田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

「なにがあったのですか」と聞きたいのになぁ。 麻屋与志夫

2014-04-28 03:50:56 | ブログ
4月28日(月)

●昨夕。

ベニマルまでカミサンと買い物に出かけた。

ベニマルの前に警察車がきていた。

若者が数人なにか訊かれていた。

なんだったのだろう?

野次馬根性まるだしのGGは「なにがあったのですか?」

とまわりにひとがいたらききたかった。

●二人の警官に十人近い若者が説明している。

別に緊迫した様子はなかったからなのか。

ベニマルに出入りするひとが大勢いたのに。

だれも立ち止まらない。

GGはそのほうにも興味をもった。

自分たちだけの生活に閉じこもっている。

周囲で進行中のことにあまり目を向けない。

そういうひとが、おおくなったようだ。

なぜなのだろう。なぜかな?

●横断歩道を渡るのは命がけだ。

ゼブラクロッシングでもよく左右を見る。

車の途切れるまで待つ。

30メエトル以上は離れているから、と渡りだすと。

……離れていたはずの車が。

獲物をみつけたおおがた肉食獣のように。

ダッシュして猛スピードで迫って来る。

●ともかく――街を歩いているひとがほとんどいない。

二足歩行のGGが珍しくて急接近してくるのだろうか。

それとも、歩行者が目にはいらないのだろうか。

わからない。

●商店街のなくなった田舎町。

老人には、これからますます住みにくくなっていくだろう。

●歩いて、ぶらりと近くのお店に買い物に行く。

そうした習慣の中で生きてきた老人だ。

徒歩でかなりの時間かけて、買い物をする。

たいへんな労苦となる。

●街をあるいていても、同年代の老人にはついぞ会わなくなった。

家に閉じこもっているのだろう。

●こちらはまだ現役ばりばりの塾のセンセイダ。

小説家でもある。

忙しい。

買い物に時間をかけてはいられない。

近くに個人商店がないのはさびしいな。

●買い物をしながら、お喋りをして、街の様子や、知り合いの消息をきく楽しみがなくなった。

●「お巡りさんがきていたけど、なにがあったのですか」

GGの野次馬根性に応えてくれるひとがいない。




平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!

猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい、長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。

●角川ブックウォーカー惑惑星文庫で検索してください。
 はじめの4ページくらいは立ち読みコーナーがあって気軽に読めますよ。
 ブログとは違ったGGの小説の文章を読んでみてください。



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