オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

ジョニ・ミッチェル『BLUE』

2015-04-07 | おすすめCD

実はジョニ・ミッチェルというシンガーソングライターのことをよく知らなかった。
私の好きなター坊こと大貫妙子さんが薦めてて興味を持ったというのがそもそものきっかけ。
いつかちゃんと聴いてみたいと思ってAmazonのお気に入りに入れてたんだけど、ジョニ・ミッチェルが倒れたと聴いて手に入らなくなったら大変、と思ってこの『BLUE』を購入。
さっそく聴いてます。


独特の歌い方、メロディー、コード進行。
どこかエンヤに似てるなあ、と思ってたら、彼女はカナダ生まれで母親がスコットランド及びアイルランド系、父親はノルウェー系だそう。なるほどね。


この『BLUE』はアルバムとしてもさすが最高傑作と言われるだけある作品です。
シンプルだけど1曲1曲がすごくしっかりしてる。
録音も生々しくていいですね。


1曲目やタイトル曲もいいけど、私は意外に2曲目の『My Old Man』が好き。


 
CDだとエンディングのピアノのシンプルなリフが妙に頭と心に残ります。


このアルバムには納められてないけど『青春の光と影』(Both Sides Now) も好きな曲。
これは原田知世のカバーで知った曲です。




これもつくづくいい曲です。
いろんな人にカバーされていますね。
名曲は時代を超えて残る。
こういう1曲を書きたいものです。

Blue
Warner Bros.
Warner Bros.

 

青春の光と影
ワーナーミュージック・ジャパン
ワーナーミュージック・ジャパン

  


Tatiana Parra & Vardan Ovsepian『Lighthouse』

2014-10-15 | おすすめCD

今日はセイウのakiちゃんとランチし、ギタリストの砂Pこと砂原くんとお茶して、蓬-よもぎ-のボーカルのオリオちゃんとお茶するという、ミュージシャンに会いまくった日でした。


akiちゃんとは久しぶりにランチしたんですが話が終わらず、そのまま砂Pとのお茶にも誘って3人で喋りまくり、最後のオリオちゃんとのお茶にも参加してもらい、ほぼ一日一緒にいたわ~~という感じでした。
楽しかった。akiちゃんありがとうね。


いろんな話を聞きました。
音楽の裾野は広い。どんな理由だって音楽はできる。
サクセスのため、友だち作りのため、自分の成長のため、憧れのミュージシャンと共演するため、仕事のストレスを解消するため、好きな人と一緒の趣味を持ちたいため、ただ楽しむため・・・etc。
どんな理由で音楽をやってもOK。音楽の懐(ふところ)はそれほど広い。
でも、私は私の音楽に対する愛と誠意をひたすら貫こう、ってやっぱり思いました。


アドラー流に言うと「課題の分離」。
私は私の仕事をしっかりやる。それだけ。


写真はakiちゃんに教えてもらったTatiana Parra(タチアナ・パーハ)というサンパウロ出身のシンガーの人の話題のCD。素晴らしい。即買い。でもって我が家のB&Oオーディオでヘビロテです。Amazonにはナイです(笑)。





聴いてると次第に心が澄みわたる。瞑想に入れそうな音楽です。 

 


大貫妙子トリビュートアルバム-Tribute to Taeko Onuki

2014-09-22 | おすすめCD

ようやく『大貫妙子トリビュートアルバム』を買いました。
昨年の発売だから「やっと」って感じです。
そしてじっくり聴きました。


なるほどねー。岡村靖幸、奥田民生、ハナレグミ、松任谷由実、どんな人がカバーしてもやっぱり「大貫妙子カラー」だな、って思う。これが大貫妙子という人の強さなんだと思います。


「音楽をやっています」って言うと、「どんなバンド(音楽)をやってるんですか?」と聞かれるので、一応「ユーミンとか矢野顕子とか大貫妙子みたいな感じ・・」と答えてるんですけどね。
自分ではそれってどうなの、と心の中で突っ込みを入れてみたりしますね(笑)。 


ター坊(大貫妙子さん)のことは昔から大好きで憧れの人。
彼女の作る楽曲も音楽との向き合い方もある意味で自分の理想。
自分が迷いそうになった時には「ここに帰る」という軸を思い出させてくれます。
とてもとても追いつけないけど、私も私なりに切磋琢磨していきたいとまた思わせてもらえました。


この企画のための1枚目もさることながら、過去のカバーを集めた2枚目もなかなか素敵でした。
私の感想としては、特に薬師丸ひろ子の「色彩都市」、ラジの「風の道」、大橋トリオの「突然の贈り物」、青葉市子の「3びきのくま」あたりが新鮮で素晴らしかったです。
良かったら聴いてみて下さい。

大貫妙子トリビュートアルバム - Tribute to Taeko Onuki- (2枚組ALBUM)
commmons
commmons





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Rumer

2014-07-03 | おすすめCD

イタリア旅行記、3日目にしてやっと書き終わりました。
ふ~~疲れた~~(笑)。
おかげさまで飛行機も遅れず、スリにも遭わず、一度も雨にも降られず、反対に予想外のラッキーなことがたくさん起きた楽しい旅行でした。これもホ・オポノポノと守護天使のおかげ?


旅行を振り返って思うのは、あの時「行く」って直感で決めてほんとうに良かったなっていうこと。
その時には何も条件が整っていなくてもワクワクに従って決めたら、条件はなぜか整ってしまうということなんだって再認識できました。


今回の旅行で何が変わったか。
多分私の中の細胞も精神もまるっきり別人に変わってしまったと思います。
自分を変えたかったら環境を変えるのが一番てっとり早いですね。


イタリアに対する認識も行く前と後とでは全然違う。
ただの観光旅行じゃなかったことも良かった。
りぼんさんがオススメの「イタリア語学留学」も場合によってはアリかもね。 


もともと好きだったワインも一層好きになりました。
ぶどう畑でぶどうを作るところから見ることができて、生産者の方たちのワインに対する愛情も知ることが出来ました。この1杯のワインにどれだけの手がかかってるかという物語を知ると余計にそのワインが愛しくなります。
イタリアで買って来た写真のPIAZZANOのオーガニック白ワインはあっという間に無くなってしまいましたけどね。めっちゃ美味しかった。


どんな人にとっても平等に人生は一度きり。
この一度の人生をどのように使うのかの責任は全部自分にある。
だったら人のせいにしたり環境のせいにしたり言い訳するのはやめて、全部思い通りに生きた方がいいのです。
窮屈になったシンデレラのガラスの靴なら思い切って脱ぎ捨てて裸足で駆けてみよう!!


帰りの飛行機で初めて聴いたアーティストRumer。
パキスタン出身でイギリスで31歳でデビューしたシンガーソングライターだそうです。
カレン・カーペンターに似た歌声。かなり好きな感じです。
知らなかったなあ。
2010年のこのデビューアルバム買ってみようかなと思ってます。

Seasons of My Soul (Bonus Track Version)
Wea Int'l
Wea Int'l




白鶴山デビューアルバム『一献献上』

2014-05-28 | おすすめCD

白鶴山は日本酒かお相撲さんの名前みたいですが、れっきとしたバンド名。
ベテランドラマーの鶴谷智生さんが若手ミュージシャンの白井アキトくん(Pf)、山本連くん(Bass)と組んだピアノトリオ。
そのバンドの初ライブは昨年行ったんですが、ライブ後にレコーディングされたアルバムがいよいよ発売となりました。
そして先日ゲット!!
嬉しい!!


さっそく我が家の唯一の贅沢品、Bang&OlufsenのCDプレーヤーにて音を鳴らしてみました。
おおおーーーーーーー。
なんて言うんでしょうね。
レコーディング中の空気感やアイコンタクトや呼吸まで感じられるようなCD。
あの広島のLive Jukeでのライブが蘇ります。
まさに大吟醸!!

一献献上
白鶴山
キングレコード

 

聴けば聴くほど元気がもらえる。
思わずニヤニヤしてきてしまう音楽です。
いいわー。


広島のライブでも圧倒的な空気感を作り出した「終演の日」(Meditatation)。
込み上げてくるものがあります。
あの伝説のライブに立ち会えた偶然に心から感謝したいです。


白鶴山にまず感じるのは「和の心」。
鶴谷さんのドラムに感じる和太鼓っぽいスピリッツ。
瞑想の世界に入れるような集中力。
そして自由さ、若さ、楽しさ、開放感。
難しいことを知らなくてもただどっぷりと浸かれるサウンド。
このバンド、日本のトリオバンドとしてぜひ世界に羽ばたいて欲しいですね。


バンドを始めてそこそこ経ちますが、自分でも何枚かCDを作ってきてその難しさや大変さがわかるだけに、こういう素敵な作品に出会うと嬉しくてたまらなくなります。
白鶴山の皆さん、特別出演の皆さん、エンジニアの皆さん、良い作品を作って下さってありがとう。


今日からまた頑張ろうって思える。
音楽ってやっぱり素晴らしいです。


白鶴山は現在アルバムの発売に合わせてツアー中です。
各地で白鶴山旋風を巻き起こしておられるようです。
広島ライブはツアーファイナルの7月23日、Live Jukeで開催。
ライブがとっても待ち遠しいです。
良かったら皆さんもご一緒に白鶴山のライブに行きましょう!!




Shoroeder-Headz『Synesthesia』

2014-03-22 | おすすめCD

土岐麻子のライブで初めて知ったピアニスト渡辺シュンスケのソロプロジェクト、Schroeder-Headz。
今日はMUSIC CUBE 14のアリスガーデンの無料ステージでのライブがあるということで行ってきました。 
30分のステージだったんですけどね。ちょっと遅れたので聞けたのは20分。
でも予想以上にパワフルなサウンドが聴けてゴキゲンでした。
2月発売の新譜とTシャツをゲットしました。

これは収録曲の1つでBlue Bird 



ピアノのタッチがしっかりしてるところが好きなんですねー。

Synesthesia
Schroeder-Headz
ビクターエンタテインメント


新譜のジャケットは『謎解きはディナーの後で』の本などの挿絵でもおなじみの人気イラストレーターの中村祐介氏。曲名がイラストの中に登場してるところが特徴ですね。ジャケ買いもアリですね。どの曲も全部気持ちいいーーです。


あーー私やっぱりピアノ好きだわーー。
しばらくはヘビーローテーションになりそうです。



土岐麻子

2013-06-24 | おすすめCD

友達のKちゃんがずいぶん昔に送ってくれた音源がひょっこり出て来たので土岐麻子を聴いてます。
土岐麻子を知ったのはCymbalsから。Cymbalsは『FUDGE』というファッション雑誌に紹介されていてたまたま『Well- done』というアルバムをCDショップで購入したのがきっかけかな。おしゃれで疾走感のある楽曲とボーカルの土岐麻子のプラスチックみたいな声が可愛くて気に入ってよく聴いてました。 



これが2001年のアルバムだったんだけど、Cymbalsはそれから3年後に解散。
なんだかなーーと思ってたところに土岐麻子ソロデビューということで、2005年に発売された『Debut』というアルバムの音源でした。

Debut
土岐麻子,いしわたり淳治,リン・ホブデイ,クリヤ・マコト,大石学
AMC受託その他メーカー


なかなか可愛いくてステキです。
アルバムの1曲目の『ロマンチック』はキリンジの堀込高樹さんの作曲。ドラムが鶴谷智生さんというのも嬉しい。間奏のソロが光るローズのエレピはクリヤ・マコトさん。



バックミュージシャンがこれだけ一流というのも贅沢で聴き応えのあるアルバムですね。You Tubeでいろいろ見てたら、こんなカバー曲も。



う~~ん、オシャレ!!
午後のお昼寝にぴったりの癒しヴォイス。

ニューアルバムも出たらしい。
めっちゃ気になります。

HEARTBREAKIN' (AL+DVD)
rhythm zone
rhythm zone

 
 


Gregory Privat(グレゴリー・プリヴァ)

2012-08-29 | おすすめCD

Gregory Privatという人のアルバム。タワレコの試聴器でひと聴き惚れ。
現在超ヘビロテです。どこにいくにも聴いてる。

Gregory Privat(グレゴリー・プリヴァ)
カリビアン・ジャズ・ピアニストのグレゴリー・プリヴァは1984年、マルティニーク生まれ。彼の父親ホセ・プリヴァはカリビアン・グループ、“マラヴォワ”のピアニストで家では父の音楽の影響を受けて育つ。16歳になり高校に入ると作曲を始めるようになり、それまでやっていたクラシック・ピアノを捨て、 ジャズや即興音楽に興味が移行。その後、フランスのトゥールーズの工業高校に通う傍ら、グレゴリーはジャズ・クラブでソロやトリオでのライヴ活動を開始。 そして運よく2005年には、現地マルティニークのジャズ・フェスに出演。卒業するとグレゴリーは、パリのジャズ・シーンで活動することを決意。そこで ベースのジャン・エマニュエル、パーカッションのウィリアム・ドゥベとともに“TrioKa”というグループを結成。カリブの伝統的な打楽器“KA”を用 い、ジャズやカリビアンのメロディを融合させた音楽を展開。パリではベゼ・サレ、ニュー・モーニング、デュク・デ・ロンバルド等のジャズ・クラブを活動の 拠点に置き、それがこのファースト・アルバム『Ki Kote..』に結実した。
タワレコオンラインショップHPのアルバム紹介より)

Amazonでもまだ取り扱ってないみたいですね。
かなりいい。オススメです。



ね?めちゃカッコいいでしょ???

こういうクラッシック上がりの基礎のしっかりした人のピアノの音がとっても好きです。
あードーパミン出るわ~(笑)。




HELLO

2011-06-09 | おすすめCD

引き寄せの法則に寄れば、自分に起きてくる出来事や、自分に見えている世界は全部自分が創り出していると言う。
だとしたら、私の状態は絶好調とはいかないかも・・。
連日の震災後のニュースや原発のこと。
パブリックなこともプライベートなことも、明るい話題を探そうにも、なかなかそっちにアンテナが立たない。

「ホ・オポノポノ」でも唱えて、いい音楽を聞いていい香りで部屋を満たすとかしかないよね。

ということで、ただ今CDで聴き始めた私のお気に入りの1曲は、トリスタン・プリティマンの『HELLO』。映像はこちら。



トリスタンは、昨年暮れにジェイソン・ムラーズと婚約したらしい。
これは知らなかった!!(驚)
この曲で、「ねえ、あなたのことが頭から離れないの 何時間もずっと・・」って歌ってるのは紛れもなくジェイソンのことなんだろうねえ~。
あーー恋っていいね。

トリスタンは前に来日した時もジェイソンのことを話してたから、長く愛を育んでの結婚なんだな~~。
2人とも大好きでお似合いのカップルと思う。素直に嬉しい。

こういう気分も時には大切♪
恋しよう~~。



Eddie Higgins(エディ・ヒギンズ)

2011-03-03 | おすすめCD
魅せられし心
エディ・ヒギンズ・トリオ

ヴィーナス・レコード

先日オルガニストの吉田仁美先生に貸してもらったオススメCDの中の1枚。「面白いでしょ?家ではこんなんばっかり聴いてるのよ。」って先生談。

エディ・ヒギンズというジャズピアニストを全然知らなかったんだけど、この音にすっかり魅了されてしまいました。一緒に借りたビル・エヴァンスもオスカー・ピーターソンも確かに良いけど、ヒギンズのピアノはとっても楽な感じがいいですね。

ジャズはホントに門外漢だけど、ジャズってカテゴリーにとらわれずに好きなら聴けばいいんですよね。
この音しばらくヘビーローテーションになりそうです。