広島県民文化センターで開催の『ジュノー音楽祭2012』が無事に終了しました。
今回私は「ほほ笑みと感謝の会」の一員として出演させていただきました。
雨の中たくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございました。
軽くレポしますね。
会場入りは14時45分ということで、やすくんと一緒にレンタルスクリーンとプロジェクターを調達してから会場へ。 スクリーンを組み立ててなんとかリハができる状態になるまでちょっとかかりましたが、しっかり時間があったので、パンフルートの中村先生、香原さん、ソプラノの玉ちゃん、語りの立野先生とゆっくりリハもできました。
ピアノがスタインウェイのフルコンだったことは個人的にとっても嬉しかったです。
自分の買えないようなピアノも弾けるのはピアニストの醍醐味。
スタインウェイのフルコンはお値段約2000万円。お家が買えちゃいます。
さていよいよ本番。
NHK少年少女合唱団の皆さんのピュアな歌声が会場に響き渡り、大きな拍手とともに最後の曲が終わって私たちの出番です。
スクリーンを設置し、司会の人が紹介してくださる中、ステージへ。
立野先生の語りと演奏のコラボレーションで、皆さんがあまり知ることのないパレスチナの子どもたちの現実、そして忘れかけているかもしれない東日本大震災の被災地の現実をご紹介しました。
セットリストはこちらでした。
1.アメージング・グレイス
2.星に願いを
3.アヴェ・ヴェールムコルプス
4.ピースフル・ウインド
5.天使のパン
6.ジュピター
7.北の国から
8.見上げてごらん夜の星を
9.ふるさと
10.しあわせ運べるように
広島が希望の町だと言ってくれるパレスチナの子どもたち。
忘れないでください、祈り続けてくださいと言われる被災地の人たち。
遠く離れていても私たちにできることはきっとあります。
私たち1人1人が自分ごととして考えることが大事なことだと思いました。
悲惨な現実を見せられて、考えさせられて、頭がいっぱいいっぱいになってしまう人もいたと思います。でもぜったいにあきらめないことです。
失われてしまった命のためにも、生きている私たちが守っていく命がある。
ジュノー先生のように立派なことができなくても、きっと何かできることがある。
私たちは私たちの場所でしっかりと生きていきましょう。
(最後に全員で記念写真。なぜか香原さんが一緒じゃなくてすみません。)
『しあわせ運べるように(ふるさとバージョン)』
作詞・作曲 臼井 真
一、
地震にも負けない 強い心をもって
亡くなった方々のぶんも 毎日を大切に生きてゆこう
傷ついた「ふるさと」を もとの姿にもどそう
支えあう心と明日への 希望を胸に
響きわたれぼくたちの歌
生まれ変わる「ふるさと」のまちに
届けたいわたしたちの歌 しあわせ運べるように
二、
地震にも負けない 強い絆(きずな)をつくり
亡くなった方々のぶんも 毎日を大切に生きてゆこう
傷ついた「ふるさと」を もとの姿にもどそう
やさしい春の光のような 未来を夢み
響きわたれぼくたちの歌
生まれ変わる「ふるさと」のまちに
届けたいわたしたちの歌 しあわせ運べるように
届けたいわたしたちの歌 しあわせ運べるように
この「ほほ笑みと感謝の会」のメンバーは次回、12月22日(土)に広島女学院大学での日野原重明先生の『いのちの授業』の前座として講演&演奏をさせていただくことになっています。
どうぞよろしくお願いします。