奥様はバンパイァ 62
○猛夫のバイクに武はのっている。
玲加が後ろからだきついている。
救出したクラスメートはつぎつぎと彼女たちの家の近所までおくりとどけた。
玲加たちはMのバラ園についた。
バイクは園芸用の道具や肥料などをしまっておく納屋に隠した。
「こんな日がくるなんて思ってもみませんでした」
「わたしだってそうよ」
と玲加は猛夫にいう。
「武とは仲良くするから。よろしくね」
「それより、さっきなにに気づいたの? きかせてよ」
武が照れくさそうにきく。
「わたしたち二つの部族はだれかにあやつられていた。人狼とわたしたち吸美族が
いったいとなると目覚めるforceがあるの。それを、その力の発現をきらっている
ものがいるのよ」
「それってなにものだ」
「わたしたちの新たな力はそいつと戦うためのものかもしれない」
屋敷の外でふいにバイクの騒音がおきた。
「あいつらもまた団結したみたいだ」
「どうした猛夫」
武と玲加も二階の窓から外の騒音の元凶を見下ろす。
門の外の駐車スペースにバイクが乗りいれてきた。
門とバラのヘンスにさえぎられて屋敷内には入ってはこられない。
あなたのポチが筆者の励みとなります。よろしく。
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○猛夫のバイクに武はのっている。
玲加が後ろからだきついている。
救出したクラスメートはつぎつぎと彼女たちの家の近所までおくりとどけた。
玲加たちはMのバラ園についた。
バイクは園芸用の道具や肥料などをしまっておく納屋に隠した。
「こんな日がくるなんて思ってもみませんでした」
「わたしだってそうよ」
と玲加は猛夫にいう。
「武とは仲良くするから。よろしくね」
「それより、さっきなにに気づいたの? きかせてよ」
武が照れくさそうにきく。
「わたしたち二つの部族はだれかにあやつられていた。人狼とわたしたち吸美族が
いったいとなると目覚めるforceがあるの。それを、その力の発現をきらっている
ものがいるのよ」
「それってなにものだ」
「わたしたちの新たな力はそいつと戦うためのものかもしれない」
屋敷の外でふいにバイクの騒音がおきた。
「あいつらもまた団結したみたいだ」
「どうした猛夫」
武と玲加も二階の窓から外の騒音の元凶を見下ろす。
門の外の駐車スペースにバイクが乗りいれてきた。
門とバラのヘンスにさえぎられて屋敷内には入ってはこられない。
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