田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

カミさんのこころは、今日は晴れるか。 麻屋与志夫

2016-01-03 07:18:13 | ブログ
1月3日 日曜日

●朝焼けがとてもきれいだった。
朝早く起きて、西の空が淡いオレンジ色に染まっているのをみるのはたのしい。
オレンジ色というより、紅黄色というべきなのかな。
ともかく色彩だけで、こんなに感動させてくれるのだから、自然のカンバスに神の振るう筆には驚嘆する。

●リリはこんどは、カミさんの部屋のテレビのコードを噛もうとした。
「あわてて夜寒いのにテレビを壁におしつけて、コードを隠したわ」
彼女は5日ごろにならないと、PCのコードの在庫があるかどうか、わからないので毎日心配している。
日本のメーカーはおかしいわ。
買ってからまだ三年よ。
それで製造を中止したから部品がないなんて、どう考えてもおかしい。
イギリスの石油ストーブ「アラジン」はいつまでたっても修理がきくのよ。
ゴモットモな意見だ。

●ぼくはノウテンキナ楽観主義者だから、コードの在庫はあり、PCはぶじに使えるようになる、と信じている。

●リリはコードを噛む。
靴紐を噛む。
長いものを噛む。
なんだっていい、噛めるものは噛む。
カミさんの鼻にまで甘噛みをする。
カミさんの鼻は長くはないのに――これは愛情のひょうげんだろう。

●ブルーな正月を過ごしている。
カミさんがいつものように微笑んでいないことには、天照大神が天の岩戸に隠れてしまったようなものだ。
非力のGGは岩戸をおしあける力はありません。
朝焼けの空をみながら、カミさんのこころも今日こそ晴れるだろうと期待している。



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怪談書きませんか/栃木芙蓉高校文芸部
著者麻屋与志夫
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古い怪談のある栃木。いま新しい怪談誕生。恐怖、戦慄保証付き
栃木には大中寺の七不思議の伝説がある。特に『馬首の井戸』が有名だ。
上田秋成の日本吸血鬼物語の嚆矢(こうし)ともいわれている『青(あお)頭巾(ずきん)』も広く知られている。この物語も栃木が舞台だ。
―― その土地は、いま外来種ル―マニヤ吸血鬼の侵攻(しんこう)を受けている。
吸血鬼監察官の文子と龍之介は敢然(かんぜん)とその敵に立ち向かう。
龍之介のジイチャン翔太も愛する九(きゅう)尾(び)玉(たま)藻(も)と、命がけの抵抗をする。二組の恋人同士が最後にたどりついた境地(きょうち)。
1000年の時空(じくう)を超えた愛の不滅(ふめつ)の物語。
あなたは恐怖し、そして純愛に涙する。

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ジャンル文芸レーベル惑惑星文庫出版社名惑惑星