田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

感傷の秋。昔のことを思い出しています 麻屋与志夫

2023-09-27 10:52:26 | 本の話
9月27日 水曜日
読書の秋ですね。
読書というのは週刊誌、雑誌レベルは読書とはいわない。
などとお堅いことを先輩に言われた時代にGGは文学を志したのですよ。
そんなこと今となっては、アナクロもいいところですよね。

ともかく戦後の文芸復興の時代です。
文学はすごい人気でした。
文学青年はすごくもてました。
でも、でもね。いまとちがい女性のほうから告白してくれるなんてことありませんでした。
だから内気なGGは結婚できないと思っていました。

文学書をbookバンドで持ち歩いていました。
都電の中でフランス語の原書を逆さまにもって読んでいる女性をよく見かけました。

それほど文学に興味をもってくれました。
太宰も三島も現役ばりばりで活躍していた時代です。

純文学の時代でもありました。

GGは北杜夫の「牧神の午後」が載っていた「文芸首都」昭和27年8月号から会員になりました。かび臭い話ですね。
「灯」昭和39年3月号に「ねむられぬ夜の底で」を掲載していただき雑誌デビューをはたしました。「灯」はその後「抒情文芸」となりました。作品を発表しつづけました。

GGは胸膜炎をわずらい、その病床でビュートルの「心変わり」に遭遇しました。

あれがまずかったなぁ。

ヌボーロマンに夢中なり読者を無視するような小説を書くようになってしまいました。
まったく若気の至りですね。

いまは携帯で小説やブログを読む時代。
皆さんはどんな小説を読んでいますか。
激動の時代。
疾風怒涛の時代を生き抜いてきた。
北斎の享年になってようやくフルタイム小説に打ち込めるようになった。
生きるために働きつづけて、あああ、こんなGGになってしまいました。

これからどうなるのでしょうね。
わかりません。
でも、小説を書くこと。
それしか能がありませんから、見捨てられたままで拙い小説を書きつづけていきます。

昨日のブログしばらくぶりで訪問者が307人となりました。
うれしくて興奮してこんな回想的なブログとなりました。

末長くよんでチョウダイネ。オヤジギャグでしめました。


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