オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

ジュノー音楽祭2012

2012-12-07 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

広島県民文化センターで開催の『ジュノー音楽祭2012』が無事に終了しました。
今回私は「ほほ笑みと感謝の会」の一員として出演させていただきました。
雨の中たくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございました。
軽くレポしますね。

会場入りは14時45分ということで、やすくんと一緒にレンタルスクリーンとプロジェクターを調達してから会場へ。 スクリーンを組み立ててなんとかリハができる状態になるまでちょっとかかりましたが、しっかり時間があったので、パンフルートの中村先生、香原さん、ソプラノの玉ちゃん、語りの立野先生とゆっくりリハもできました。
ピアノがスタインウェイのフルコンだったことは個人的にとっても嬉しかったです。

自分の買えないようなピアノも弾けるのはピアニストの醍醐味。
スタインウェイのフルコンはお値段約2000万円。お家が買えちゃいます。

さていよいよ本番。
NHK少年少女合唱団の皆さんのピュアな歌声が会場に響き渡り、大きな拍手とともに最後の曲が終わって私たちの出番です。

スクリーンを設置し、司会の人が紹介してくださる中、ステージへ。
立野先生の語りと演奏のコラボレーションで、皆さんがあまり知ることのないパレスチナの子どもたちの現実、そして忘れかけているかもしれない東日本大震災の被災地の現実をご紹介しました。

セットリストはこちらでした。
1.アメージング・グレイス
2.星に願いを
3.アヴェ・ヴェールムコルプス
4.ピースフル・ウインド
5.天使のパン
6.ジュピター
7.北の国から
8.見上げてごらん夜の星を
9.ふるさと
10.しあわせ運べるように 

広島が希望の町だと言ってくれるパレスチナの子どもたち。
忘れないでください、祈り続けてくださいと言われる被災地の人たち。
遠く離れていても私たちにできることはきっとあります。
私たち1人1人が自分ごととして考えることが大事なことだと思いました。

悲惨な現実を見せられて、考えさせられて、頭がいっぱいいっぱいになってしまう人もいたと思います。でもぜったいにあきらめないことです。
失われてしまった命のためにも、生きている私たちが守っていく命がある。
ジュノー先生のように立派なことができなくても、きっと何かできることがある。
私たちは私たちの場所でしっかりと生きていきましょう。

  
(最後に全員で記念写真。なぜか香原さんが一緒じゃなくてすみません。)


『しあわせ運べるように
(ふるさとバージョン)』

 
この「ほほ笑みと感謝の会」のメンバーは次回、12月22日(土)に広島女学院大学での日野原重明先生の『いのちの授業』の前座として講演&演奏をさせていただくことになっています。
どうぞよろしくお願いします。 


平和の架け橋

2012-11-06 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

来る12月7日(金)に開催の『ジュノー音楽祭2012』に出演させてもらうことになりました。原爆投下後の広島へ15トンもの医療品を届け、自らも救済活動にあたったスイス人医師マルセル・ジュノー博士の功績を記念しての音楽会です。

ジュノー音楽祭は今年で開催9回目。
モースト=MOCTとはロシア語で「かけ橋」を意味する言葉だそうですが、NPO法人モーストの会は医療支援活動を通し、広島から世界平和のかけ橋になることを願って活動しておられるそうです。マルセル・ジュノー博士の人種、国境、宗教を超えた「人類愛」を尊び、その遺志を受け継ぎ活動しておられます。

今日は音楽祭のための顔合わせと打合せが行われました。
集まったのはモーストの会の理事長の津谷静子先生と理事の津谷隆史先生、理事の田熊さん、NHK広島児童合唱団代表の岡田さん、プロデュースの近藤さん、司会者の掛本さん、そして私たちほほ笑みと感謝の会から代表の橋本さん、中村先生、平田さん、私という面々。
用意して下さった美味しいおむすびとサンドイッチをいただきながら和やかに話は進みました。

モーストの会もほほ笑みと感謝の会も平和の架け橋になりたいと願う心は同じ。
モーストの会もかつてはパレスチナに医療品の支援をされていたそうで、何か深いご縁を感じました。

2010年に制作されたアニメ『ジュノー』は第9回ヨーロッパアニメーションフェスティバル・バルカニマ2012で特別賞を受賞されたそうです。素晴らしいですね。


(賞状を手にされる津谷先生)
(ほほ笑みと感謝の会のみんなで記念撮影)

こうしてそれぞれに世界の平和のために活動していた草の根的な運動が少しずつつながって、大きなうねりになっていくのは本当に素晴らしいことだなあと思います。ご一緒させていただいて本当に感謝です。
皆さんお一人でも多くの方が『ジュノー音楽祭2012』に足を運んでいただければと思います。

『ジュノー音楽祭2012』
日時:2012年12月7日(金)19時開演(18時半開場)
場所:広島県民文化センター
出演:NHK広島児童合唱団
   オリーブパンフルートほほ笑みと感謝の会
    (中村純、香原良彦、平田玉代、立野泰博、三輪真理)

入場料:一般前売り2500円(当日2900円)
    大学生・高校生1500円
    中学生・小学生1000円

主催:NPO法人 モースト
ホームページ:http://www.moct.jp/(NPO法人モースト)
       http://www.junod.jp/(LLPアニメ・ジュノー制作委員会)
プレイガイド:エディオン広島本店・ヤマハ広島店


天武忌万燈会で奉納演奏(奈良&伊勢の旅その1)(追記あり)

2012-10-08 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

さて、いよいよ奈良薬師寺での奉納演奏の日がやってきました。
今朝は真夜中に車で奈良に向けて出発。
お昼のリハーサルに遅れないように早めに奈良入りです。

初めての薬師寺。
ほんとは中学の修学旅行で来てる気はするんですけど、名物和尚と呼ばれる高田先生のお話が面白かったこと以外はよく覚えてないですね。はるか昔です(笑)。
  

 

ちょうど到着した時間は十二神将の入場や写経の奉納などが行われていました。

ほどなく新幹線で来られた中村先生やにしき堂の大谷社長、パンフルート製作家の香原さん、ほほ笑みと感謝の会の会長の橋本さん、RCCの若林さんらご一行とも合流し、薬師寺のご住職の生駒先生のご案内で野点をいただいたり、ゆっくりと時間を過ごし控え室へ。
 
(パンフルートを奉納するので、その取材を受けられるにしき堂の大谷社長)

 
(飛鳥曼荼羅とよばれる曼荼羅(本物は消失)の下絵。
右写真中央にパンフルートと同じ排簫(はいしょう)が描かれています。
排簫についてはこちら

今回中村先生のアイディアで私たちの奉納演奏で天平衣装を身につけようということで衣装をレンタルしていました。
1300年の時代を遡る天平時代の衣装。
そしてその衣装を身につけてのリハ。
ちょっとだけ恥ずかしい感じもしましたけど、中村先生も私も結構衣装が似合ってたらしくて、これは見た目でかなり助けられましたね。

これがその衣装!!(笑)本格的です。

奉納演奏を行う講堂の薬師如来の仏像の前には天武天皇、持統天皇、大津皇子の肖像画が飾られ、その前での演奏です。
日本の歴史の中で、天皇という言葉を最初に使われたのが天武、持統の両天皇だそうです。
大宝律令を布いたり、日本の各家庭に仏壇と神棚を置くように指示したり、この天皇ご夫妻が今の日本の基礎を作られたと言ってもいいくらい。
そういうお二人の天皇の命日の奉納演奏を自分がするなんて不思議なご縁です。

リハも無事に終了し、本番までの時間、国宝の吉祥天女図を拝観させていただいたり、いろんな場所をご案内していただきました。
案内していただきながらご住職さんの裏話がとっても楽しく、とってもためになりました。
こういう裏話って本でも読めるけど、やっぱり人の口から生で聞くのが一番面白いですね。


(薬師寺でいただいたお弁当、精進料理がとっても美味しかったです)

薬師寺に建てられている東西二つの五重塔。
現在その東塔(とうとう)が110年ぶりの改築工事中なのはちょっと残念な気がしてたんですが、実はそのおかげで思いがけず珍しい体験もさせていただきました。

その裏話はここには書けないのでまたどこかでお話ししますね。

さていよいよ本番。
境内に並べられた灯籠にも火が入れられ、幻想的な雰囲気です。
  
入堂はお坊さんたちの後に続いて、献香の方たち、そして奉納演奏の私たち、お米を奉納される方たちと順々に並んで入りました。
こうやって1400年も脈々と続いてきた法要の歴史の一部に自分が名前を連ねられたことは本当に感慨深いことです。

そんな感謝の気持ちにあふれながら演奏したのは以下の4曲。
1.越天楽
2.月の砂漠
3.赤とんぼ
4.Peaceful Wind~平和の風

   
法要での演奏の模様(生駒先生よりお写真をいただきました。感謝。)

薬師寺日記
にもご紹介いただきました。

パレスチナとイスラエルの紛争が終わり、パレスチナの子どもたちが明日の命のことを何にも心配しなくていい平和な日常が訪れるようにと願いを込めて演奏しました。

法要終了後は、たくさんの方に声をかけていただきました。
 
Peaceful Windに関しての感想もたくさんいただいて嬉しかったです。
皆さんの心にとまったこの曲が、これからもどんどん広がりますように。

この度は、お世話になったみなさま本当に本当にありがとうございました。


奈良薬師寺で奉納演奏

2012-07-31 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

薬師寺(やくしじ)は、奈良県奈良市西ノ京町に所在する寺院であり、興福寺とともに法相宗の大本山である。南都七大寺のひとつに数えられる。本尊は薬師如来、開基(創立者)は天武天皇である。1998年(平成10年)に古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されている。現・管主は山田法胤である(2009年8月着任)。(Wikipediaより)

という、奈良薬師寺の天武天皇の命日を記念して毎年行われる法要が天武忌というお祭り。
毎年10月8日~9日に開催されるのだそうです。
その天武忌で、パレスチナオリーブのパンフルートの演奏を奉納するという話が持ち上がったのは1年前。
そしていよいよ具体的に相談ということで、薬師寺の現執事の生駒基達先生とにしき堂の大谷社長、ほほ笑みと感謝の会の橋本さん、そして橋本さんのお友だちで呉在住のHさん、パンフルート演奏の中村先生と私というメンバーで打合せを兼ねたお食事会がありました。

大谷社長と橋本さんの行きつけの磯辺料理さかいのお料理の数々。
どれも素晴らしく美味しかった。
初物の焼き松茸もいただきました。

   

  

薬師寺のお話から来年の菓子博の話まで、楽しい話に花が咲きました。
料理の写真ばかりで、全員の写真を撮るのを忘れました(汗)。

天武天皇という方は、歴代天皇の中でも日本の文化の礎を築いた方で、例えば各家々に神棚と仏壇を置くという風習を決めたのも、伊勢神宮を20年に1度建て替えるのを決めたのも天武天皇だそうです。
その天武天皇が奥さまである持統天皇のご病気の治癒を願って立てられたのが薬師寺で、薬師如来とは薬の師で文字通り癒しの如来であり、健康や医学を司る如来様。
そういうわけで健康祈願でお参りに来られる方が多いのだそうです。
健康は大事です!!

天武天皇は芸事をとても大切にしてた方でもあり、その法要では毎年1組が音楽の奉納をされるのだそうです。
万燈会という夜の法要で、私の作曲した『Peaceful Wind』ほか何曲かのパンフルートの曲を中村先生とご一緒に演奏奉納します。
なんだかスゴイことです。

「私クリスチャンなんですけど大丈夫ですか?」とお訊ねすると、薬師寺は檀家のない寺で、学問をするところだったので宗教、宗派は問いません、というお返事。
なるほどなあ。

人と人が宗教で分裂したり争ったりしてきた(させられてきた)時代も終わり、世界はいろんなところから一つになっていく時代。
日本でも明治維新で神仏分離令が出される前は神社と寺は仲良くやってきていたそうです。
支配者にとっては神社と仏閣、あるいは他宗教同士が仲良くされることは困ることであり、それが世界の宗教戦争を作ってきたと言っても言い過ぎではないと思います。

世界は一つになっていく。
私もその一役を買うのかなという感じです。

肩書きは何にしましょうか?と聞かれたので「作曲家」と答えました。
今までも作曲家でしたけど、これで公的にも作曲家です。

「すごいことは案外あっさり起きていい。」
って誰かが言われていた言葉を思い出します。

おかげさま、という心を忘れなければ、人生はどんどん願った通りになっていくんだと思います。
この気持ちを忘れずに頑張ります。
これからも、どうぞ宜しくお願いします。



フラワーフェスティバルと平和の風

2012-05-04 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

今年もひろしまフラワーフェスティバルに出演させていただきました。
去年までは新老人の会広島支部のコーラスグループ「フレディ」と「ほほ笑みと感謝の会」の共演という形での演奏でしたが、今年は「ヒロシマ・パンフルートの会」の一員として出演させていただきました。

今年は特別に声楽の平田玉代さん(たまちゃん)にもご出演いただいて、とてもステキな演奏になったと思います。
本日の演奏曲目はこちら。

1.アメージンググレイス
2.あすという日が
3.Peaceful Wind
4.しあわせ運べるように
5.さんぽ
6.クワクワ・ダンス
7.北の国から
8.故郷

    
写真は「ほほ笑みと感謝の会」のHPからいただきました。
(撮影して下さった橋本さんありがとうございます)

この「ヒロシマ・パンフルートの会」(正式には広島パンフルートの会)は、広島大学の物理の教授でもありパンフルート演奏家でもある中村純(あつし)先生が、パンフルートの普及のためにほぼボランティアで始められたパンフルート同好会の総称です。

中村先生と私は、元製菓会社の社長さんでもあった橋本さんを会長とする「ほほ笑みと感謝の会」の中の「パレスチナの子どもたちに希望を」というプロジェクトと通じて出会いました。
この活動は「パレスチナで分離壁建設によって倒されたオリーブ(命の木)をヒロシマでパンの笛に再生しコンサートを通して平和と希望を伝える。」「パレスチナ・ベツレヘムの音楽学校にピアノを贈る。」という目的で2009年に発足した活動です。

パレスチナで分離壁のために切り倒されたオリーブの木を広島に運んで、広島のパンフルート製作者がパンフルートを作り、そして広島の作曲家がオリジナル曲を作り、それを広島の演奏家が演奏する。
パレスチナと広島が、平和の象徴でもあるオリーブのパンフルートでつながり、共に平和な世界を作っていけるように、という願いをこめた活動です。

フラワーフェスティバルでの演奏については、「ほほ笑みと感謝の会」のHPや私のブログのこの記事(2011年5月4日の日記2010年5月4日の日記)の前後の記事を読んでもらえばわかると思います。
今回はパンフルートの演奏が中心で、ソロありデュオありアカペラありといろんな演奏を聴いていただきました。
これをきっかけにまたパンフルートが広く普及するといいですね。


(終わって全員で記念撮影!!)

Peaceful Windという曲のおかげで、こうして中村先生や皆さんと一緒に演奏させていただく機会が何度も与えられ、ホントに感謝です。
このプロジェクトの活動もバンド活動と併せて頑張って行きたいと思っています。
広島パンフルートの会の活動ともどもどうぞ応援して下さいね。
当日の模様は出演者のsumiさんのブログ香原さんのブログでも紹介されています。
併せて御覧ください。


頑張ろう♪フラワーフェスティバル♪♪

2012-04-29 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

フラワーフェスティバルの出演に向けて、ヒロシマ・パンフルートの会のリハーサルでした。
今日は声楽のたまちゃんこと平田玉代さんと一緒に中村先生の東広島の広島大学学士会館へ。
中村先生はじめパンフルートの皆さんと一緒に、しっかり2時間近く音合わせをしました。
たまちゃんの澄んだ歌声とパンフルートの音はホントによくマッチして、えも言われぬ感じでした。
ホントにステキですよ~~。

練習終了後はスイーツ大好きの中村先生からみんなに嬉しい差し入れ。
トップ写真にある「頑張ろう♪フラワーフェスティバル」のメッセージ付きのチョコレートケーキ。
とっても美味しかったです。

あとは本番当日を待つのみ。
本番では広島女学院のパンフルートチーム「ジョガクインコ」ちゃんたちの可愛らしい踊りもご披露します。
これがホントに可愛いんだって~~♪
フラワーフェスティバルの会場を魅了するに違いありません。
どうぞお楽しみに!!

広大キャンパスの学士会館の周りは八重桜が満開。
嬉しくなって、思わずたまちゃんと写真を撮りまくりました。
たまちゃんって色白でフワッとしてて、なんだかこの八重桜のイメージですよね。

   

私たちもこの八重桜のように聴く人を優しく幸せな気持ちにする音が届けられるといいな~~~♪
みんなで心をひとつにして、がんばります!!


今年も平和の風

2012-04-10 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

今年もやってきました、ひろしまフラワーフェスティバルのシーズン!!
ひろしまフラワーフェスティバル(FF)は1977年にはじまり、2012年で36回目の開催となり、広島最大級のイベントとなっているそうです。
もともとは、原爆投下のため失われてしまった広島地域のお祭りを、もう一度取り戻そうという目的でスタートしたイベントだと聞いています。
36回目の開催なんてすごいですよね。

私も一昨年前から『ほほ笑みと感謝の会』の一員として、パンフルートと歌で平和の音楽を届けるという目的で出演させていただいています。
パレスチナのオリーブで作ったパンフルートのために作曲した『Peaceful Wind』(平和の風)を、こうして毎年演奏できるのは、作曲者としても嬉しい限りです。

一昨年前のステージの模様(2010年5月4日の日記)は『ほほ笑みと感謝の会』の会長の橋本さんが、パレスチナ訪問の際にビデオにして現地に届けて下さいました。
原爆投下によって何もかも失ったヒロシマが見事に復活して、今現在このような花の祭典を開催できている様子は、パレスチナの子どもたちの未来にも、少しは明るい希望を届けられたかなと思います。

この動画はそのパレスチナ訪問の際、ベツレヘムのパレスチナ自治区にあるクリスマスルーテル教会の礼拝で、中村先生が『Peaceful Wind』を演奏された時の模様です。



手前味噌ながらつくづくいい曲ですね~~(笑)。演奏者(中村先生)がいいからですね。

というわけで、今年も私は広島パンフルートの会の一員として出演させていただきます。
今年は、例年のフレディの会の皆さんに代わって、声楽のたまちゃんこと平田玉代さんにも出演していただけることになりました。
たまちゃんの澄んだ歌声とパンフルートの澄んだ音で、『Peaceful Wind』(平和の風)が広島の空に爽やかに吹くといいな~と思っています。
パレスチナの平和のために、そして震災で亡くなられた方の魂のために、再び立ち上がろうとされている皆さんのために、皆で心を込めて演奏します。

出演は5月4日の17時10分から「すみれステージ」(白神ブロック)です。
ぜひぜひ応援に来て下さいね。

そして今年はなんと、バンドバトルの決戦5組に、知ってるバンドが2組が選ばれました!!
4月22日のライブに出演してくれるdenebと、SOUL大臣のShibaさんとこの次男ことTaigaくんのバンドCriminal bunny Girlです。
バンドバトルは5月4日のさくらステージ。
こちらはめっちゃ熱いですーー!!

その他にも、英会話のAnthonyことMさんがフラワー音楽祭の演歌の部で予選通過。
5月3日のさくらステージに立たれることが決まって、今年も友人・知人がたくさん出演されるお祭りになりそうです。

ひろしまフラワーフェスティバルはぜひ、お友だちご家族お誘い合わせの上お出かけ下さいね。
そして5月4日の「ひろしまパンフルートの会」のステージ、是非応援に来て下さいね。



ひろしまフラワーフェスティバル

2011-05-04 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

ほほ笑みと感謝の会とフレディの、第35回ひろしまフラワーフェスティバルのステージプログラム「平和の風コンサート」が無事に終了しました。
51名という大人数の出演でした。

演奏曲目は、
1.アメージング・グレイス
2.さんぽ
3.いのちの歌
4.故郷
5.ピースフル・ウィンド
の5曲でした。

今日に向けてあれやこれや考えて準備してきましたが、本番はあっという間。
なんだかあっけないような感じもしましたね(笑)。

でもこの広島市の大きなイベントの中で、ヒロシマからオリーブパンフルートの平和を祈る音を響かせ続けるということは確かな意味がある事のように感じます。
昨年のパンフルート部隊は中村先生を入れて8人。今年は19人でした。
ステージ下で聞いた音はそれほど大きくなく、むしろ小さめだったということでしたが、小さなこの音が世界に向けて大きく響き渡る日が楽しみです。

フレディの皆さんともまたご一緒できて嬉しかったです。
指揮をしてくださった原田先生、Yさん始めフレディの会の皆さん、ありがとうございました。
そして関係者の皆さまお世話になりました。

当日の模様はほほ笑みと感謝の会のアルバムsumiさんのブログにもUPされています。
そちらも是非合わせてご覧下さいね。


ほほ笑みと感謝の会&フレディ

2011-05-01 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

ほほ笑みと感謝の会は「ヒロシマからパレスチナの子どもたちに希望を」というメッセージを持って活動している市民ボランティアグループです。私も賛助メンバーの1人です。
紛争の続く聖地エルサレム。パレスチナ人居住区を囲むように建てられた高さ8メートルの壁。紛争が続く限りパレスチナの子どもたちは一生をこの壁の外に出て暮らすことはできません。そして壁のために次々と切り倒されていく命の木オリーブ。そのオリーブの木でパンフルートを作ってパレスチナの子どもたちのためのチャリティコンサートを開くという活動をしています。
早くこの紛争が終結し、イスラエルとパレスチナに本当の和平が来るように。
コンサートの収益金は全てパレスチナで建てられる音楽学校のために寄付されています。

そしてフレディの会は、聖路加病院理事長の日野原重明先生の呼びかけでスタートした『新老人の会』の広島支部メンバーによって結成されたコーラスグループです。童話『葉っぱのフレディ』のように、命の尊さを次の世代に伝えていくという趣旨で3年前に結成されました。

すでにお知らせした通り、去年に引き続き、今年もこの二つのグループのコラボレーションでフラワーフェスティバルに出演することになりました。
出演時間は5月4日(水)14:00~14:30で、場所はバラステージです。(画像はクリックで拡大します)





ぜひ応援に来てくださいね!!



命の大切さ~私にできること

2011-03-13 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

日本を襲った東日本大震災から2夜明けて改めて日記を書いています。

3月11日、私は私立保育園協会の新任教師研修のため、立野牧師と中村純先生と一緒に講演のお手伝いをしていました。
講演では『命の大切さ~絶望の中で見る希望』と題して、パレスチナのこと、オリーブパンの笛のメッセージと演奏を届けました。

一生出られない8メートルの壁に囲まれた生活。
常に命の危険にさらされているパレスチナの人たち。
そんな絶望の中にあっても、「もし大人になれたら(大人になるまで生きていられたら)学校の先生になりたい」という夢を持っている子どもたちのことも伝えました。

講演の後半では、絵本『咲いていること』の朗読を、テレビ新広島の三上絵里アナウンサーがボランティアでしてくださいました。

「新しく保育士になる皆さん、これから、もしかしたら困難な状況や悲しみの中で生きている子どもたちを目の前に自分の無力さを思う日があるかもしれないけれど、ぜひその子どもの悲しみや絶望にも寄り添って、皆さんのできることを精一杯やって下さいね。」

立野牧師のメッセージは、新保育士の方たちの心にきっと何か響いたことと思います。

私も自分の与えられた場所で「ただ咲いている」とはどんなことなのか、改めて考えながら講演会を後にしました。

帰りの車で、いつものように携帯でtwitterをチェック。
すると・・

「地震」「大津波」「停電」「地下鉄が止まっている」などの尋常でないツイートの嵐。
読みすすめながら一体何が起こっているのかわからない自分がいました。

家に帰ってテレビをつけるとまさかの大地震。
これが現実と思えない映像の数々。
チャンネルを全部回しても同じニュース。
刻一刻と伝えられる被害の状況。テレビの中の世界と自分の現実がどっちが本物か一瞬わからなくなりそうでした。

気を取り直して、夜はPeppermint Leafのリハに行き、また家に帰りニュースを見る。
そして朝が来て・・・。

繰り返し流される被災地の映像。
見てると悲しくて涙が溢れて何にも考えられなくなる。
どこか茫然自失の状態で日常の生活を送る自分。

昨日は、福島の第一原発がついに爆発事故を起こしたという最悪のニュースも流れました。
放射性物質は拡散し、これから信じられない多くの人が被曝してしまう・・・。
今まさに命の危険にさらされているのは、パレスチナの子供ではなく、日本の子どもたち。

何をしたらいい?

考えろ!考えろ!考えろ!

しっかりしよう!
今大切なのは自分の心まで大津波に巻き込まれないこと。

苦しみの中にある被災地の人たち。
そして被災地ではない私たちができることは、祈ること、募金、献血。
特に献血に関しては今すぐよりもから2週間後くらいから血液が必要になってくるそうです。
ぜひ3月下旬にみなさん血液センターへ献血に行って下さい。

ちゃんと健康な血液を送れるように私たちは今日も明日も健康でいましょう。
たくさん募金ができるようにしっかり働きましょう。
使わない電気は少しでも消して節電に協力しましょう。
Peppermint Leafのライブでも呼びかけようと思います。

あなたにできること。
私にできること。
自分の場所で自分を信じて、それぞれがしっかり自分の花を咲かせること。

被害に遭われた皆さん、頑張って下さい。
負けないで。
生きて下さい!!

東日本大震災の安否確認、緊急募金、ライフラインについてまとめたぺージはこちらです。

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