「私という運命について」 白石一文 読みました。
29歳の女性が、仕事や恋愛でさまざまな経験をし、
自分の人生とか、運命について、
考え、悩み、40歳までの出来事を描いた物語。
彼女が数々の出来事に面し、選択してきたことは、
自分の意思でもあり、運命でもあった。。。
自分の力ではどうにもならないことにも、ぶつかるけれど、
そんな時に、どう考えたらいいのか。。。。
いろいろ考えさせられて、じわじわと心にしみてくる。
最初から、引き込まれ、夢中になってしまった。
実際にあった事件や出来事が語られているので、
リアリティーがあるのだけど、
ラストでは、不思議な出来事が起こったりして、
思わず涙。。。
ずっしりと、中身の濃い、感動できる物語です。
そして、美しい場面が多いので、
映画化してもいい感じになりそうかなって思う。
女性の物語なんだけど、
男性にも違和感なく読んでもらえそう。
お盆休みに、いかがでしょうか? おすすめです。
彼の本は、どれも、心に響いてくるので大好き。
時々読みたくなる、作家さんです。