オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

咲いていること

2011-02-28 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

今日は3月に開かれる広島市私立保育園協会の講演のための朗読とピアノのリハーサルでした。
この講演会は今年新しく保育士になる方のための講演会で、100名以上が参加されるのだそうです。
今回私たちは「ほほ笑みと感謝の会」のパレスチナのオリーブのパンの笛プロジェクトの活動を立野泰博牧師のお話と中村純先生(パンフルート)と私(ピアノ)の演奏で紹介しながら、保育士になる皆さんに命について考えてもらうという内容で講演の依頼を受けました。
講演の中で絵本『咲いていること』の朗読もしようということになり、朗読者としてある方がお手伝いして下さることになりました(←紹介していいか確認できたらご紹介しますね)。

咲いていること
平岡 麻衣子
ザメディアジョン

「種が人のためにできることは、
 そこで咲いていることだけだから。」
(さく:立野泰博 え:平岡麻衣子『咲いていること』より)

気持ちのいい澄んだ声で読まれる『咲いていること』は、しんみりと心に沁みます。
この絵本がきっかけで作曲した曲『咲いていること』も、手前味噌ながらぴったり合っていて、きっと温かなメッセージを届けてくれることだろうと思いました。
私は演奏を頑張ります。

さて夕方はSecretやセイウのボーカリストでもおなじみのAkiちゃんとスタバでデート。
久しぶりに積もる話に花が咲きました。
ザッハトルテの思い出話から地味歩きの話まで(笑)
いや~~楽しかったわ。気がつくとまた4時間経ってたもんね。

今日は季節限定のさくらラテとさくらデニッシュをいただきました。

 

なかなか美味でしたね。
明日からは3月。
Peppermint Leafの『桜色の季節(とき)』が似合う季節まであと少しですね。

 


広島女学院大学人権週間

2010-12-07 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

今日は、広島女学院大学人権教育プログラムの特別授業ということで、ほほ笑みと感謝の会立野泰博牧師中村純先生と一緒に「パレスチナのオリーブは希望を語る」という題目で講演と演奏をしてきました。
学生の皆さんにパレスチナの子どもたちが置かれている現状と、彼らにとって「ヒロシマは希望の街」であるということ、そしてオリーブのパンフルートの語る言葉が少しでも伝わればいいなと思いました。

パレスチナオリーブのパンフルートの講演と演奏会はこの秋から数えてもう3回目。
いろんな機会をいただいて皆さんにこの活動を知っていただけるのはとってもありがたいこと。
『Peaceful Wind』もおなじみの曲になってきましたね。

立野牧師がパレスチナで出会った女の子の話。
「大きくなったら医者になりたい。世界には病気で苦しんでいる人がたくさんいるから、お医者さんになって世界の苦しんでいる人を助けたい」という彼女の夢は、現状では叶うことはありません。
何故ってパレスチナ人にはパスポートがなく、一生、国外どころか壁の外にさえ出れないからです。

パレスチナ人居住区を囲む、距離にして703キロの壁。
軽く広島から大阪くらいまであります。
牢獄のようなその壁も空までは覆えないと、パレスチナ人居住区にあるキリスト教会牧師のラヘブ牧師は語られます。
壁を越えれば私たちはつながれるし助け合える。

その教会には世界中から多くの支援の手が差し伸べられていますが、でも本当に大切なのはその中で生きる人たちが「希望」を持ち続けられること。
そのためには「芸術」が必要だと、ラヘブ牧師は中東で初めての音楽学校を建設しようとされているのです。
「ほほ笑みと感謝の会」の働きはそこに2台のピアノを贈ること。
「イスラエルとパレスチナに平和」を願う人たちが広島をはじめ日本中にこんなにたくさんいるということを子どもたちに伝え、子どもたちが希望を持ち続けられるように応援することです。

世界のどこに生まれようと命の重さは同じです。
この活動を通じて、自分もパレスチナの子供のために何かしたいと思う人が世界に1人でも増えたらいいと思います。

授業終了後は、広島女学院にパンフルート同好会をぜひ作りましょうという話が飛び出して、自称パンフルート普及協会会長の中村先生もとっても嬉しそうでした。
いつか広島で「Peaceful Wind」の100人のパンフルート演奏でもできたらステキでしょうね。

この中村先生がパンフルートの魅力について語って下さる講演が、へそ曲がり倶楽部の主催で八丁堀で12月15日に開催されます。
いつもセプコンなどの司会でお世話になっている並木ちゃんの紹介です。
会員制ではないらしくどなたでも参加していただけるそうです。
ぜひこの機会にパンフルートの魅力に触れてみて下さいね。
詳しくはこちらまで。


にしき堂チャリティコンサート『パンフルート演奏会』(追記あり)

2010-11-10 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

今日は日本福音ルーテル広島教会礼拝堂でコーネル・パナトリオのコンサートでした。
にしき堂にご協力頂いてほほ笑みと感謝の会主催のチャリティコンサート。
おかげさまで大成功でした。
ご来場下さった皆さま、コーネルパナトリオご一行の皆さん、中村先生ありがとうございました。
そして関係各位の皆さんに心から感謝です。

本日のプログラムはこちら。

第一部
ピアノソナタ ニ短調 J.B.ルイエ
管弦楽曲 ロ短調 バッハ
ヴォカリーズ ラフマニノフ
シシリアン パラディス
別れの曲 ショパン
ベニスの謝肉祭 アーバン
特選讃美歌集 

第二部
天使のパン セザール・フランク(中村先生とご一緒に演奏) 
熊蜂の飛行 リムスキー・コルサコフ
FORTUNA ルーマニア民謡
トルコ行進曲 モーツアルト
日本の曲(月の砂漠 ほか)
ホフマンの舟歌
ルーマニア民謡

アンコール
Peaceful Wind ほか

2時間のコンサートはあっという間でした。
こんなに夢中になってしまうコンサートはホントに珍しい。
彼らの「聴く人をを喜ばせたい」という全身全霊の演奏がお客さんに伝わるからなんでしょうね。
それにしてもパンフルートってなんて自由な楽器なんだろうって思えてくるから不思議ですね。

アンコールの『Peaceful Wind』。
最高でした。ホントに夢のよう。
世界的な演奏家の皆さんが自分の作曲した曲を演奏してくれるなんて、作曲家としてこれほど嬉しいことはありません。
パナさんのパンフルートの音色はさることながら、共演のバイオリンのチュカさん(なんでもあのバイオリンは8000万円くらいするんだとか)、ピアノの谷口さんの演奏もただただ本当に美しかったです。

『Peaceful Wind』の印象をお聞きしたら、
「この曲は日本だけじゃなく、世界のどんな国の人にも平和な心を抱かせてくれる曲です。」と言っていただけました。
感無量です。

『Peaceful Wind』の演奏終了後に、にしき堂の大谷社長から香原さん製作のオリーブパンフルートの贈呈がありました。
事前にパナさんにはシークレットにしていたので、パナさんの驚きようと言ったらなかったですね。
コンサート前のTV局のインタビューで、木から作ったパンフルートは竹のそれとは違い、手間も時間もかかっていて、製作者の思いがこもっているから素晴らしいです、とオリーブのパンフルートを手に取ってうっとりと見つめておられたパナさん。
きっとこのオリーブパンフルートを世界中で演奏して下さることでしょう。
よろしくお願いします。


(司会をしました)


(パナさんの演奏)


(パナさんとチュカさん)


(谷口さん&チュカさん&パナさん)(橋本会長お写真感謝です。)


(ほほ笑みと感謝の会橋本会長と私)

というわけで、コーネルパナトリオの皆さん、夢のようなひとときをありがとうございました。
きっとまたお会いできると楽しみにしています。


世界一のパンフルート奏者、広島へ。

2010-11-09 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

世界一のパンフルート奏者と言われている、コーネル・パナさんがトリオで来日。
パンフルートのコーネル・パナさん、バイオリンのクリスチャン・チュカさん、ピアノの谷口玲理さんの3人。本日から来広です。
今日は朝から平和公園の原爆慰霊碑に参拝。
そして奉献演奏をして下さいました。

曲はもちろん『Peaceful Wind』。
慰霊碑前でのパナさんとチュカさんのデュオ演奏。
すごい風の中というのに、素晴らしい音でした。
ルーテル保育所の子どもたちも来てくれていました。

こちらは中国新聞の記事です。

なんだか感無量です。
こういうとき・・・言葉がありませんね。




(sumiさん写真をありがとうございました)

その後はみなさんと一緒に資料館を見学。
私もこんなにじっくりと資料館を見たのは初めてかも。
被爆前の広島と被爆後の広島の様子。
ずっとずっと続く核の後遺症のこと。

やっぱりずっしり心が重くなります。
でもここから目を逸らしてはいけないし忘れてはいけない。
広島の普通の市民たちの当たり前の暮らし。
それを一瞬で奪い取り、その後も苦しめ続ける原爆。

地球上から核兵器や武器が無くなる日が一日も早く来て欲しいとあらためて思いました。

さて明日はコーネル・パナトリオのチャリティコンサートです。
収益はすべてパレスチナの子どもたちの音楽学校のためにささげられます。
素晴らしいパンフルートの音色と美しい演奏をぜひ聴きにきて下さい。

★にしき堂 チャリティー パンフルート・トリオ コンサート★
日時:2010年11月10日(水)開場18:00 開演19:00~
演奏:コーネル パナトリオ
場所:日本福音ルーテル広島教会 3F礼拝堂 広島市中区鶴見町2−12
チケット:2,000円、前売り1,500円
☆ 収益金はパレスチナのこどもたちに捧げられます(ピアノ購入資金)
☆ 席に限りが御座います、お早目のご予約をお願い致します
☆ チケット申込はこちら又はFax(082)236-6737橋本でお願い致します
☆ 問合せは090-5265-9459「ほほみと感謝の会」橋本清次まで
後援 にしき堂  主催 ほほ笑みと感謝の会   


新老人の会広島フォーラム「生きがいのある人生」

2010-11-04 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

今日はホテルグランビアで開催の新老人の会の広島支部フォーラムに参加しました。
今回は第一部は日野原重明先生の講演、そして第二部はアトラクションとして「平和の風コンサート」という題目でフレディの会のコーラスと共にパンフルートの演奏をお届けしました。
なんと900名もの参加者の皆さまに、「ほほ笑みと感謝の会」のパレスチナの音楽学校にピアノを送るという活動を知ってもらう機会をいただけて、本当に良かったです。
ありがとうございました。

日野原先生のお聞きするのは9月の全国ジャンボリーに続いて2回目。
「愛すること」「始めること」「伝えること」「許すこと」・・
舞台を歩きながら話される日野原先生のお話はユーモアたっぷり、話題も多岐に渡り、1時間の講演はあっという間でした。
ホントに日本で一番チャーミングでステキでタフな先生です。
99歳という年齢を全く感じさせない生き生きとしたお話に、またまたエネルギーをたくさんいただきました。
来年の伊勢市で開催の100歳記念講演にもぜひ参加したいですね。

第二部の立野牧師先生によるオリーブパンフルートにまつわるお話と私たちの演奏。
今回のパンフルート演奏は製作者の香原さんの演奏でした。
フレディの会のコーラスの皆さんとご一緒に『Peaceful Wind』を演奏しながら、パレスチナから届いた命の木、オリーブの願いがパンフルートの音色になって世界へ広がっていく様子を目に浮かべました。
世界中から武器が必要なくなる日が一日も早く来ますように・・。

ご来場の皆さんにたくさんCDやオリーブストラップを買っていただきました。
ありがとうございます。
皆さまの思いは必ずパレスチナに届くはずです。

さて、お知らせです。
実は来週11月10日(水)に「ほほ笑みと感謝の会」ではスペシャルプログラムを予定しています。
世界一のパンフルート奏者のコーネル・パナ氏をお迎えしての「にしき堂チャリティー・パンフルート・トリオコンサート」
なんとこのパナ氏が『Peaceful Wind』を演奏して下さるというお話もちらほら。
そんなそんな・・・ウソみたい!?
もうただひたすら作曲家冥利に尽きます(感涙)。

今回の収益は全て、パレスチナのピアノ献金のために寄附されます。
まだ若干お席に余裕はあるようなので、皆さまぜひお越し下さい。

にしき堂 チャリティー パンフルート・トリオ コンサート
日時:2010年11月10日(水)開場18:00 開演19:00~
演奏:コーネル パナトリオ
場所:日本福音ルーテル広島教会 3F礼拝堂 広島市中区鶴見町2-12
チケット:2,000円、前売り1,500円
 ☆ 収益金はパレスチナのこどもたちに捧げられます(ピアノ購入資金)
 ☆ 席に限りが御座います、お早目のご予約をお願い致します
 ☆ チケット申込はこちら又はFax(082)236-6737橋本でお願い致します
 ☆ 問合せは090-5265-9459「ほほみと感謝の会」橋本清次まで
後援 にしき堂  主催 ほほ笑みと感謝の会
   

コーネル・パナさんについては、このすごい動画をどうぞ!



新老人の会10周年記念 第4回ジャンボリー

2010-09-03 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

東京に行ってまいりました。
日記が滞りましたが、まとめてアップしたいと思います。

まずは本日(9月3日)は、九段下のグランドパレスで開催の新老人の会10周年記念ジャンボリーに参加してきました。
今朝はほほ笑みと感謝の会の橋本さんご夫妻とご一緒に6時の始発で東京へ出発。
会場のグランドパレスでは立野牧師、中村先生と落ちあい、まずは10時半からいざリハスタート。
細かな打合せを終えて、ファミレスで昼食を取り本番に備えます。

13時半にジャンボリーがスタート。
「ジャンボリー」というのは、主にボーイスカウトやガールスカウトの全国大会の名称で、全国で活動する少年少女たちが集まって行うキャンプのことだそうです。
日野原先生はその少年少女の全国大会の名称を新老人の会の全国大会に名称にされました。
各地区で活動する新老人の会の会員の皆さんが、一堂に会してお互いの活動を全国に紹介し、共に応援し合うという目的で4年前から開かれているそうです。ちなみに昨年は広島で開催されたのだそうです。

プログラムはまず頑張ってる支部と個人に対する表彰からスタート。
日野原先生の生まれ故郷ということで、会員数増加全国トップを目指して毎年活動に励んでおられる山口支部と、日野原先生の「いのちの授業」を「いのちの出前授業」として受け継いで4年間で68回も開催しておられる橋本京子さんが表彰されました。

壇上に上がられた日野原先生は実は昨日イスラエルから帰られたばかり。
ミュージカル「葉っぱのフレディ」のニューヨークカーネギーホールでの公演を終えられた後、ドイツのオーバーアマガウのキリスト受難劇ご見学に渡欧。その足で聖地巡礼でイスラエル訪問。気温45度の聖地を毎日1万歩歩かれたそうです。
帰国されてすぐに院長を務められている聖路加病院で何人かの患者さんを診察されて帰宅。
翌日がこのジャンボリーと言う、なんとまあ・・超人と言える奇跡の99歳。
ホントにお元気です。つくづくこの日野原先生あっての新老人の会なんだなあと実感です。。

表彰に続いては各支部の活動を紹介する講演のコーナー。
大沢利充さんの「幸せを招く遺言書の書き方」という話、本田愛子さんの「健康で美しい歩き方」の講座、新潟の川柳の会の代表でもある大野風柳さんの川柳の会の活動がそれぞれ30~40分ずつ報告されました。
そして最後がいよいよ我々のコーナーです。

タイトルは「子どもたちに愛と平和を」
まずはほほ笑みと感謝の会の代表橋本さんのご挨拶。
橋本さん、実は用意した原稿を丸暗記するほど読まれてたらしいのですが、本番では全く違うことを話されたとか(笑)。でもかえってそれが親しみ深くて、いつもの橋本さんらしくて良かったと思います。
続いてはパレスチナ訪問の映像に合わせ、立野牧師の説明をはさみながら中村先生と私とでパンフルートの曲を次々と演奏していきます。

曲目は「アメージンググレイス」「アベベールムコルプス」「シャボン玉」「シューベルトのアベマリア」「パンの神の伝説」「ジュピター」そして「Peaceful Wind」。
あっという間の30分でした。

プログラム終了後には日野原先生の総評。
再び壇上に上がられた日野原先生。まずはご自身の昨日までの旅の詳しい報告。
そして一人一人の講演者に対して丁寧な感想とコメント。全部で1時間あまり。
もちろんかくしゃくと立ったまま講演されます。演奏終了のすぐ後だったので席に戻らず客席横に立った状態で先生のお話を聞いていた我々の方がフラフラしそうなくらい(笑)。
私たちの演奏にも嬉しい言葉をいただきました。
そんな日野原先生の講評も大きく手伝って、終了後にCDとオリーブストラップは皆さんに飛ぶように買っていただきました。みなさまありがとうございました。

当日の模様はほほ笑みと感謝の会のHPにも紹介されています。

日野原先生には記念に白寿記念の最新の著書『生きてるだけで100点満点』をいただき、一緒に写真も撮っていただきました。
「応援しますからね」という嬉しいお言葉も。
次は11月の広島大会でもまた紹介させていただけるそうです。
頑張ります!!


生きてるだけで100点満点
日野原重明
ダイヤモンド社





オリーブパンフルートプロジェクト

2010-08-30 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

来る9月3日(金)に開催される、新老人の会の10周年記念講演会&ジャンボリーで、ほほ笑みと感謝の会の会長でもある橋本さんが「オリーブパンフルートプロジェクト」を紹介されることになりました。
立野牧師と中村先生と私も一緒に出演することになり、今日はパンフルートの中村先生と音合わせ。
ご多忙な中村先生の京都出張帰りに広島に立ち寄っていただき、アレンジの相談などをしました。

CD『Peaceful Wind』でもおなじみの「アメイジンググレイス」や「アベベールムコルプス」、「ジュピター」などを合わせました。
「ジュピター」はいただいた譜面がとてもシンプルなものだったので、今回用に再アレンジ。
中村先生の曲解釈を聞きながら、私もそこにアイディアを加えていきます。
今回の私たちの演奏は「希望」というテーマで演奏するので、闇から光へ、地上から広い宇宙へ静かに広がって上がっていくようなイメージで演奏することにしました。
私たちのやりとりを聞いて同席の橋本さんが、いちいち「おっもしろいな~~」とおっしゃって下さることに少し照れました(笑)。
本番でそのイメージが皆さんの心に伝わるといいですけどね。
中村先生よろしくお願いします。

今回の「Peaceful Wind」の演奏では特別に歌もご披露することに。(←関係者の人も読まれてるかな?書いても大丈夫ですよね?)
そういう心の準備は(歌の準備も)してなかったので、ちょっと焦り気味。
ピアノだけじゃなくて歌も練習しなくちゃいけなくなっちゃいました。
頑張ります!!

ほほ笑みと感謝の会の活動も、少しずついろんな人の手を借りて広がっています。
11月にも12月にも「オリーブパンフルートプロジェクト」の紹介をする機会が与えられたそうです。
「平和のために私も何かしたい」と思っている人が、こんなに多いことに感動します。
この世界に「生きているうちに世界の本当の平和を見たい」と思う人は本当に多いのだと思います。

twitterで紹介されていた
『肺がんで死にかけている団塊元東大全共闘頑固親父を
団塊ジュニア・ハゲタカファンド勤務の息子がとことん聞き倒す!
「お前の1960年代を、死ぬ前にしゃべっとけ!」
-収録・2008年7月19.20日、箱根千石原温泉みたけ旅館にて-』

1946年生まれの父と1974年生まれの息子のサシの話。
まだ途中だけどかなり面白いです。こちらのブログで全文読めます。本はこちら。

お前の1960年代を、死ぬ前にしゃべっとけ!
加納 明弘,加納 建太
ポット出版

 


オリーブの語る言葉

2010-08-04 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

8月3日から8月5日のルーテルこどもキャンプ。
全国から広島に集まった約50人の小学5、6年生に、平和のことを考えてもらう3日間。
20世紀から21世紀の狭間に生まれた10歳から12歳の子どもたち。
この3日間で何を感じ取ってくれるのでしょうか。

今日は平和大通りのオリーブの木の下で、パレスチナで切り倒されたオリーブの木から作ったパンフルートと歌で演奏をしました。

広島に原爆が落ちたちょうど同じ頃、パレスチナの地に落ちたオリーブ。
そして、原爆で何もかもなくなった広島に小豆島から届けられたオリーブ。
どちらもそれぞれの場所で大きな樹になりました。
ところがパレスチナのオリーブは紛争で切り倒されてしまいました。
でも今日、そのオリーブは楽器として甦り、広島で平和の言葉を語りました。

子どもたちの心にどんな言葉が聴こえたのか、訊いてみたいなと思います。

この模様は明日(8月5日)のお昼前(11時45分~)のRCCニュースで少し流れるそうです。
もしお時間があればテレビのチャンネルを合わせて下さいね。

65年前の今日、8月4日。
2日後の運命を知らない活気で、広島は満ちていました。
それを思うと胸が苦しくなります。

戦争中とはいっても子供たちは夏休み。
学徒動員や建物疎開のない子どもたちは川で泳いだり、魚釣りをしたり、夏を満喫していたんでしょう。
原爆を落とすために(その被害がどれくらいかを正確に知るために)、8月6日まで広島には一発の空襲も落とされなかったと言います。
つまり「戦争を終わらせるために落とした」という大義名分は、ただの口実。
実は1944年の9月に英米間で、最初の原爆はヨーロッパではなく日本に投下されることが決まっていたそうです。1945年の5月、候補地は人口の多い17都市の中から京都、広島、小倉、新潟が選ばれ、ここに空襲することを禁止。そして最終目的地は7月25日に広島、小倉、新潟、長崎にしぼられ、原爆を落とす命令が出たのは8月3日。

そして広島は悪夢の8月6日を迎えます・・・。

何も知らなかった広島の人々・・。

被爆者の人たちが被爆体験を話したがらない理由は、その体験があまりにもむごいから。
私が初めて原爆の恐ろしさを知ったのは、小学校の修学旅行の長崎の原爆資料館。生まれて初めて資料館を訪れた日は、その遺品や写真を見て気分が悪くて吐きそうになりました。。
写真を見ただけでもそうなのに、それを実体験した子どもたちがどんな気持ちになるのか、想像に難くありません。

その時代の子どもたちは今65歳以上のお年寄りになり、家族を持ち、それぞれ平和な広島で生活をされています。
思い出したくない日々。
だけど忘れてはいけない日々。
どんなにか苦しかっただろうと思います。

だけど21世紀の子供たちへ伝えて欲しい。
戦争のない世界を創る尊さを。
正しい戦争なんてない。聖戦なんてない。
この地球上から無くなってもいいいのちなんて1つもない。

オリーブのパンフルートのように語って欲しい。
もう二度と私たちが間違えることのないように。


知ることで見えてくるもの

2010-06-09 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

被爆者でもある橋本さんが「ほほ笑みと感謝の会」を発足され、パレスチナの子どもたちに希望を届けるというプロジェクトを始められたのは約2年前。
その時には、まだ先のことと思われたパレスチナ訪問は約束どおり実現し、橋本さんご夫婦や立野牧師先生、中村先生はじめパレスチナ訪問団の皆さんは、先日パレスチナから無事に帰国されました。

こちらはTBSニュースバードで放送された特集番組。




この中で紹介されたパレスチナ人自治区でのコンサートも、オリーブのパンフルートや絵手紙、千羽鶴、けん玉などの贈呈も無事に行われ、私たちのピアノ募金も、中東に初めて建てられるという音楽学校で2台のピアノを買う資金に充てられるということでした。

おなじみ立野牧師のブログに番外編としてパレスチナ訪問の様子が紹介されています。
面白いですよ。

「パレスチナは危険」と思わされていたある種の洗脳。
私たちには知ることで見えてくることがいろいろあります。
きちんと知ると、怖がる必要は何も無いことがわかってきます。
ただし一方で、見えたものから全てを知った気になってはいけないことも、心に留めておこうと思います。


遠くパレスチナから

2010-06-01 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

先日小林さんにお会いしてとにかく思ったのは「私、相当疲れてたんだなあ・・」ってこと。
このところの多忙の上に、パソコンや携帯電話もよく使うし、そういう状態が続くと体がプラスの電荷に帯電してくるらしいんです。

小林さんの建物はそいういう人の電荷をアースしてくれるようにできてるらしいんですよね。
自然界だとパワースポットと呼ばれる場所にはそういう働きがあるんだそうです。
山や滝が気持ちいいのも、野山を散歩したりすると気持ちいいのも体の電荷が空気中のマイナスイオンで体外に逃げるからなんだって。

早速パワースポットに行ってエネルギーを充電できれば言うことなしなんだけどそうもいかないので、まずは部屋の風通しを良くして、部屋の中の空気の澱み(よどみ)を一掃することにしました。
朝から玄関と窓を開け放ち、空気の総入れ替え。
これだけでもかなりな効果が期待できそうです。

今日は、パレスチナにおられるほほ笑みと感謝の会の橋本さんから携帯メールが届きました。
シナイ山を臨む丘の上で『Peaceful Wind』が演奏され、ベツレヘムの教会での『Peaceful Wind』コンサートも大成功に終わったとのこと。

ラヘブ牧師は、いつかこの歌にアラブ語の歌詞を付けましょうと言われたそうです。
きっとパレスチナの子どもたちが歌ってくれるんでしょうね。
ぜひ聴いてみたいですね。
世界中の言葉で『Peaceful Wind』が歌われる日もそう遠くないかもね。

そんなことを思いながら『Peaceful Wind』のCDをかけて、Mさん栽培のカモミールのお茶を飲んでます。
う~~ん、幸せ・・。