田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

妻の誕生日をなにごともなく平穏に過ごす。 麻屋与志夫

2016-12-20 18:32:28 | ブログ
12月20日 Tue.
妻の誕生日をなにごともなく平穏に過ごす。

●半世紀いじょうも共にくらしてきた妻の誕生日だ。なにか特別なことをしたくて、いろいろと企画はたてたのだが、ぜんぶ却下された。じつは、アメリカンショートヘアがVIVAのショウケースにいる。リリの生まれ変わりみたいな雰囲気の子猫だ。わたしたちが寄っていくと、フロントグラスまできてスリスリをガラス越しにしてくれたり、ボールと遊んで見せてくれたりする。ジーッとカミサンを見上げている。「ねぇ、ママ、わたし生まれ変わってきたよ。ここにいるのはわたしよ。リリよ」と訴えかけている。ようだ。かわいい。いますぐにでも、だきしめて帰りたい。この子と生活をともにすることができたら、たのしいだろうな。でも、ビンボウ書生のわたしには、誕生日のプレゼントとして、この子猫を買うことはできない。ざんねんだ、慙愧のもいだ。

●家に帰って、妻とワインのマドンナで祝杯。こうして生きていられるだけでも、ありがたい。今年は同世代のひとたちが大勢あちらにいってしまった。わたしたちは、愛猫リリに死なれた。悲しみからはまだぬけだしていない。だからこそ、あのショートヘア
が欲しかったのに――。

●VIVAに行く途中に文化交流館がある。その裏庭。芝生公園になっている。枯れ芝色になっている。芝生の枯れた部分を刈り込んでいた。その刈り取った芝草をトラックにつみこんでいた。その色が、ショートヘアの色に似ている。かわいらしい、子猫の顔がまぶたにうかんでしまった。

●そのことを話し合いながら静かな午後をすごした。息子から妻に「おめでとう」メールがはいっていた。

  
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古い怪談のある栃木。いま新しい怪談誕生。恐怖、戦慄保証付き

栃木には大中寺の七不思議がある。特に『馬首の井戸』や、秋成の日本吸血鬼物語の嚆矢(こうし)ともいわれている『青(あお)頭巾(ずきん)』は有名だ。―― その土地は、いま外来種ル―マニヤ吸血鬼の侵攻(しんこう)を受けている。吸血鬼監察官の文子と龍之介は敢然(かんぜん)とその敵に立ち向かう。龍之介のジイチャン翔太も愛する九(きゅう)尾(び)玉(たま)藻(も)と、命がけの抵抗をする。二組の恋人同士が最後にたどりついた境地(きょうち)、1000年の時空(じくう)を超えた愛の不滅(ふめつ)の物語。あなたは恐怖し、そして純愛に涙する。

●角川ブックウォーカー惑惑星文庫で検索してください。 はじめの4ページくらいは立ち読みコーナーがあって気軽に読めますよ。ブログとは違ったGGの小説の文章を読んでみてください。





コメダで定番モーニングサービスのコーヒーを飲みながら文学談議 麻屋与志夫

2016-12-20 07:58:46 | ブログ
12月20日 Tue.
コメダで定番モーニングサービスのコーヒーを飲みながら文学談議

●だいたい文学談義とかくことじたい古い。昭和ひとケタうまれの高等遊民のことばかもしれない。文学の話をしたって、腹が膨れれる訳ではない。

●コメダのコーヒーはいつのんでも、オイシイ。0さんといろいろ話し合った。

●学校教育の場から、この地方では「作文教育」がきえてしまった。本を読まなくなった。学校に、文芸部、演劇部、新聞部、図書部、読書部、ようするに文化部がなくなった。

●本を読まなくなったことが、認識力の低下につながる。認識力の不足が、ひきおこす弊害のおおきさに気づいていない。このところ世の中が騒然としている。

●悲しいことだ。

●喫茶店では、だれも芸術家。文学、音楽、絵画のはなしをするのが定番とかんがえているふたりのGGは、あたりをはばかって小声で、ぼそぼそと会話をただひたすらつづけました。


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