12月17日 金曜日
さっと目の隅を金色の物体がながれた。
音。
ガシャンとなにか倒れた。
ルナだ。
アメショウのルナがキッチンの床を走って追いかけている。
灰色のネズミだ。
ネズミが生ごみ入れの陰に逃げ込んだ。
ルナが勢い余ってプラスチックの箱にしょうとつした。
ゴミの匂いが漂ってきた。
匂いで覚醒したわたしの感覚が。
ネズミをみつけようとしている。
あったのはマルチーズのプラスチックの包み紙を文結びにしてあったもの。
ルナがネズミに見立てておいかけていたのだ。
灰色のネズミにみえたのに。
えっ、これって錯覚。
それとも動体視力のおとろえ。
わかい時は――。
落下するチョークを。
床に落ちる前に掬い上げるようにキャッチすることができたのに。
全てが鈍感になった。
これってやはり歳のせいなの?
麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
ブログで未完の作品は、カクヨムサイトで完成しています。
カクヨムサイトはこちら
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
皆さんの応援でがんばっています。
さっと目の隅を金色の物体がながれた。
音。
ガシャンとなにか倒れた。
ルナだ。
アメショウのルナがキッチンの床を走って追いかけている。
灰色のネズミだ。
ネズミが生ごみ入れの陰に逃げ込んだ。
ルナが勢い余ってプラスチックの箱にしょうとつした。
ゴミの匂いが漂ってきた。
匂いで覚醒したわたしの感覚が。
ネズミをみつけようとしている。
あったのはマルチーズのプラスチックの包み紙を文結びにしてあったもの。
ルナがネズミに見立てておいかけていたのだ。
灰色のネズミにみえたのに。
えっ、これって錯覚。
それとも動体視力のおとろえ。
わかい時は――。
落下するチョークを。
床に落ちる前に掬い上げるようにキャッチすることができたのに。
全てが鈍感になった。
これってやはり歳のせいなの?
麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
ブログで未完の作品は、カクヨムサイトで完成しています。
カクヨムサイトはこちら
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
皆さんの応援でがんばっています。