台風10号が去った後、スケジュールを調整して実家の熊本に急きょ帰省してきました。
今年はお正月に帰ったきりコロナ禍で一度も帰省できなかったけれど、そろそろ第二波も落ち着いているみたいなのでちょっとだけ母親の顔を見に。
故郷に対しての思いは、年とともに変わります。
大学で実家を離れて一人暮らしを始めたばかりの頃は、故郷に帰るのはちょっと気恥ずかしい気持ち。
それから何度も帰省しているけれど、その度に故郷には違った印象を持ちます。
結婚してから帰る故郷、出産のために帰る故郷、父親を看病するために帰る故郷、父親が亡くなって遺品の片づけに帰る故郷、震災被害の後の故郷、、、
泣いたり笑ったり、刻々と変わる毎日に感情が揺り動かされる自分。
そして、その時々の自分の感情をしっかりと広い心で受け止めてくれるのが故郷。
八代の広い空を見上げながら「いつもありがとう」と言う気持ちになります。
Peppermint Leaf の「おかえり」はそんな気持ちを曲にしたもの。
「辛い思い出しかなかったと思っていた
それなのにこの町は優しく私を迎えてくれた」
故郷ではちょっとだけ同級生にも会えました。
普段は遠く離れた海外に住む友人と、7月の豪雨災害で被災してしまった友人。
ただただ、、元気でいてくれて嬉しかった。
あたり前のようであたり前ではない奇跡を、あらためて噛み締めています。
そのことを書くとまた泣きそうになるのでまたいずれ。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます