両手の指先に当たるものがある。
わたしはそれが何であるのかを触りながら考える。
子供の頃に触ったようなボタンと
棒状のスティック。
まるでゲームのコントローラーのようだなと私は思った。
(まさか……)
スティックを倒してみる。
瞬時にモーター音が響く。
自分の力ではびくともしなかった鉄のフレームが私もろとも動き出す。 跳ね上がるように、なめらかに立ち上がった。
どうやら左手の指先に当たる部品が体の向きと動きを担っているようだった。
それでは、右手の指先に当たる多数のボタンは一体なんなのだろう。
わたしはそれが何であるのかを触りながら考える。
子供の頃に触ったようなボタンと
棒状のスティック。
まるでゲームのコントローラーのようだなと私は思った。
(まさか……)
スティックを倒してみる。
瞬時にモーター音が響く。
自分の力ではびくともしなかった鉄のフレームが私もろとも動き出す。 跳ね上がるように、なめらかに立ち上がった。
どうやら左手の指先に当たる部品が体の向きと動きを担っているようだった。
それでは、右手の指先に当たる多数のボタンは一体なんなのだろう。