今日はギタリスト梶原順さんのLiveに行きました。
『梶原順 Live 2009 瀬戸内旅情 薬研掘編』
今回はバカボン鈴木さん(Ba)、鶴谷智生さん(Dr)とトリオでのツアーということで、超楽しみにしていたライブでした。
今回も期待通り、いや期待を大きく上回るスッバラシイライブでした。
それでは軽くライブレポしますね。
今日のLIVE Cafe Jiveも軽く満席。
開演10分前に駆け込むと順さんファン友達の神戸のこまきさんやmihanaさん達は一番前のかぶりつき席にもういらっしゃいます。同じく時々見かける順さんファンの皆さんたちに軽く会釈をしながら席へ。
ライブに誘った砂原くんも仕事帰りに駆けつけ開演にギリギリセーフ。
ほどなくバカボンさん、鶴谷さん、順さんが次々にステージへ。
そして曲スタート。
順さんの『EVER』や『You Make Me Smile』やJとBの『GIFT』などCDの曲、J&B時代の曲が次々に演奏されていきます。
おなじみの曲がライブならではの違う顔で毎回登場するのもライブの楽しさですね。
順さんのCDは我が家のBGMランキングTOP1。
毎日聴いてヘビーローテーションのはずなんですが、今日のライブはセットリストを覚えてなくてごめんなさい。
曲名がわかったらまた追加しますね(笑)。
順さんの長年のパートナーだったギタリスト、ブッチャー浅野さんこと浅野祥之さんが他界されたのは2年前の4月。それは突然のことでした。
仕事、音楽、人生を共にしてきた一番のパートナーを亡くしてしまった順さんに、浅野さんの告別式の席で「一緒に何かやろう」という言葉で励ましてくれたのがバカボンさんと鶴谷さんだったそうです。
そのお二人と念願の初のライブツアー。
順さんが若手2人と組んだ梶原順Trioの演奏は何度か観ましたが、年齢的にも経験的にもより近い順さん&バカボンさん&鶴谷さんの3人のトリオはバランスが良くてまたとっても素晴らしかったですね。
なにより順さんがすごく楽に自由に演奏されてる感じが良かったなあ。
11日間のツアー中日でバンドはサイコーのコンディション。
テンション的にもグルーブ的にもいい感じに馴染んでいる様子でした。
何たって順さん開口一番「サムイデース」(←変な外人風)だもんね。
こんな順さん初めて(笑)。
この3人のサウンドの何が素晴らしいかって1つ1つが「確信」に満ちた音なんですよね。
もうどんどん演奏に引き込まれて凄すぎて、途中で思わず涙が出てしまいました。
バカボンさんの安定したグルーブとダイナミックレンジの大きいギター速弾き並のソロ。鶴谷さんの遊び心いっぱいのドラミング。そしてその2人に支えられた順さんのいつになく自由なプレイスタイル。
大人でお茶目な3人が心行くまでに音楽で遊んでるという楽しい時間に、私たちもすっかり浸らせてもらいました。
「トリオには宇宙がある」というのは順さんの名言ですが、それをまた感じてしまうライブでした。
あの「悲しみの恋人たち」をまさかトリオで演奏できるなんて!!(ホントにすごかったですよ~~)。
2時間半のライブはあっという間。
もっともっと聴いていたいとそこにいる全員が感じたライブだったと思います。
順さん、バカボンさん、鶴谷さんホントにいい時間をありがとうございました。
あ~~あと3時間くらい見ていたかったよーー。
明日がレコーディングじゃなかったら、尾道なんて確実に追っかけをするところです。
終わってから砂原くんと「なんでこんなすごいライブを(バンド仲間で)私たち2人だけしか見てないんかねーー?」言い合いました。
ここを読んでるあなた!!次のライブはぜひご一緒しましょうね!!
さてそんなこんなですっかり元気をもらった私!!
明日からいよいよPeppermint Leafレコーディング突入です。