ルーテル教会の立野先生にお声かけいただき、
牛田教会で開催された「3・11チャリティーコンサート」に出演させていただきました。
3・11チャリティーということで選曲は色々迷ったんですが、
今回はピアノ独奏ということで、自分の好きなクラシックの曲を演奏させていただくことにしました。
準備した曲は、ドビュッシーのピアノ曲。
「アラベスク」1番、2番
「月の光」(「ベルガマスク組曲」より)
の3曲。
耳馴染みもよくBGMなどでもよく使用される曲なので知っている人も多い曲ですが、生演奏を聴くのは初めてという方も多くて、ちょっぴり緊張する演奏でした。
私の演奏の後は、牛田教会のくすのき合唱団の「ああ十字架に血をながせし」(J・ゴス作詞・作曲)の合唱がありました。
聴きながら色々なことを思いました。
東日本大震災で被災された方、津波や火災で亡くなった人の中にはたくさんの音楽家や音楽愛好家の方もおられたはず。もしかしたら、その方たちではなく私だったかもしれない命。その方々が天国へ召されて自分が地上にいるということは、地上でまだまだ自分の役目があるのだなと思います。
一瞬一瞬を感謝して、自分の精一杯を生き尽くそう!!
改めてそう思いました。
弾かせてもらったピアノは1960年製のYAMAHAの「レイモンドモデル」というそう。
牛田教会に寄付され昨年オーバーホールされたものだそうです。
そのような珍しいピアノを弾くことができて感謝です。
今回のチャリティー募金は、ACTを通じてトルコ・シリア地震の被災地に送られるそうです。
被災地の方々に支援の手が届きますように。
ご来場の皆さま、関係者の皆さまありがとうございました。