田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

魔闘学園  麻屋与志夫

2008-09-25 06:29:31 | Weblog
「携帯で連絡だ。
「アサヤ塾」の連絡網を使え。
バイクの集団を見なかったか? ききまくれ」
連絡を受けてサンタマリヤのGガールズと。
三津夫の身を心配して鹿陵高ボイズが集まってきた。
番場がバンバン携帯をかけまくる。
長いあいだつづいている「アサヤ塾」だ。
卒業生までいれれば、鹿沼のいたるところにいる。
携帯でつながっている。
電脳空間に。
総番の危機‼
所在不明‼
が。
ニュースとなって。
とびかう。
鹿沼の街を携帯の電波がネットとなってとびかった。
ネットの目は時間とともにひろがった。
ネットの目はひろがりながら。
さらにこまかくなった。
バイク一台のがすまえと。
ネットによる街のスキャンがつづいた。

10

鉄塔が風になっていた。
獣のうめき声。
のように聞こえる。 

悲鳴。
 
隣の山小屋からだ。

隣の山小屋から少女がつれだされた。
ケイコかと。
ぎょっとした。

妹のタカコくらいの体つきだ。
三津夫は知らなかったが。
メグミだった。

病室から消えた。
タカコのGガールズのメンバーだ。     

三津夫はさらに力んだ。        
筋肉の束に命令をだした。       

たちきれ。
こんなロープのいましめ。

はじきとばせ。 

力がみなぎる。
胸筋がもりあがる。

上腕二頭筋がきりきりとひきしまる。
いままでのじぶんではない。

とてつもない力が。
筋肉の束に集まる。

とてつもない躍動感が‼
頂点にたっした。
ロープがはぜとんだ。

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