コントローラーで操るフレームに縛られた体は、まるで自分のものではないかのように感じた。
なんとかドアの前にたどりつく。
ここに来るまで一時間近くかかった。
もっとかかったかもしれない。
汗は目に入り放題。
満足に拭うこともできない。
ドアノブに手をかけてひねる。
堅い手応えはフレームを通した手からも感じた。
ご丁寧に鍵がかかっている。
私はいらだちのあまり叫ぶ。
その勢いで手のひらのボタンに手に触れた。
空中にカギを示す画像がうかびあがり、カギのありかを矢印で指し示している。
行動を補助するコンピューターが稼働したようだった。
しめた。
私はそう思った。
なんとかドアの前にたどりつく。
ここに来るまで一時間近くかかった。
もっとかかったかもしれない。
汗は目に入り放題。
満足に拭うこともできない。
ドアノブに手をかけてひねる。
堅い手応えはフレームを通した手からも感じた。
ご丁寧に鍵がかかっている。
私はいらだちのあまり叫ぶ。
その勢いで手のひらのボタンに手に触れた。
空中にカギを示す画像がうかびあがり、カギのありかを矢印で指し示している。
行動を補助するコンピューターが稼働したようだった。
しめた。
私はそう思った。