田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

ひとり酒

2007-12-01 17:31:01 | Weblog
12月1日 土曜日 快晴
●暖かな一日だった。カミサンは孫のところにいる。わたしはひとりだ。ひとりで、田舎の別荘暮らしなどというと豪華な感じだ。なんのことはない。遠島をおおせつかったようなものだ。家だって、広いだけが取り柄の、ボロ家だ。夜など風が吹くとよよんでいるので、ぎしぎし不気味な音がする。

●わたしもだいぶ体がぎしぎしする。長時間ホリゴタツでHALちゃんあいてに悪戦苦闘していて、立ち上がろうとすると関節がギクッとする。いやになっちゃう。

●でも三万歩も歩くことができて、徹夜で小説を書けるのだからあっぱれとじぶんをほめてやる。このじぶんを褒めてやることが大切なのだ。GGのことなどだれもドッコイショしてくれない。じぶんでじぶんをサビシイことだが褒めて頑張っている。

●退屈なので午後『文化交流館』に文化祭の絵画展を見にでかけた。この町は絵の好きなひとがおおく、よく努力をつづけている。立派ですね。『時空』と去年から注目している作者の『尾瀬の晩秋』がよかった。このひとは、テーマを変えるとおもしろいのになぁと思った。たとえば、あの技法でこの田舎町の寂しさを表現できたら素晴らしいと思う。何も訴えかけてこない絵より、少しくらい技法的にはつたなくても、なにかせつせつと語り掛けてくるような絵がわたしはすきだ。過日の写真展では『鳥達の災難』がよかった。みなさんまた、来年の芸術祭をたのしみにしています。いい作品を見せてください。

●帰路スーパーでにごり酒を買う。ブラッキーと書斎から見える冬の月をあいてに一杯やるつもりだ。


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