Peppermint Leaf 10周年記念ミニアルバム『アイノアメ』でもお世話になった、ギタリスト梶原順さんのSolo Live & Talk が開催されるということで、Yise(ワイズ)ミュージックカフェ&バーに出かけました。
Yiseは以前はスピークローというお店でしたが、経営が変わったようです。
以前ここに来たのは同じく順さんとゲレン大島さんとのユニットcoco←musicaのライブ。
とっても久しぶりでした。
今回は、コロナ対策ということで入り口での体温チェックや問診もあり、スタッフの方々もマスクにフェイスガードにゴム手袋、座席も一つずつ間を空けてと、細心の注意を払ってのライブ開催でした。
ちょっとだけライブレポします。
今回は順さんの完全ソロライブ。
順さんによればこのように完全にソロでライブをやるのは、長い音楽生活の中で実は初めてということでした。
コロナ禍で外出自粛になってライブ活動も全くできなくなった状態から、自宅で配信ライブを始めてみようと思われた経緯、このスタイルでライブをしてみようと思われたこと、など。
順さんのそのままの飾らない言葉で話された後、ご自分で用意されたパソコンのバックトラックに合わせて、全てアコースティックアレンジでのライブを聞かせてくださいました。
今回は主に70〜80年代のカバー曲だけを集めたライブ。
私にとっては順さんのオリジナルが1曲もない順さんのライブも珍しいなという感じです。
1曲めはEarth, Wind & Fire の「In the Stone」。
ちなみに原曲はこちら。
これをアコースティックギターで演奏できるのね〜って驚きです。
あとは、バラード曲あり、ディスコ曲あり、日本の曲あり、、、。
途中に休憩を挟んでたっぷり2時間半のライブ。
どの曲も順さんのアレンジが心地良くて、あっという間の至福の時間でした。
1曲1曲、順さんの楽曲解説を聴いて、ライブを聴くと、これまで、たくさんの音楽家たちが作ってきた音楽の歴史がドーンと迫ってくるようで、私もその中にささやかだけれど参加させてもらえてるんだなとありがたい気持ちになりました。
音楽との向き合い方、お客さまとの向き合い方、、、ect、順さんの音楽を聴いていると、いつも自分自身のセンターに戻れる気がします。
今の日本は新型コロナの第二波がやってきていると言われています。
この状態がいつまで続くのかそれは誰にもわからない。。。
それに伴って、音楽のスタイルやライブのスタイルも、大きく変わっていくことでしょう。
生ライブよりも配信ライブの方が増えるかもしれない。
ライブというエンターテイメントのスタイルそのものが大きく様変わりするのは間違いないことです。
だけど、どんな形になろうとも、変わることのない自分の中で大切なものをこれからも発信し続けていきたいと思っています。
私は私なりのペースで、私なりのスタイルで、やっぱり愛する音楽を愛する人たちと分かち合いたい。
より一層そんな気持ちにさせてもらえました。
順さん、ありがとうございました。
私も頑張ります。