大学時代には心理学を勉強していました。
みなさんは心理学をどういう学問と思ってるかわかりませんが、実は入ってみたらいろんな「人体実験」があります。
実験と言っても、電極をつけたり心電図をつけたりする専門的なものではなく(一部にそういうのもあったけど)、学部レベルの実験は被検者の人にいろんな作業をしてもらって、その後にアンケートに答えてもらい結果を統計処理するというものがほとんど。
その時に「実験群」と「対照群」というのを分けて、その「刺激」が結果に反映してるかどうかを結果の「差」で確認するわけです。
そこで意外に大切なのは「対照群」。
つまり実験前と実験後が1から5に変わったとしても、対照群が1から3に変わったら、その「刺激」の効果は「2」ですね、ってこと。
実は昨年くらいからなんだかモヤモヤ思うところがありました。
以前は好きだったものがそれほど好きではなくなり。
以前はいいと思っていたものがそれほどいいと思わなくなり。
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方 | |
ちきりん | |
ダイヤモンド社 |
ちきりん『自分の時間を取り戻そう』。
この本を読んでその結論が出ました。
つまり、自分のスピード(傾き)が上がったためでした。
キーワードは「生産性」。
生産性の低いものや人にまったく興味を持てなくなってしまったのです。
人生でやりたいことは山ほど。
元々人生に欲張りな性格。
足を引っ張られるようなものに気を取られている場合ではない。
「自分の時間を取り戻す」とは「自分の人生を取り戻す」ということ。
自分の人生は丸ごと自分の責任。
人のせいにしたり、社会のせいにしたり、周りのせいにしたりして愚痴をこぼしながら生きるのはまっぴら。
明らかに時代のスピードは上がっています。
時間に追われ息切れしながら生きるのをやめて、生産性を上げてゆとりを手に入れる。
その先に見えてくるものに焦点を当てて今やることを選択していきたいです。
「実験群」になるのか「対照群」になるのか。
選ぶのは自分次第。
私はやっぱり「実験群」として「刺激」をどんどん受けてどんどん変化する人生がいいですね。
そのためにはパワー全開!!
音楽も人生も全力で頑張ります!!!
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