カリフラワーズのアルバム『ラヴ★レターズ』を聴いた。
この前、モアリズム(by カリフラワーズ)のナカムラさんとピストンさんと付き人の学生の吉田くんが広島に来た時に、
買うって言ったのに「泊めてもらうから」とプレゼントしてもらったアルバム。
ベースのタケさんの遺作となったこのアルバムは、愛の言葉で満ちている。
(ナカムラさん自身によるライナーノーツはこちら)。
ゆっくり落ち着いて聴きたいと思って、なかなか聴けずにいた。
歌詞カードを読みながら、歌を聴きながら、ちょっと泣けた。
熊本人の代表みたいな性格のナカムラさんが歌にする、不器用な男の気持ちは、きっと多くの男の人の本音だったりする。
人って心の中には他人に話せないいろんな物語を持っている。
そんな世界のわかる人にぜひ聴いてもらいたいアルバムです。
ボーナストラックに納められている熊本弁の歌も必聴です(笑)。
君へ
アルバムがひとつ出来上がりました。
嬉しいような寂しいような複雑な心境です。
この作品は、真実と嘘と、純粋さと汚さと、
信頼と裏切りと、愛と憎悪をうたったカタワな僕の、
これまでの半生を綴ったものです。
こんな男も居たことを憶えていて欲しい、
そんな気持ちを込めてうたいました。
少しの間、ともに歩いてくれた君に、
何もしてあげられなかった僕からの感謝の意と共に、
この恋文達を送ります。
追伸
思い出すの、たまにでいいよ。
(前書きより)