今日はピアニスト辻井伸行さんのショパン・リサイタルに行きました。
結構以前から楽しみにしていたピアノリサイタル。
期待を大きく上回る素晴らしいリサイタルでした。
まだツアー中なのでネタバレしない程度に感想を書いてみます。
今日の演奏曲目(プログラムより)
3つのワルツ(華麗なる円舞曲)作品34
ワルツ第2番 変イ長調 作品34の1
ワルツ第3番 イ短調 作品34の2
ワルツ第4番 ヘ長調 作品34の3
12のエチュード 作品10
第1番 ハ長調
第2番 イ短調
第3番 ホ長調「別れの曲」
第4番 嬰ハ短調
第5番 変ト長調「黒鍵」
第6番 変ホ短調
第7番 ハ長調
第8番 ヘ長調
第9番 ヘ短調
第10番 変イ長調
第11番 変ホ長調
第12番 ハ短調「革命」
4つのバラード
バラード第1番 ト短調 作品23
バラード第2番 ヘ長調 作品38
バラード第3番 変イ長調 作品47
バラード第4番 ヘ短調 作品52
辻井さんの演奏はTVやネットでは聴いたことがありましたが、生演奏は初めて。
満席の大ホールでの第一音は「思ったより小さいかな?」
・・と思ったのも束の間。あっという間に演奏に引き込まれました。
3曲のワルツはほとんど続けて、さらに再登場の12のエチュードはなんと全曲連続演奏。ただただ圧巻でした。
一台のピアノという楽器がこれほどまでにいろんな音色を出すのかということ。
そしてピアニッシモからフォルティッシモまでなんとも表情豊かな演奏。そしてものすごく速いパッセージを美しく奏でる指先。その集中力。
目が見えないということを感じさせない、というより目が見える私よりはるかに正確に音と鍵盤を捉えるその技術力の高さと安定感にもうため息ばかりでした。
これだけの演奏の後ろにどれだけの努力があったのかと思うと・・・。
私ももっともっと練習したいという気持ちになりました。
アンコールでは泣いてしまいました。
本当に素晴らしい時間を過ごせました。
この感動を伝える言葉が見つからないのがもどかしいですね。
また機会があれば必ず聴きたい。
やっぱり音楽は生がイチバン!!
大好きな大貫妙子のアルバム。リリースから半年。ようやくゲットしました。
ファンとは言えないね(笑)。
いろいろ自分のことが終わって、落ち着いてゆっくり聴きたかったからなんだけど。
先日から早速ヘビロテです。
全体的にまるでアナログレコードのような深い音。
よくCDでこんなストイックな音が作れたものだと感心します。
日本レコード大賞の優秀アルバム賞もゲットした作品。ター坊のアルバム全般に言えることだけど、このアルバムも間違いなくずっと聴き続けるなあ・・と思います。
普段から聴く音楽って思ってる以上に心や身体に影響する。
ター坊の音楽を聴くと、丹精込めて作られた野菜で作られた手作りのお料理を食べた時のような気持ちになる。
いつもいいアルバムを作ってくれて心から嬉しい。
アルバムの紹介をされた小松亮太さんのブログ記事。
私も頑張ろう。
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