両陛下                の5方です。
 
  ・また、内廷皇族以外の宮家の皇族殿下方は、
 
     秋篠宮(4方) 明仁上皇第2皇男子皇嗣文仁(ふみひと)家
 
     常陸宮(2方) 昭和天皇第2皇男子正仁 (まさひと) 親王家
 
     三笠宮(3方) 三笠宮憲仁(のりひと)親王家
 
     高円宮(2方)  の各宮家の12方です。
 
 〈 秋篠宮家のお四方 〉
 
  秋篠宮皇嗣(ふみひと)殿下
  秋篠宮皇嗣妃紀子( きこ )殿下
     第1女子ま子(まこ)内親王殿下(小室系氏夫人)
     第2女子 佳子(かこ)内親王殿下
     第1男子 悠仁(ひさひと)親王殿下
 
 〈 常陸宮家のお二方 〉
  常陸宮正仁 (まさひと) 親王殿下
  正仁親王妃華子 (はなこ) 殿下
 
 〈 三笠宮家のお三方 〉
 
  寛仁親王妃信子( のぶこ )殿下  (麻生太郎氏の妹) 
     第1女子 彬子(あきこ)女王殿下  
     第2女子 瑶子(ようこ)女王殿下
 
 〈 高円宮家のお三方 〉
 
  憲仁親王妃久子( ひさこ )殿下
     第1女子 承子(つぐこ)女王殿下
     第2女子 典子(のりこ)女王殿下
     第3女子 絢子(あやこ)女王殿下(千家国麿氏夫人)
 
 このままで行きますと、男系子孫ご不在の常陸宮家、三笠宮家、高円宮家は断絶の見込みということになるのでしょうか。
 
  ・宮家の役目は、天皇家の血筋を絶やさないことで、もし天皇家に継承者がいない場合は世襲親王家から新帝が選ばれた。また、宮家に跡継ぎがいない時は、天皇の皇子を迎え入れて、お互いの存続を図ったのである。
 
 斉藤勝久氏はこのように説明していますが、現在の皇室と宮家の実情を見ますと、天皇家の後継者の絶えていく様子が手に取るように見えてきます。
 
 宮家に男子が生まれるかどうかは、誰も予想できません。各宮家に男子が沢山生まれた時は良いとして、女子ばかりが続けて生まれた場合には、男系子孫が足りなくなります。
 
 宮家の数をどのようにするかは綱渡りのようなもので、常に国の大事であったことが、斉藤氏の記事で分かりました。
 
 GHQが11宮家の皇籍離脱を進めた時の状況がどんなものであったのか、学徒には貴重な話で、斉藤氏が説明しています。次回は 4. 上皇陛下のNHKを通じた「お言葉」の予定ですが、氏の説明を紹介します。
 
 脇道へそれるとしても、「戦後史の大河の流れ」の一つとして省略できません。
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女性皇族の考え「理解を」- 22 ( 11宮家の現在について )

2024-12-30 10:32:13 | 徒然の記

 「公益財団法人ニッポンドットコム」が運営する「nippon.com」で見つけたのは、次の記事です。前編と後編に分かれています。

 「皇位継承で注目される「旧宮家」とは(前編)( もう一つの天皇家)

                                                                                      令和4.04.18  斉藤勝久

 斉藤氏の経歴も紹介してあります。
 
  ・ジャーナリスト。昭和36年東京生まれ、73才
 
  ・早稲田大学政治経済学部卒業。読売新聞社の社会部で司法を担当
 
  ・昭和61年から平成元年まで宮内庁担当として「昭和の最後の日」や平成への代替わりを取材。医療部にも在籍
 
  ・平成28年夏からフリーに。ニッポンドットコムで平成30年5月から「スパイ・ゾルゲ」の連載6回。
 
     ・同年9月から皇室の「2回のお代替わりを見つめて」を長期連載。主に近現代史の取材・執筆を続けている
 
 記事の概要も説明してあります。
 
  ・男系男子による皇位継承の維持を選択した政府の有識者会議で、「旧宮家の男系男子の皇族復帰」案が、皇族数の確保策として初めて明記されたことで、旧宮家が注目されている。
 
  ・かつて天皇家に跡継ぎがない時には宮家から天皇を出し、明治維新以降も、天皇の皇女(内親王)の嫁ぎ先になり、皇后の生家にもなった。
 
  ・戦後に11宮家51人が皇籍離脱して一般国民となったが、「もう一つの天皇家」とも言われる旧宮家の歴史を連載でたどる。
 
 「ねこ庭」が知りたいのは、11宮家の現在の数と何人の方がいらっしゃるかですが、前後編と長い記事なのでここから必要部分を拾うことにします。
 
 氏が宮家の系図を図示し、断絶した宮家と存続している宮家を色分けしていますので、前回の「ねこ庭」記事に合わせて表示します。下記11宮家のお名前のうち、青色表示しているのが断絶している宮家です。
 
 〈 1.  GHQが皇籍離脱を強要した、11 宮家の現在のお名前 〉
 
   伏見宮家 ( ふしみのみやけ  )      久邇宮家 ( くにのみやけ  )
 
   賀陽宮家 ( かやのみやけ  )       竹田宮家 ( たけだのみやけ  ) 
 
   東久邇宮家 ( ひがしくにのみやけ  )
 
   閑院宮家 ( かんいんのみやけ  )       山階宮家  (  やましなのみやけ )
 
   北白川宮家( きたしらかわのみやけ  )        梨本宮家 ( なしもとのみやけ)         
 
    東伏見宮家 ( ひがしふしみのみやけ  )   朝香宮家 ( あさかのみやけ)
 
 根気よく探せば見つかるもので、上記存続宮家のご家族構成が、ウィキペディアにありましたので追記します。だだし皇位継承者に焦点を当てていますので、女性の方は書かれておりません。
 
 最初のお名前は、皇籍離脱時のご当主名です。
 
  伏見宮家  博明王 博明王に男子がおらず、断絶見込み

   久邇宮家  朝融王 男系の子孫としては、現当主邦昭の孫世代に男子1人あり

  賀陽宮家   恒憲王 男系の子孫としては、現当主正憲に2男あり
 
  竹田宮家   恒徳王 男系の子孫としては現当主恒正の孫世代に男子1人あり
  
  東久邇宮家   稔彦王 男系の子孫としては、現当主征彦の子世代に男子4人あり
 
 となりますと、現当主の方4名を含めると、男系皇位継承者の資格を持つ方が12名おられると言うことなのでしょうか。
 
 次回は次の項目、

  2.  現在皇室にいらっやる方々のお名前と人数、を調べようと思います。

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女性皇族の考え「理解を」- 21 ( 公益財団法人ニッポンドットコム )

2024-12-29 09:13:55 | 徒然の記

  1.  GHQが皇籍離脱を強要した宮家の現在のお名前と人数

  2.  現在皇室にいらっやる方々のお名前と人数

  3.  現在残られている宮家のお名前と人数

  4.  上皇陛下のNHKを通じた「お言葉」のこと

  5.  秋篠宮様のご長女眞子さまのご結婚のこと

 修行の足りない「ねこ庭」の学徒は、賀屋興宣氏の姿勢を見習うと言いながら、つい感情がたかぶり冷静さを忘れます。テーマを外れ横道へ足を滑らせますので、自己反省を促すため今回も5項目を掲載します。
 
 冷静になりますと1.と3.が同じ内容だと分かり、有難いことに検討項目が一つ減りました。
 
 〈 1.  GHQが皇籍離脱を強要した、11 宮家の現在のお名前と人数 〉
 
 ではまず、11宮家のお名前を紹介いたします。
 
   伏見宮家 ( ふしみのみやけ  )      閑院宮家 ( かんいんのみやけ  )        山階宮家  (  やましなのみやけ )
 
   北白川宮家( きたしらかわのみやけ  )   梨本宮家 ( なしもとのみやけ  )         久邇宮家 ( くにのみやけ  ) 
 
        賀陽宮家 ( かやのみやけ  )        東伏見宮家 ( ひがしふしみのみやけ  )     竹田宮家 ( たけだのみやけ  ) 
 
   朝香宮家 ( あさかのみやけ  )      東久邇宮家 ( ひがしくにのみやけ  )
 
 男系男子不在となり断絶した宮家もあると聞きますが、ネットを検索しても、情報がほとんどありません。現存の宮家とその人数を調べるのは、簡単な作業でないことが分かりました。
 
 竹田恒泰氏がおられる竹田家が11宮家の一つであることは、確認できましたが、これからどうすれば良いかは思案中です。
 
  「諦めるな !  努力は必ず報われる」
 
 受験生だった頃の言葉を思い出しました。時間をかけて探していましたら、「公益財団法人ニッポンドットコム」が運営する「nippon.com」を見つけました。
 
 現在残っている「11 宮家の現在のお名前と人数」の情報がありました。学徒の味方なので、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々にも紹介します。

 〈 公益財団法人ニッポンドットコム 〉

  ・国連公用語(英語・フランス語・スペイン語・中国語・アラビア語・ロシア語)、および日本語の7言語で発信するwebサイト「nippon.com」を運営しています。

  ・日本を熟知するネイティブスタッフと日本人エディターが日本の “いま” を正確に、分かりやすく届けます

 私たちが知らないのか、「ねこ庭」が知らなかったのか、こう言う団体があるのですね。外務省の外郭団体なのかとも思いますが、設立経緯の説明がありません。

 これだけの作業でスペースがなくなりましたので、続きは次回といたします。

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開かれた皇室 - 4 ( 冷静な読者の人々 )

2024-12-28 18:45:14 | 徒然の記

  本日は、読者登録数2.59万人の「昭和」芸能チャンネルの紹介です。

  「愛子さまの極秘妊娠が発覚、子供の父親の正体に言葉を失う、両陛下の長女として彼女が結婚間近と言われる旦那の、職業や海外での〇〇経歴に驚きをかくさ (?) ない・・」

 動画のタイトルは異常に長く、内容が内容であるだけに見る者を驚かせます。

 しかし動画を見ると、最後までタイトルの事実について触れないままで終わります。見た後で視聴者は騙されたと気づきますが、動画主の女性は、アクセス数が増えたことで目的を達しています。

 内容は根拠のない動画主の雑談ですが、問題はこのような悪質な動画が2.59万人に見られていると言う事実です。「ねこ庭」が左系の人々を過激に批判するとちゃんとgoo事務局から警告が入りますが、彼女たちはされないのでしょうか。

 実を言いますと、秋篠宮様の「ご発言」のブログを中断したのは、彼女たちのブログが直接の原因ではありません。

  ・予定を中断し、不安になった理由を、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に説明せずにおれなくなりました。

 前回このように述べましたが、直接の原因は、昨日の午前中に見た動画です。1月以降途絶えていた皇室誹謗の悪質動画が、再び現れたと知った驚きです。

 「開かれた皇室」の言葉が一人歩きし、日本の中枢の砂漠化が進行を止めていない事実を目にした驚きです。

  「王室の扉の背後」 チャンネル登録者数  10.6万人  6.2万回視聴  1日前

 表示されたブログ名、登録者数、前日の視聴回数6.2万回の文字を見た時危機感さえ覚えました。

 1月の暴力的な皇室攻撃の動画が2月以降減少したので、西村長官の努力が功を奏したと安心していたら、この有様です。過激なブログのタイトルも、下記の通り何も変わっていません。

 【速報】愛子天皇実現は止まらない !  悠仁様即位不可能で紀子様絶望・・・秋篠家の絶望に宮内庁関係者「自業自得です」

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開かれた皇室 - 3 ( 皇室の伝統を壊そうとしている人々 )

2024-12-28 09:44:15 | 徒然の記

 「 10.   ありがとう日本 ! 」の動画を取り上げた時は、自由民主党の総裁選挙の前でした。岸田氏がまだ首相で、反日左翼の石破氏を総裁に担ぐ気配のなかった時です。

 中国人女性の動画での説明を聞いても、重要視していませんでしたが、今は違います。安倍元総理を裏切りつつある氏の姿が、鮮明に見えてきます。

  ・岸田首相は今年の2月に、安定的な皇位継承を確保する方策についても先送りのできない課題と位置づけ、国会における検討を進めていくと述べており、今後は法整備が急ヒッチ(?)で進められていくと見られています。

  ・また先週発売された『女性セブン』では、「愛子天皇実現来春決着、極秘協議」というタイトルの記事が掲載されています。

  ・記事によれば、岸田首相は現在の政権支持率低下を克服するためにも、「皇室典範」改正を進めようとしているとのことです。

 大手メディアは報道していませんでしたが、政権に執着する岸田氏なら考えられない話ではありません。アメリカに服従し、LGBT法を党議拘束をかけて強行しています。

  ・さらに上皇陛下も愛子(いとしご)天皇実現へ積極的に協力する姿勢を見せられていると報じています。

 同じ情報を、文藝春秋で掲載していたことを思い出します。 記事では、上皇陛下より美智子様が積極的だと書いていましたが、「ねこ庭」が砂漠と述べた意味が分って貰えるのではないでしょうか。

 西村長官が頑張っても、上皇陛下、美智子様、岸田首相が皇室の伝統を壊そうとする人々の側に立とうとしています。後で紹介する政治家や学者の意見を読むと、皇室も政界もマスコミも、伝統破壊の砂漠となりつつあるのが見えてきます。

  ・政府側は、上皇ご夫妻は女性天皇の容認に異 (こと ? ) を唱えられることはないだろうと、認識していました。

  ・岸田首相も麻生氏も、女系天皇の容認に対しては反対の立場をとっていますが、女性天皇にはハッキリした立場を示していません。

 1月時点では読み過ごしていましたが、非常に重要な情報でした。二人の長老は上皇陛下と美智子様に近づき、愛子さまを天皇にする立場にいると言う説明です。

  ・男女平等が標榜される時代において、男系である女性天皇までも否定する正当性 (?) があるのかどうか、自民党内でも女系天 (?) は難しいけれど、女性天皇ならという意見が出てきています。

 慎重であるべき言葉を間違って喋っていますから、彼女は「女系天皇」と「女性天皇」の意味が正確に分かっていないようです。 

 皇室典範の規定に従えば、もし天皇になられたら愛子さまは一生独身を通されるか、旧皇族家から養子を迎えられるかの二つしかありません。それ以前に、悠仁さまがいらっしゃるのですから、飛び越して愛子様が天皇になられることを法律が許していません。

  ・すでに上皇陛下も岸 (?) 首相も、愛子様即位に対し非常に前向きな姿勢を示している以上、秋篠宮家 ( か ) の立場は、追い込まれていると言っても過言ではありません。

  ・反対しているのは、悠仁 ( ゆうじん ) 様を天皇に即位させたいと願う紀子 ( のりこ ) 様お一人ですし、さすがに法改正の動きが巻き起こりそうですね。

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開かれた皇室 - 2 ( 守秘義務を忘れた人々 )

2024-12-27 20:50:57 | 徒然の記

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開かれた皇室

2024-12-27 17:24:39 | 徒然の記

 昨日まで、「女性皇族の考え 理解を」のタイトルでブログを書いてきました。ブログのテーマは、秋篠宮様の誕生日の「ご発言」の真意を考えることです。

 「該当する皇族は生身の人間で、その人たちがどういう状況になるのか、少なくとも宮内庁は、その人たちがどういう考えを持っているかを理解しておく必要がある。」

 千葉日報が掲載した宮様の「ご発言」の真意を知るため、20回を費やしたのは、それだけ慎重に対応しているからです。

 国民との距離を遠くした厳重な警備を経験された昭和天皇は、「開かれた皇室」を望まれていました。

 陛下のご希望が実現されたのは、美智子様が当時の皇太子殿下とご結婚された頃からだったと思います。「菊のカーテン」に守られていた皇室の内側が、少しずつ国民に開かれていきました。

 昭和34年4月、国民の熱狂的な祝福を受けて、お二人がご結婚されて65年が経ちました。「過ぎたるは及ばざるが如し」とはよく言ったもので、現在の皇室は「開かれ過ぎ」の感があります。

   1.  皇室物語    2万人  「孝明天皇」「明治天皇」「昭憲皇太后」

   2.  皇室ヒストリー 5万人  「大正天皇」「貞明皇后」「大正天皇の子供たち」「香淳皇后 ( 前・後編  ) 」「昭和天皇の7人の子供」

   3.  Nothig Seek  Nothig Find    594人 「昭和天皇自認の戦争責任」

   4.  Yekuoy       6,030人 「回想・昭和天皇陛下」

   5.  Kiyokun studio   2,080人 「昭和天皇追悼特集」「上皇陛下の践祚 ( せんそ  )」

   6.  世界が称賛する日本 20.3万人 「天皇の正月行事と過酷な一日」

   7.   Japanの品格  6万人  「マッカーサーとの対談」

   8.   oedo green  8,380人  「昭和天皇大喪」( 1 )( 2 )( 3 ) 編

   9.   にっぽんぽん ( ゆっくり解説 )  14万人人 「皇居内にある5つの御府」

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女性皇族の考え「理解を」- 20 ( GHQ統治の再検討作業 )

2024-12-26 17:42:03 | 徒然の記

  ・GHQが皇籍離脱を強要した宮家の現在のお名前と人数

  ・現在皇室にいらっやる方々のお名前と人数

  ・現在残られている宮家のお名前と人数

  ・上皇陛下のNHKを通じた「お言葉」のこと

  ・秋篠宮様のご長女眞子さまのご結婚のこと

 再び横道へ進まないように、検討項目を転記しました。敗戦後の日本がGHQに統治された時、どれほどの政治的・経済的変革を強要されたかについて、私たちは何度でも振り返る必要があります。 

 国会では石破首相が「年収の壁130万円」と「選択的夫婦別姓」について野党と議論しています。一番ホットな話題ですが、2つともGHQが日本弱体化のために残した「置き土産」ということについては、誰も語りません。

 「敵は本能寺にあり」と前に述べましたが、政治家と学者がGHQに言及しないのは、気がつかないからでなく、同盟国アメリカへの忖度と恐れからだと考えています。年金暮らしの「ねこ庭」が、「温故知新」の読書で発見したことに気がつかないほど、日本の指導者たちが愚かであるはずがありません。

 熱中するとまた森の横道へ入りますので、今はGHQが敗戦国日本で作り変えた重要な法律を紹介するに留めておきます。

 何度も検討、報告、紹介していますが、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々には何度繰り返しても、面倒とも苦労とも感じません。

  〈 連合国軍 ( GHQ ) による日本弱体化政策 〉  

  ・ 1947  ( 昭和22 ) 年1月6日    「( 改正 ) 皇室典範」の公布・・・11宮家の皇籍離脱
 
  ・ 同年  ( 昭和22 ) 年4月1日     「財政法」の施行     ・・・財政均衡規定  国債発行抑制規定
 
     ・ 同年 ( 昭和22 ) 年5月3日    「日本国憲法」の施行   ・・・陸海軍・軍事力放棄

  ・ 同年  ( 昭和22 ) 年5月3日     「皇室経済法」の施行   ・・・皇室財産の没収と国有化

  ・ 1948 ( 昭和23 ) 年7月29日      「政治資金規正法」の施行 ・・・米国法が下敷き

 アメリカは100年後の日本の弱体化という長期的観点から、重要な法律を改定させたり新たに作らせたりしたのですから、大したものといえば大したものです。

 政治家も学者も「日本国憲法」については、国論を二分する議論をしていますが、他の法律については知らぬ顔の半兵衛です。

 皇室を護持するための「男系男子」が激減しているため、「皇位継承検討有識者会議」が作られ、「女性宮家」や「女系天皇」の議論がされていますが、もとはと言えば原因を作ったのはGHQです。

 彼らが「皇室典範」を改正させ、11宮家の皇籍離脱を強行したから、皇位継承者である男系男子が激減しました。「皇室経済法」を威嚇して作らせ、皇室財産を没収・国有化したため、皇室は宮家を存続する財力を失いました。

 マスコミは「トロイの木馬」の優等生ばかりになり、このような事実を記事にしませんので、国民は何も知らないまま現在に至っています。

 石破内閣が実現を邪魔をしている「130万円の壁」の撤廃も、原因はGHQが関与した「財政法」にあります。西田昌司氏が動画で「財政法」4条の撤廃を主張していますが、その通りなのです。

 「財政均衡」「収支バランス」「赤字国債発行の抑制」を謳っているのが、「財政法」ですから、「トロイの木馬」の優等生である財務省は、敗戦以来一貫してアメリカの命令を守っているという話です。

 これに気づいている西田氏が、「アメリカの関与」に言及していますが、党内で支援する議員がほとんどいません。仕方なく自分の動画で国民へ説明していますけれど、支援者のいない意見には今一つ迫力がありません。氏もまた、「孤独の活動」をしている政治家ですが、自由民主党の議員諸氏の不甲斐なさがここでも目立ちます。

 次第にテーマを外れ、深い森の横道へ入りそうなのでこの辺りで止めますが、せめて息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々には知って頂きたいと、本日も「孤独の検討作業」を続けます。

 日本が現在やるべき喫緊の課題は、

  1.  GHQが関与した重要な法律を、元に戻すこと

  2.  「戦後レジームからの脱却 ( アメリカの属国からの脱却 )」を進めること

  3.  隠してきたこれらの事実を、国民に知らせること

 以上の3点ですが、簡単なようでいかに困難なことか、「ねこ庭」を訪問される方々には分かって頂けると思います。

 これが分かりますと、現在の日本の危機を招いた原因は石破首相というより、氏を担ぎ上げて総裁にした岸田、菅、麻生の3長老の不甲斐なさにあったと見えてきます。3長老が屈服したのが「アメリカの反日勢力」、まさに「敵は本能寺にあり」です。

 しかし大事なことは、アメリカは敵の一部であり、敵の本体は戦後日本の政治家、学者、法律家、マスコミ、という日本人自身であるという事実です。もう一つ追加すると、こういう「トロイの木馬」たちに騙されてきた私たち国民ということになるのでしょうか。

 このように述べると絶望的になる人が出てきますが、こんな時は賀屋興宣氏を思い出す必要があります。

 石原慎太郎氏が東京裁判への法的疑義を口にした時の、賀屋氏の姿勢です。「ねこ庭」の過去記事で紹介しましたが、占領軍により軍国主義者としてA級戦犯にされ、10年間刑務所にいた賀屋氏の言葉です。東京裁判の不条理を体験しながら氏は恨みを言わず、自己弁護もしていません。

 ・でもね、勝った者が勝って奢って、負けた者を裁くのは当たり前じゃありませんか。個人にせよ国家にせよ、人間のやることは、所詮いい加減なものですよ。

 ・万が一我々が勝っていたら、もっと無茶な裁判をやったでしょうな。

 氏の答えを得た石原氏が、「冷静に物事の本質を見通している」と著書の中で感心していました。

 「ねこ庭」は「戦後日本史の大河」に焦点を当てていますが、「世界史の大河」を見れば、勝者が勝ちに奢って敗者を裁く例が幾らでもあります。賀屋氏の真意は、敗者がいつまでも恨みつらみを述べず、そんなものは乗り越えていけと言うことだと「ねこ庭」は解釈しています。

 GHQが実行した「日本弱体化計画」を何度も紹介し・検討するのは、アメリカへの「憎しみと恨み」からではありません。

 戦後隠されてきた事実を知った上で、日本の行くべき道を検討しようと提案をしているのです。20回になった今回のシリーズも、「三段階のアメリカの関与」を知ると知らないとでは、検討の手順と姿勢が変わります。

 「敵は本能寺にあり」と知っていれば、反日亡国の首相である石破氏だけを批判攻撃する間違いが分かります。批判の対象の一番目は、

  ・アメリカの脅しに負け、安倍首相を裏切った岸田氏と管氏の2長老

 その次は、

  ・岸田氏と菅氏の行動を阻止できなかった長老の麻生氏

  ・自由民主党内にいる保守議員諸氏   ということになります。

 自由民主党の中には青山繁晴氏、西田昌司氏だけでなく保守政治家が約半分います。一体これらの議員諸氏は、国民が国の行末を案じている時と言うのに、何を黙り込んでいるのでしょう。風見鶏のような議員たちに混じって、何を様子見しているのでしょうか。

 と言うことを考えながら、「ねこ庭」は予定通りの検討作業に入ります。

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