★「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」を見てきました。
若き理髪師ベンジャミン・バーカー(ジョニー・デップ)には、
美しい妻と可愛い子供がいたのだが、
悪徳判事ターピンの罠にはまり、バーカーは無実の罪で投獄され、
妻子は不幸な道をたどることになる。
そして15年後。。。
バーカーはスウィーニー・トッドと名を代え、復讐にやってきた。
剃刀で首を掻き切るゾクリとするシーンや、
人肉のパイ、という恐ろしい発想。。。
残酷で、猟奇的で、血まみれのシーンが多いのだけれど、
ミュージカル仕立てで、楽しくもあり。。。
恐怖心はそれほど煽られなくて、軽妙なホラーとなっています。
そして、オープニングの映像がステキでした。
ダークグレイのバックに赤い血が鮮やかにしたたり流れ落ちていく様は、
美しく、怪しさたっぷりで、うっとり。。。
暗い街の風景や、衣装は、ある意味、メルヘンチックでもあり、
どっぷりと、この映画の物語に浸れました。
さすが、ティムバートン監督とジョニー・デップのコンビ、
私好みの映画でした。