「響き」に革命を起こすロシアピアニズム~色彩あふれる演奏を目指して~ | |
大野 眞嗣 | |
ヤマハミュージックメディア |
レクトの蔦屋書店をウロウロしていていて、たまたま見つけた本。
ロシアのピアノ奏法には以前から興味があったので買ってみました。
内容は、
『現在世界中で、ロシアピアニズムの流れを汲んだピアニストが活躍している。ではロシアピアニズムとはいったい何なのか?その特徴は?奏法は?約30年にわたりロシアピアニズムを研究してきた著者によるロシアピアニズム入門。口コミが口コミを呼ぶ超人気ブログ「大野眞嗣ロシアピアニズムをつぶやく」より大幅に加筆・修正をしたピアニストに衝撃を与える一冊!」
(帯より)
まだまだ途中ですが、ピアノをやっていく上で大事にしたいことを再確認できるような本です。
ピアノを弾かれている方は是非ご一読されるといいと思います。
私が高校時代に強く影響を受けた、当時の作陽音大の客員教授だったジャン・ミコー先生。
私のピアノの野崎陽子先生が作陽音大の出身で、ミコー先生の九州での演奏とレッスンをアテンドされたおかげで、先生から直々に貴重なレッスンを受けることができました。
先生には手の形、ピアノの音の出し方から脱力の方法、そして楽曲の解釈、曲想、表現方法から指使いに至るまで細かく指導をうけました。
その時に紹介された本はこちらの本。
ピアノ奏法の基礎 ジョセフ・レヴィーン 中村菊子/訳 | |
中村 菊子 | |
全音楽譜出版社 |
ジョセフ・レヴィーンは1874年生まれのロシア人のピアニスト。
ピアノ奏法について書かれたこの小さな本は私のピアノとの向き合い方を変えてくれました。
当時からロシアのピアノ奏法というのにずっと興味があったので、「ロシアピアニズム」をまとめた今回の大野さんの本はとても役に立ちそうです。しっかり読んで身につけようと思います。
ところで。
私の多感な高校生の頃に出会ったピアノの巨匠、ジャン・ミコー先生。
どこかに紹介記事はないかとネットで調べてみると、なんと94歳でまだお元気でピアノを弾かれているということ。
素晴らしい〜〜〜!!
Facebookページもありました。感動〜〜〜〜!!!
https://www.facebook.com/jeanmicault/
先生にお会いすることは叶わないかもしれませんが、これからも先生に教えていただいたことを心に留めて頑張っていこうと、さらに気持ちを新たにできました。頑張ります。