新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

吉星三並び

2019年05月09日 | 今日の出来事
変通星の中で吉星といえば、食神・正財・正官・印綬 が代表的な星です。
故に 天干に正財・正官・印綬の3つが並んだ命式を「財官印三宝の命」ともいいます。
優しさと責任感と頭脳、或いは家庭性と社会性と才能ともいえます。
この様な三宝の命で、大運が良ければ良い会社に入社して、同期の人よりも早く出世する場合も多い様です。
しかし、正財も正官も印綬も少々真面目でガス抜きが苦手な星でもあります。
早く出世すると、部下が年上の場合も出てきます。
三宝の命でも自星が弱い場合は、上からプレッシャーと下からの突き上げで、ガス抜きが出来ずに精神的に苦しむ場合もあります。
灰汁の強い凶星を吉星で抑えている命式の方が、ストレスに強い場合がありますね…。
品の良い星で構成された三宝の命や正官・印綬等の場合は、年功序列等の大企業や官庁ならば良いのですが、ゲリラ的な中小企業では少々苦労するかも知れません…。

また、印綬や食神という吉星が並ぶ命式の場合…
印綬には目上の引立てという意味があり、食神にも人気という意味があるわけで、この二つの吉星によって、あまり苦労せずに、それなりに楽しく人生を生きている人も多くおられます。
小市民的に楽しく生きていると言いましょうか…。
印綬+食神の場合…、命式中に強い比肩や官星が無い場合は、あまり無理をせずに楽しく生きたいという感じになるのでしょうね…。また、それが許される環境を与えられる場合も多い様です。

吉星が多いと苦労せずに恵まれる場合も多いですね…。
しかし、「可愛い子には旅をさせよ」ということわざがある様に、少々苦労する命式(凶星)の方が、人の辛さが分る味のある人間になる場合も多いようですね(凶星を吉星で抑えている様な命式)。

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