ピアニスト小室響さんのデビューアルバムのレコ発ライブがあると言うので、Live Jukeへ。
小室響TRIOとして活動している、)小室響(Pf)、高木祥太(Ba)、山田玲(Dr)に、
ゲストメンバーの安藤康平(Sax)、井上銘(Gt)、大山渉(Tp)を迎えてのツアーライブ。
めちゃくちゃ盛り上がりました。
ライブは、もう本当に皆さん演奏技術が高くて、しかも予定調和ではなくて攻めまくっていて、
かといってカオスではなくて、、、これぞジャズだわね、って感じでした。
アルバム収録のオリジナル曲が中心のライブでしたが、アンコールではジャズのスタンダードも聴かせてくださいました。
私は小室響さんの楽曲の美しさとピアノプレイに釘付け。
ものすごく難しいことをしてる風には見えないのに、そう来るか!?というボイシングやスケール。
優しく丁寧な弾き方で確信のある音で、ピアノの響きを大切にしたプレイスタイルでした。
オリジナル曲も変拍子やトリッキーな構成が散りばめられていて聴きどころがたくさん。
コード進行などもオシャレ。
アドリブソロの構成もとっても勉強になりました。
私も参考にできるところはどんどん真似してみようと思います。
私の好きな現代のアルゼンチンや北欧のピアニストのプレイスタイルや音選びにも近いなあと思います。
ほんとカッコ良かったです。
小室響さんについて私はあまり知らなかったんですが、King Gnuの「白日」のMVでもピアノを弾いてる人だそうです。King Gnuや米津玄師、あいみょんなど最近のJPOPのサポートメンバーは、若手で音大出身のミュージシャンが多くて楽曲の底上げに繋がってるなーと思います。
サックスの安藤康平さんはWONKのサポートメンバーでもあるし、ベースの高木祥太さんは土岐麻子のアルバムで名前を見て知ってました。
Peppermint Leaf の10周年記念ミニアルバムにもサポートしていただいた大好きなギタリストの梶原順さんや、ソロアルバム『Retrospective』でお世話になったドラマーの鶴谷智生さんも、いろんな方のバックサポートのお仕事をされていますが、どんなお仕事の演奏でもそれぞれの人柄が感じ取れます。
私がCDを買うのが好きなのは、ずっと時間が経った後で、
「この曲のギターって誰が弾いてるんだろう」とか、
「このドラムってめちゃカッコいいけど誰が叩いてるの?」って気になった時に
ブックレットのクレジットで名前を探すことができるからなんですね。
へえ、この人が演奏してたんだあ、って意外な人の名前を見つけて嬉しくなることはよくあります。
ここをお読みの皆さんも、良く知ってるアイドルの聴き慣れた曲のギターやドラムが、
実は、順さんや鶴谷さんが演奏されてたなんてこともあるかもしれないですよ。
ライブ終了後は、誘ってもらったTさんやそのお友達の皆さんとちょっと談笑。
Tさんは井上銘さんの熱心なファンでもあり、おかげで私も銘さんと少しお話しできました。
鶴谷さんのブルースアレイでのバースデーライブと八代のライブハウスZでもお会いしているので、それを言うと、「わ〜〜三輪さんですよね、久しぶり〜」と。
覚えてもらえてて嬉しかったです。
レコ発ライブということで、お約束でアルバムを買って帰りました。
早速ヘビロテ中です。
ここのスケールはどう弾いてるんだ〜?って研究しながら聴くのもまた楽しみの一つ。
うまくいったら次のライブでは小室響的なソロを弾けるかもしれません。なんてね。
小室響TRIOの皆さんは、来月5月4日に三原のポポロで開催される、
SETOUCHI JAZZ CASTLE ’22
にも急遽出演が決まったそうです。
気になる方はチェックしてね!!!
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